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実習

分類学実験が開講されました②

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海岸で採集した生物を,実験室に持ち帰ってじっくり観察します.



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分類群ごとにバットにわけ...



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種を同定します.「白浜の海岸生物観察ガイド」が大活躍です!



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最終的に,藻類を併せて107種がリストアップされました.

100種越えです!すごい!ちょっと同定が不安なものもありますが,

コンディションが悪い中,短期間でよく頑張りました!



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学生がいなくなった実習室.なんとなくセンチメンタルです.

来週は,山で野外実習です.海に山に,自然制覇を目指します.


分類学実験が開講されました①

2016年8月18日~19日にかけて,分類学実験を開講しました.

水戸市から東へ車で40分ほどの「平磯海岸」に出向き,

そこの生物を観察するというものです.いわゆる磯観察ですね.



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10時頃の干潮を狙って,朝一で大学を出発.

いい感じの時間に海岸につきました.



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平磯海岸は,このような転石帯がいい感じに広がっていて,磯観察向きです.

実はこの日は台風の余波で波が高かったのですが,

うまく波が入ってこない地形になっていて安全でした.



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めいめい,磯観察に励みます.



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転石をひっくり返すとこんな感じ.

ゴカイの棲管,海綿,石灰藻,ヒザラガイなどなど.

なかなか多様性が高そう!



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さて何が採れたのでしょうか?


臨海実習

今年も臨海実習の季節ですね.

その宣伝ポスターは,もはや夏の風物詩といっても過言ではないでしょう.

また今日も,一通のポスターが.

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瀬戸臨海で一緒だった藤本さんの勤め先の臨海実習のポスターです.

実に攻めています.素晴らしい.

この生物達の正体が知りたい方は,是非浅虫に行かれてみてはいかがでしょうか.

詳細は以下の通りです.ウェブサイトから抜粋しています.

http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/asamushi/cn44/pg708.html

Aコース:北の海,潮間帯の生態学(9月15日-22日)
Bコース:ウニ,ヒトデ,クラゲの発生学(9月15日-21日)
上記の2コースを開催します。コースの詳細については、A,Bコース案内をご覧ください。
「海洋生物学及び実習II」または「海洋生物学及び実習 III」の単位を取得することが出来ます。詳しくは「単位について」をご覧ください。

実施場所
東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センター

対象学生
国立・公立・私立大学の生物学関連学科に所属する学部2-4年生

定員
Aコース15名,Bコース12名
参加希望者が定員を超過した場合は、本学部において参加者を決定します。

参加費用
一日約 2,000円(食事実費)がかかります。

学生宿舎に宿泊しますが、宿泊費は免除されます。授業料は徴収しません。

締め切り
所属大学教務係を通してお申し込みください。東北大学理学部教務係7月22日必着。

単位について
単位互換制度による特別聴講学生として受け入れを行います。大学(学部)間交流協定を締結している大学において、単位が出るため、単位の有無については、所属学科の教務係に問い合わせてください。

応募書類
1.特別聴講学生願書(別紙様式)
2.学部長推薦書(別紙様式)
3.成績証明書
4.写真(上半身、無帽、正面向き、6cm×4.5cm)1枚
5.学生教育研究災害傷害保険に加入していることを証明するもの及び学研災付帯賠償責任保険(学研賠)に加入していることを証明するもの(コピー可)
6.他大学の公開臨海・臨湖実習受講歴(別紙様式)

応募書類送付先:東北大学理学部総務課学部教務係
〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3
TEL 022(795)6350
問合せ先
〒039-3501 青森市浅虫坂本9番地
東北大学大学院生命科学研究科
附属浅虫海洋生物学教育研究センター
Tel 017-752-3388 Fax 017-752-2765
E-mail:asamushi@grp.tohoku.ac.jp (@を半角に変えてください)
Web Site: http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/asamushi/

以上です.この他,日本各地で臨海実習が行われています.

この夏は,海洋生物とめいっぱい戯れてみてはいかがでしょう?

http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/smbl/osirase/h28koukai_natsu1.html

http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/smbl/osirase/h28koukai_natsu2.html


2015年9月7日~9月12日 大阪大学「臨海実習」⑦

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阪大の臨海実習,最後は選択課題の結果発表です!

二日間で自分たちで考え抜いた成果を満を持して発表します.



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巻貝の生理実験について,



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ウニの受精とpHの関係について



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そしてフナムシの行動実験について,

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一つ一つ詳しくはみませんが,



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皆さん本当に頑張って発表してくださいました.

私が学部生(しかも一,二年!)の時,同じようにできたでしょうか?



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聴衆からも様々な質問が飛び,予定時間を大幅に過ぎるほど議論が白熱しました.

お疲れ様でした!

 

 


2015年8月28日~9月4日 京都大学臨海実習第一部+四部+公開臨海実習「自由課題実習」~番外編~

そういえば,京大の実習でなかなか面白い生き物たちが得られたのでご紹介いたします.



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キクメイシモドキでしょうか?畠島の内湾側で見られました.

なんだか個体同士が離れている印象.



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トックリガンガゼモドキ.

最近発見した畠島の棘皮動物ゾーンにいました.

ガンガゼに似て,体の反口側真ん中の肛門が突出していますが,

トゲがよりふと短く,白黒の縞模様になっているのが特徴です.



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そして最近発見した面白生物はこれ!

ヌノメイトマキヒトデです.

最近まで畠島には本種はいないといわれていたのですが,

よーく他種と比較してみると,どうやら分布している事が分かったのです.



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こちらは近似種のトゲイトマキヒトデ.

体の真ん中たりに,細い白いスジのようなものが五角形の模様を作っているのが,わかりますか?



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対してこちらはヌノメイトマキ.

前者のような筋構造がないことから区別できます.
 

おそらくこの二種は私が瀬戸に来た頃からずっと同所的に生息していたと思うのですが,

最近になって意識してみるまでは,別種と気づきませんでした.


 

とある先生の,「これは別種じゃないの?」の一言で詳しい同定に踏み切った次第です.

先入観は恐ろしいものですね.



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打ちあがってしまったモミジガイ.

本来砂に潜っている種ですが,おそらく弱ってしまったのでしょう.

体がややボロボロになり始めていました.



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イソアワモチ.白い筋のようなものは彼らの糞で,

これを辿っていくと,岩の表面に擬態している彼らのところにたどり着くことができます(笑)



そんなこんなで,意義深い畠島探索でした!


2015年9月7日~9月12日 大阪大学「臨海実習」⑥

 

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フナムシの他にも,様々な実験が行われました.

こちらの白濁液はナガウニの精子の懸濁液です.

ウニの発生におけるpHの影響を調べてるのが目的で,

何個体も使ってウニの放精放卵を促しています.
 

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こちらは巻貝の出殻反応実験.

大阪市立大学の実習でも行われていますが,

様々な塩組成の液に巻貝を漬けて,

彼らがどんなイオンに反応しているかを調べます.
 

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水溶液の濃度をいくつかに振ってみたり,
 

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実験経路をデザインしたり,それぞれが試行錯誤を繰り返して,

「科学」に没頭してくれました!


2015年9月7日~9月12日 大阪大学「臨海実習」➄

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実習三日目と四日目は選択課題実習です.

三つのテーマの中から好きなものを選び,自分で実験を重ね,

最後に結果発表を行います.



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こちらはフナムシの行動観察班.

まずは北浜に出て,サンプルのフナムシを採集です.



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網で追い込んで捕らえまくります!

網の中の黒い点がフナムシです.

見えますか?(笑)



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結構たくさん採れました!

行動実験にはある程度の数が必要ですので,

まずは十分かと思います.

※実験に使ったフナムシは,自然に返しています!



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意外にバケツを上って這い出てしまうので,

きっちりフタをします.



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アルミホイルで迷路を作って実験開始です.

フナムシが障害にぶつかったときにどのような行動をとるか?

を検証するのが目的です.



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実験を繰り返しながら,仮説を一つ一つ検証していきます.

考えられる要因をいかにつぶしていくか,

科学の基本ですね!


2015年9月7日~9月12日 大阪大学「臨海実習」④

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実習二日目はウニ尽くしです!

講師は引き続き古屋先生です.



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今回の主役はツマジロナガウニ.

ムラサキやコシダカなどの他のウニの生殖期が終わっていく中,

ツマジロナガウニは生殖期の本番に入ってくる,頼れるウニです.



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以前にもご紹介したかと思いますが,

このように毎回使う器具などの説明文は,

このようにラミネート加工されて使いまわしができます.

見習いたい工夫ですね.

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発生の次はウニの解剖です.

後口動物の中でも特異的な形の棘皮動物の体制を,

実際に解剖によって観察してもらうことで,

生物の体制の進化を考察してもらいます.



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まずはウニの棘をハサミで散棘(さんきょく)です.



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水の中に漬けることで,トゲが勢いよく飛んでいくのを防止します.



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外側をヤスリでゴリゴリ削ります.

内臓が殻のすぐ内側に裏打ちされているので,

丁寧に削らないと内臓を傷つける恐れがあります!



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こちらが上手に解剖できた個体です.



左側が口側,右側が反口(肛門)側です.

黒く見えているものは消化管で,口から入って,

体の中を数周したのちに,肛門へつながっていきます.



右の黄色い部分は生殖巣で,みなさんがお寿司屋さんで口にする部分です.

こうしてみると,ちゃんと生殖巣も五つあり,星形に配置していることが分かります.

ヒトデと一緒ですね.