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イベント

講演します

平成29年度自然史学会連合の公開講座で講演をいたします.

詳細は以下の通りです.
 

平成29年度 自然史学会連合 公開講座
海の今昔を深~~く探る。
 
開催期日: 2017 年 11 月 4 日(土)
会 場: アクアマリン福島

(福島県いわき市小名浜字辰巳町50)

 

アクセス: http://www.aquamarine.or.jp/info/access.html
※事前申し込みなどは不要です。ただし、アクアマリンふくしまの入館料が必要です。
 
講演会内容
 

自然史学会連合では、ひろく自然史学の普及を目的とした講演会を毎年開催しております。初めて水族館で開催する今回の講演会では、海をテーマに、いわき市で見つかったフタバスズキリュウ、生きた化石のシーラカンス、不思議な生き物テヅルモヅル、そして水の中のDNAに関する最新の研究成果を分かりやすく紹介します。
 
会場:マリンシアター
 

13:00-13:10 開会のあいさつ
安部義孝館長(ふくしま海洋科学館)
 
13:10-13:40 ザ・シーラカンス –アクアマリンふくしまの調査−
岩田雅光(ふくしま海洋科学館)
13:40-13:50 休憩
 
13:50-14:20 恐竜時代の海の中~フタバスズキリュウの世界
佐藤たまき(東京学芸大学)
14:20-14:30 休憩
 
14:30-14:50 謎の深海生物テヅルモヅルを分類する-現在になってわかること-
岡西政典(東京大学三崎臨海実験所)
14:50-15:00 休憩
 
15:00-15:30 バケツ一杯の水で棲んでいる魚がわかる技術
:環境DNAメタバーコーディング
宮 正樹(千葉県立中央博物館)
 
15:30-15:50 質問コーナー
15:50-16:00 自然史学会連合からお礼のご挨拶
 

もしアクアマリンふくしまにお出かけをお考えの方は,

是非お立ち寄りください.


卒業式

の季節ですね.

茨城大学でも本日,勉学を修めた若人が巣立っていきました.

茨大では半分以上が院に進みますが,岡西研では全員が卒業です.



式後に研究室に来た大江君とパシャリ.

一年間,クモヒトデを研究してくれて,ありがとうございました.

東京へ行っても元気でね



がらんとした研究室を見ているとなんだか感傷的になってしまいますが,

また新入生が参入してくる四月は目の前です.



新たな日々に向けて,頑張りましょう!


茨城大学 土曜アカデミー

拙著の刊行を記念し,茨城大学図書館で講演会を行います.

詳細は以下の通りです.

茨城大学 土曜アカデミー 「新著を語る」

[日時] 2016年10月29日(土) 15時30分~17時

[講師] 岡西 政典(茨城大学理学部助教)

[内容] 「新種」という単語にどのような印象を持たれますか?「滅多に見つからない」と思われる方は多いでしょう。
しかし、現在我々が名前を付けて認識している約180万という種数は、全生物種数の数%~数10%に過
ぎないと言われています。すなわち我々はまだ、この地球上の生物の全貌すら、把握できていないのです。
生物に名前を付ける学問を「分類学」といいます。「新著を語る」では、謎に満ちた深海生物「テヅルモヅ
ル」を研究対象としてきた著者の経験を踏まえながら、分類学についてご紹介します。

[会場] 茨城大学図書館本館3階ライブラリーホール

[後援] 理学部岡西研究室

お近くにお立ち寄りの際には,ふらっと遊びにいらしてください.


知られざる生態紹介

と題して,先日のうみさわ会での講演が新聞に載ったそうです.

7/6の高知新聞の朝刊に載っていたそうですが,

地元の知り合いに教えてもらいました.
 

「うみさわ会は「海の生き物を爽やかに調べる会」として昨年発足...」
 

という風に紹介されています(笑)
 

ついにうみさわ会も活字デビューです


黒潮研セミナー

 

 

2015年6月28日に,黒潮研のセミナーでお話をしてきます.

詳細は以下の通り.
 

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うみさわ会×黒潮生物研究所 海の生きものセミナー

「あなたのしらない海の生き物たち」

2015年6月28日(日):黒詩生物研究所レクチャールーム(高知)
 

「海中の忍者クモヒトデ」

岡西政典
 

一般向けということで何とかひねり出したタイトルですが,

なかなかこれは言い得て妙だったと思っています.

最近クモヒトデの行動生態を観察している(つもり)なのですが,

みればみるほど「こいつらって忍者だよなあ」と思います.
 

その忍者っぷりが見たい方は,ぜひとも黒潮研にお越しください

高知から車で4時間くらいかかりますが...


化石研究会で発表してきました⑧

楽しかった化石研究会での思い出,

最後にダイジェストで振り返ります.
 

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宿舎のすぐ近くにあった清水エスパルスの練習場.

正式な綴りは”S-pulse”だったのですね

初めて知りました.
 

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水族館の裏方も見せてもらいました.

懇親会の会場になった大水槽の裏側.

管から出た水は,壁際の水路を経て水槽に注がれています.

これによって海水に空気を含ませているそう.
 

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大型生物を搬入する際には,クレーンが欠かせませんよね.



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水族館前の広場に展示されていた,「東海大学丸二世」.

調査をする機会があれば,乗せてほしいものでした.
 

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行きは清水駅からバスで水族館に向かいましたが,

帰りはボートで清水駅に向かいました.



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経済的かつスピーディ!往路もこれにすべきでした.



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帰り道,新大阪駅の待ち合わせ時間に一杯.

良い週末となりました


化石研究会で発表してきました⑦

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研究会が開始前の早朝.

私は三保に相棒を得ました.

これでどこまでも行けます
 

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気持ちの良い海岸線のサイクリング.
 

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「神の道」と呼ばれる風流な木道に行き当たりました.

御保神社と名勝「三保松原」をつなぐ道で,

両端に並ぶ松は樹齢およそ200-300年なのだとか.
 

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小高い丘を越えると...
 

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樹齢およそ650年と言われる松が姿を現します.

あの「羽衣伝説」で天女が羽衣をかけた伝えられているそうです.
 

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辺りは一面「松の原」でした.

せっかくなのでパノラマでパシャリ.
 

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写真が下手なのでうまく伝えられず残念ですが,

日本を代表する松原を堪能してしまいました.


化石研究会で発表してきました⑥

混入なのか,混獲なのか,それは定かではありません.

しかし,確かに彼らはそこにいます.
 

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ケース①:クマノミ水槽.
 

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岩の隙間,
 

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そしてサンゴの隙間.

ポリプの触手とお間違えなきよう.
 

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ケース②:ヤギ水槽の底. 
 

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ケース③:ヤギ水槽の奥.

ヤギに隠れてはっきりとは見えませんでしたが,

それは,確と根づいています.
 

報告は以上です.

それぞれのケースには,
 

Ophiactis savignyi

Astroglymma sculpta,

Ophiocreas caudatus
 
 

というコードが与えられます.

彼らの正体,ご自身の目でお確かめください.


化石研究会で発表してきました➄

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海洋科学館はまだまだ見どころたくさん.

さすが深海生物のメッカ駿河湾の近くだけあって,

深海生物の標本も美しく展示されていました.
 

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センジュエビなどのエビ類.
 

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ギンエビス.
 

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鯨骨を住みかとする生物達.
 

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アンコウ.もはや怪獣ですよね.
 

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シャコ.生前のパンチ力はいかがなものだったのか.

最近知ったのですが,シャコにはパンチを放つ「スマッシャー」と,

針状になった腕で刺す「スピアラー」がいるのだとか.

いずれにしてもかっこよくて嫉妬します.
 

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トックリウミグモの一種.

磯では小さい種類しか見かけませんが,

深海にはこんな巨大なものいるのです.

飼育してみたいものです.
 

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そして最後はツルボソテヅルモヅルで〆.

実に素晴らしくモヅル感が保存されています.

 

 


化石研究会で発表してきました④

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東海大学の海洋科学博物館ではいろんな展示の工夫がなされていました.
 

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こんな風に,狭いところに入りたがるウツボの習性を逆手にとったり,
 

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シャコを上から見下ろせたり,
 

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円柱水槽に入ったチンアナゴを近くで見られたり.
 

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ウミテングなどのレアな魚や,
 

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リュウグウノツカイの標本まで
 

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それから,クラゲの展示にも力が入っていました.

よく見るミズクラゲ.
 

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タコクラゲ.
 

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サカサクラゲ.
 

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そしてカラージェリーフィッシュ

色とりどりのクラゲの舞踊りが楽しめました.

それにしても...
 

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クラゲは美しいですねえ.

クラゲ屋さんが夢中で写真を撮る理由がわかります.

もっと撮影技術の向上を目指さねばと思ったある初夏の日でした.


化石研究会で発表してきました③

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研究会二日目は一般公演です.

歯を材料にした元素組成の解析や,

伊豆半島の形成に関する話,

鯨の化石に見られる傷跡の話などなど.

大変勉強になると共に,クモヒトデに活かせそうな技術についての収穫もありました
 

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進行役を務められる石田吉明先生.

化石と現生の両方を用いて,クモヒトデの様々な生息姿勢についての研究をされております.

今回はご招待頂き,誠にありがとうございました
 

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お昼の時間に少し水族館を見学しました.
 

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黒潮域だけあって,サンゴの展示も豊富です.

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ウミシダと単体サンゴのコラボ.

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クサビライシの類?
 

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ニセクロナマコは,掃除屋としていろんな場面で活躍しているようですね


化石研究会で発表してきました②

2015.6.6大江氏・岡西氏:化石研究会にてIMGP1514
写真撮影[谷本正浩先生]

シンポジウム後の最終討論の際に一番前に座らせてもらうこととなりました.

駿河湾周辺の地質,メガマウス,深海魚類化石相

のご講演をなされた先生方に囲まれて緊張いたしましたが,

クモヒトデに関する質問もちらほら飛び出して,

クモヒトデ研究者冥利に尽きる瞬間でした.
 

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シンポジウム終了後は勿論懇親会です

東海大学の芝先生のご挨拶.
 

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乾杯!これ無くしては始まりません.
 

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会場となった水族館の大水槽の前での懇親会.

このような贅沢がありますでしょうか.
 

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豪華な料理と,静岡の美酒に酔いしれました.
 

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懇親会の後は宿泊所に戻って二次会です.

たくさんの先生方とお話させてもらいました.


化石研究会で発表してきました

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かねてから宣伝していた,化石研究会に参加してきました
 

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会場は清水市三保ということで,

会場最寄駅にはこんなイラストが.

思わず激写する三十代.
 

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駅でこんなコースター付の水をもらいました

静岡の方は気前が良いですねー.
 

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会場の様子.えらい先生方が多く,

緊張してしまいます.
 

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私は一日目に発表でした.
 

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ちゃっかりクモヒトデの化石も宣伝してきました.

このような化石骨片を見つけた方はご連絡を


校内清掃

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瀬戸臨海実験所では,襲い来る自然の猛威(雑草,雑木)

に対抗するため,年に二回構内清掃が行われます.

研究所前のアスファルトから...
 

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裏手の藪まで,あらゆる手段で草を刈りまくります.
 

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最後は駐車場に残った草原まで刈りつくしました.

私はせっせと雑草をかき集めました.

おかげで構内の住み心地が格段にアップしました
 

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慰労会ではタコがふるまわれました.

ビールとの相性抜群です
 

動物分類学会に向けての英気が養われました


誕生日

 5/27は私の誕生日でした.

丁度調査の懇親会があったため,会場に向かったところ,

宿泊棟の食堂に,クラッカーの音が鳴り響きました
 

所員のみなさんや,調査に来ていた方々が,

サプライズパーティを企画してくれていたのでした
 

人間,あまりにびっくりすると,機能が停止してしまうのですね.

しばらく茫然として動けませんでしたが,本当にうれしかったのです.

ありがとうございました.
 

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ご覧くださいこの豪華なお食事.

いろいろ工夫が凝らされておりました.
 

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これは
 

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クモヒトデonクモヒトデです

ダイコンとセロリから成る大型個体はゴヨウクモヒトデで,

上に乗っている個体は白浜で記載されたOphiolepis utinomiiですね.わかります
 

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そして驚いたのがこの誕生日ケーキ

なんとテヅルモヅルクッキーです

まだ腕が未発達.

これからも更に腕を分岐させる大型モヅルのごとく精進せよとのことですね
 

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このような試行錯誤の賜物だったのですね.

ありがとうございます

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そしてたくさんの方々に誕生日プレゼントを頂きました.

まず,日本酒「上善如水」
 

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「オブ・コスメティックス」のシャンプーとリンス!
 

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ワサビーフ!美味しいですよね.
 

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ブルースハーモニカ



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オカリナ
 

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ヒトデの置物 
 

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ミギーとの相性もばっちりです



大阪市立大学の江崎先生,鳥取県立博物館の徳田さん,京都大学の河村博士,千徳博士,そして小泉君,

いずれも本当に素敵なプレゼントを,ありがとうございました.

大事に使います&味わいます!
 

素敵なお食事をご用意くださった瀬戸臨海実験所の学生の皆さん,

中山君,中町君,吉川君,高橋さん,

本当にありがとうございました.とてもおいしかったです.
 

そして調査中にも関わらずお祝いしてくれた調査メンバーの皆様,

あらためてここにお礼申し上げます.
 

お恥ずかしながらこれだけの人数に祝われたのは初めてで,

今このブログを書きながら,改めて自分は幸せ者だなあと実感しております(TT) 
 

今後もクモヒトデ研究にまい進していきます!


畠島分室を改善せよ③

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だらーんとなったこのシート状のもの.

これも分室改善のためのマストアイテムです.
 

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 ぺローンと透明なフィルムをはがします.
 

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窓ガラスに洗剤を吹きかけ,
 

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先ほどのシートを接着
 

シートとガラスの間の洗剤を,ヘラで丁寧に押し出していきます.
 

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次に,ガラスに張り付かずに余った部分をカッターで丁寧に切り取ります.
 

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最後にガラスの上側15センチの部分を切り取って,
 

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完成!スモークガラスにするためのシートでした

上側は採光や空を見るためののぞき窓的な空間です.
 

今回網戸設置にあたってブラインドをなくしたので,

その代りの措置でした.
 

ということで,

畠島分室改善作戦完了
 

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棟梁として改善作戦を遂行された河村博士,

並びに技術職員の皆様,お疲れ様でした


畠島分室を改善せよ②

畠島分室改善大作戦の続きです.

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この木枠は果たして何に使うのか. 
 

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おお,どうやら窓枠にぴったりはまるようです.
 

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ネジ釘でガッチリ固定します.
 

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勘の鋭い方はもうお気づきですね.
 

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そう,網戸です
 

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隙間テープによって,防虫対策もばっちり

これまで網戸がなかったために,夏場も窓を閉めっぱなしだったのですが,

これで心置きなく窓を開け放つことができるという仕組みです
 

畠島分室の快適性が,また一つ上がりました


畠島分室を改善せよ①

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とある日の白浜水族館の駐車場.

畠島の分室に向かうため,職員が集いました.
 

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前回の加藤さんに引き続き,

船長がいつもと違うシリーズ.

今回は技術職員の原田さんがゾエアを運転
 

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船に積まれた段ボールや赤色の物体. 
 

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そしてこの木枠.

果たして何に使うのか?
 

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まず段ボールに包まれていたものの答え.



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その正体は...



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発電機でした

畠島の分室に電灯がともります
 

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 明るいぞー!
 

これまでも発電機はあったのですが,始動手順が煩雑で,

作動音が尋常じゃなくやかましかったため,あまり使ってきませんでした.

今回持ってきた発電機はお手軽簡単に使えて静かなので,

これからは積極的に活用していきます
 

これで畠島分室が一つ快適になりました


畠島ウニ調査②

ウニ調査の続きです.

コドラートの枠ができたら,後は枠内のウニを種類ごとに計数するのです
 

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...が.それなりの数のウニを,正確に測るのは至難の業.
 

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そこでこのチェーンの出番です.

これで,現在の自分の調査ラインを線引きをしながら計数できるというすぐれもの.
 

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更に,ごくまれに出現する小さい個体(殻径1.5 cm未満)は,

この透明なプラスチック板のメジャーを使って特別に計数します.

先人たちの知恵が受け継がれています.
 

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潮もいい感じに引いています

今年はなかなか面白い調査結果になったそうです
 

続く.


畠島ウニ調査①

畠島で毎年行っているウニの生態調査をしてきました

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ゾエアを運転する加藤さん,
 

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および船員を務める山内さん.

お二人とも飼育担当ですが,船員も務められます
 

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いい感じで雲っており,調査日和です
 

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畠島の北西部の先っちょに来ました.

加藤さんが指さすところが調査地です
 

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まずメジャーで距離を測り,
 

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しかるべき岩に釘をうつ.

※調査後は回収します.
 

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この釘に赤い紐を引っかけて,
 

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巨大なコドラートを作ります

これで調査の枠が完成しました
 

後半に続く.


新年度!

各地で新年度の新体制が始まっているようですが,SMBLでも

新年度を迎えるにあたり,全体会議がひらかれました 
 

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本有掛長の司会進行のもと,



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朝倉先生の挨拶から新人の紹介などが行われました.

今年の研究棟はメンバーが5人増え,SMBLがますます活気づくこと間違いなしです
 

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ということでこの日は新人歓迎会です
 

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D3の小泉君から,新人の吉川君にお酒が注がれております.

甲殻類仲間なのです
 

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他の新人さんたちについては,今後おいおい紹介していきたいと思います.
 

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宴もたけなわ,最後は朝倉所長の一本締めです

新年度の始まりですよ

(本記事の一部は宮崎先生にご提供いただきました.ありがとうございました)
 


ロープワーク講習

 

 

とある昼下がり...
 

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階段で手すりに向かう集団発見
 

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河村博士によるロープワーク講習でした

私も昔乗船調査で習ったっきり完全に忘れてしまっていたので,

受講することに.
 

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基本の「もやい結び」です.

1.片方に輪っかを作ります.
 

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2.輪の中に上から他方の先端を通します.
 

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3.輪っかに通した先のロープ(画面上側)が下になるよう,図のようにクロスさせます.
 

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4.下になっているロープを折り返して,輪っかに再び通します.
 

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5.後はギュッと力を入れれば...
 

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6.  完成です
 

この結び方では輪っかがしまらないため,

船の係留などで使われています.
 

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学生,ポスドクみんなで真剣に受講中.

河村さん,ありがとうございました
 

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通りかかった中町君が不思議に見ています

(この後,中町君も参加しました)


エクストラクター

誰かが言いました.瀬戸臨海は人と自然の闘いの最前線であると.

台風,高波,雷,湿気etc…etc…

そんな自然の驚異に対抗するために,また一つ新たな兵器が瀬戸に持ち込まれました.
 

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こちらです.その名も「エクストラクター」.

武器の名前としては,中盤の方で手に入りそうです.

これはすなわち毒吸い器の事です.
 

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虫に刺された!早く毒を吸い出さなくては

そんな時はあわてず騒がずこのエクストラクターを患部に当て...
 

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注射器の要領で,グッと押し込みます.
 

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グググ...

引くのではありません.押し込むのです.
 

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押し切りました!
 

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このように,患部周辺が真空に近くなり,

体内の毒が吸い出されるという仕組みです
 

瀬戸の人類が自然の解明に一歩近づいた瞬間です.


防災訓練

先日,所内で防災訓練がありました

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学生役として,実習室に待機中.
 

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理会え憂さを演出するため,ちょっと倒れてみたり(訓練本番前の様子です.)
 

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とか言ってるうちに警報が鳴り響きました.

「大地震発生!」

一目散に番所山を目指します
 

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頂上の南方熊楠記念館の前に全員集合です.
 

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その後は,消火訓練で締めとなりました.

最近の消火器は普通に水が出るんですね.

昔の消火粉末が出るタイプしか知りませんでした
 

大地震はいつでも起こり得ます.

日ごろの備えを怠らない実験所の一幕でした.


ラボゼミ

 先日,実験所でラボゼミが行われました.
 

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発表者は奈良女子大学の宮嶋彩さんです.

彼女は一昨年くらいまで二年間ほど瀬戸に通ってデータを取っておりました.

今回はその作業がひと段落したとのことで,報告もかねて発表をしてくださることになりました.
 

モクズガニ科のケフサイソガニ類は,鋏脚の内側に軟毛の房を持つこ堵が知られていましたが,

その機能的な意義などは明らかにされたことはありませんでした.
 

宮島さんは,瀬戸や三重に赴き,現地でのサンプリングと行動学的実験により,

タカノケフサイソガニHemigrapsus takanoiとヒメケフサイソガニHemigrapsus sinensis

2種において,軟毛の有無が闘争の勝敗に影響を与えることや,

パートナーの選択に影響を与えることを突き止められました.
 

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この日は実験所メンバーのゼミでもありました.
 

朝倉先生による「世界のゼブラヤドカリの分類学的再検討」.
 

世界各地から収集された膨大な標本に基づき,14種もの未記載種の記載を含む精力的なお仕事です.

後生の研究者に気を配った記載の工夫が施されており,

若手の分類学者にとっては非常に勉強になるお話でした.
 

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院生の中町君による「浅海性等脚類シリケンウミセミの脱皮齢推定」
 

海にすむダンゴムシに 近い仲間であるシリケンウミセミを対象として,

野外採集によってシリケンウミセミを採集して丹念に体サイズを計測し,

室内実験によってその脱皮回数を突き止めています.
 

彼はまだM1で,将来有望な甲殻類屋さんです!
 

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宮嶋さんと,その指導教官の和田先生(左列真ん中)を囲んでの鍋パーティの様子.

実は宮嶋さんは既に就職が決まっているそうで,来年度からは新天地に移ります.
 

この席にはもう一方,瀬戸へのお客さんがかくれているのですが,

その方についてはまた今度お話いたしましょう.


宿泊棟改善大作戦

真面目な話はおいといて,

実験所のお話を一つ.
 

とある晩冬の昼下がり,

宿泊棟のベランダに何をする人ぞ.
 

おお,技術職員の山本さんと津越さんです.
 

宿泊室のベランダに,物干しを作成中でした
 

特注の金属のストッパーと鋼線で立派な物干しが作られるそうです
 

食堂のテレビの棚には...
 

なんとWi Fiルータが!これで宿泊棟でも

インターネットにつながります

 
 

玄関の靴箱も一新
 

各浴室にドライヤーも完備
 

床全面も湿気防止用に一新
 

お風呂場の床マットも総入れ替えです.
 

地道にカーペットを計測し,
 

地道にカット
 

地道に計測&カット
 

フィット
 

マットの裏側に切り取り線を書き,カット
 

ジャストフィット
 

このカーブを出すのに苦労しました.
 

もう一方の浴室の床マットも貼り換えました
 

春の足音が聞こえつつある,紀伊の一夜を,

ますます快適になった宿泊棟で

過ごされてみてはいかがでしょうか?
 

皆様の積極的なご利用をお待ちしております


刺し網②

 南部で採れた生き物シリーズ
 

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まずはナマモノから.新鮮なウミエラ.
 

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コブヒトデモドキ
 

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わざわざ漁師さんが車で届けてくれた,

(多分)オオカイカムリ.
 

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赤いカイメンと黄色いスナギンチャクに浸食されたヤギ.
 

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よーく拡大すると,ニシキクモヒトデがついていました.

わかりますか?
 

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水揚げからしばらく経ってカピカピになったサンプルですが...
 

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おお!テヅルモヅル(腕だけ)が採れました 
 

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と,思ったらなんと本体も

アカテヅルモヅルAstroglymma sculptaですね.

なかなか活きがよさそうでホクホクです
 

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ということで,色々と実りの多い刺網採集でした

最後は自販機でコーヒーを買って,白浜へ帰ります.
 

お疲れ様でした


ガマの油売り

 

 

三崎に着いた初日は,歓迎パーティでした.

全国津々浦々より,総勢18名の研究関係者が集う大規模な調査です.

宴もたけなわの頃...
 

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東大の鬼才,泉君による落語が始まりました

今回の題目は「蝦蟇の油」.

現所属(筑波)に因んだ憎いチョイスです.
 

素面の流れるような商人の口上と,酔いどれのへべれけ口調を,

見事に使い分けていました.
 

ちなみに,彼の台座になっているのは

重ねられたソファーの座部.
 

足元の台座は重ねられたソファーの座部.

不安定さを感じさせない見応えのあるアクションで,

聴衆を大いに沸かせていました.
 

こうして三崎の初夜は過ぎていきましたとさ.


三崎調査

 

 

科博での調査が終わり,三崎の臨海実験所に来ています.
 

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三崎といえばこちら!マグロでしょう

今日は少し贅沢にマグロステーキ丼を食べました.

船舶による深海生物調査を予定していたのですが,

今日は生憎の天気で湾内の浅場の調査にとどまりました.
 

明日の天気は回復気味ということなので,

ドレッジが曳けるように期待です


実家

 

 

に帰っております.

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年末は何かと最後の最後まで仕事に追われてしまったので,ほっと一息.

一つ大きな仕事が終わりました.
 

今年もいろいろとやることはあるのですが,まずは実家の雑煮で英気を養うこととします.

 


謹賀新年

 

あけましておめでとうございます
 

Flash

今年は,年賀はがきにクモヒトデを入れてみました.

腕が硬いやつは,彗星形にしようとしてもどうしても曲がらず,

このように走っているように見えたりします.
 

今年もクモヒトデの謎を解明すべく頑張ります


戒め

 

 

トスロンバケツ...
 
 

野外調査に関わる者なら,誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

他の追随を許さない高密閉性を誇り,調査や標本保管に大活躍の優秀なバケツです.

特にテヅルモヅルのような大型の動物の研究には欠かせません.
 
 
 
 
 

先日のことです.調査道具を入れたトスロンバケツを郵送したところ,
 
 
 
 
 
 

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こんな姿になってしまいました.
 
 

側面ベッコリです.

もちろん犯人は私ではありません.

空輸による気圧の変化によるものです.
 

蓋にタオルなどを噛まして密閉性を低める事で対策できるのですが,

今回は発送から到着まで時間を持たせていたので,

まさか空輸はあるまいと油断していました.
 

いずれにせよ,変わり果てたトスロンの姿に枕を濡らしましたね.

気圧による更なる犠牲を防ぐため,そして自戒の意を込めここに記録します.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

※数日後にはトスロンは元通りになっていました.


棘皮グッズ

  先日の記事で,クモヒトデイヤリングをご紹介いたしました.



木登り1

こちらが所有者の@木登りヤギ(Twitterアカウント)さんです.

なんとこの方,この日は全身棘皮グッズで参加されていました.



ウニ・ヒトデネックレス,ウニTシャツまで

木登り2

おそらく会場における棘皮力は群を抜いていたと思います.
 

実はこのようなありとあらゆる生き物愛好家で集まって,

グッズ販売,パネルディスカッション,講演等によて交流する

参加型創作イベントがあるそうです.



その名も「いきもにあ



一年後の2015年12月12-13日に,

京都市勧業館「みやこめっせ」で開催予定とのこと. 
 

もし余裕があれば,次回は参加して棘皮グッズをゲットしたいです



ちなみに,木登りヤギさんは,かの有名な

なにわホネホネ団」にも所属されています.


もづるcafe

 

2014年12月7日に,東京高田馬場にて,モヅルカフェを開催してきました
 

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サイエンスカフェということで,雑誌の表紙などを参考に,

なるべくオシャレなフォントを使ってタイトルページを作りましたが,

持ち込んだノートPCへのフォントのインストールを忘れたため,

あえなく撃沈.慣れないことはするもんじゃないですね
 

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たっぷり一時間半,モヅルや研究についてあれこれしゃべってきました.
 

そもそも,テヅルモヅルとは何者なのか?

海藻ではありません「クモヒトデ」です
 

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では,そのクモヒトデとは何者なのか?

クモでもヒトデでもありません!でも,ヒトデはちょっと惜しい
 

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クモヒトデもヒトデも,ウニやナマコと同じ「棘皮動物」というグループに含まれます.

じゃあ,よく言われるクモヒトデとヒトデの違いとは?
 

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私が専門にしている分類学ってどんな学問?

その歴史と実際まで,楽しく解説してきました.
 

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なぜ,私はテヅルモヅルを研究しているのか

テヅルモヅルを研究する意義とは?8年間蓄積した情熱をぶつけてきました.
 

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そして,前日の棘皮動物研究集会でも発表した,

キヌガサモヅルの分子系統地理のお話もしてきました.
 

参加者(サポーター)の方から「思ったより進んでいてびっくりした」とおっしゃっていただきました
 

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最後に,みなさんでもづるポーズ
 

「もづるトークをします」との呼びかけに,これだけの人が集まってくださいました.

なかなか注目されにくいマニアックな研究でも,

ちゃんと人の知的好奇心の一部を満足させられることが分かっただけでも,

開催して良かったと思います.
 

academistの支援者の皆様,

academist事務局の柴藤さん,森さん,

そしてもづるカフェにご参加いただいた皆様,
 

本当にありがとうございました
 

これからも頑張ります


棘皮動物研究集会③

 

勿論私も発表しました
 

「キヌガサモヅル(棘皮動物門:クモヒトデ綱)の分子系統地理」

岡西政典(京大・瀬戸臨海)・藤田敏彦(国立科博・動物)
 

無題

ちょっと画質がよろしくないのは,暗闇のせいではございません.

実はこれは,動画のキャプチャーなのです
 

今回の発表は,academistのご助成で進められたもので,

当初予想していたよりも,とても面白い結果が出つつあったので,その内容を発表しました.

さらに詳細に標本を検討できれば,論文にできそうです
 

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こうして,ポスター発表,口頭発表共に大盛況のうちに幕を閉じました.

締めの挨拶をしているのは,今回の世話人の一人の,三崎臨海実験所の大森紹仁先生です.

今回の研究集会を取り仕切っていただきました.本当にありがとうございました.
 
 
 

そして
 
 
 

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打ち上げの始まりです
 

大いに研究した後は,大いにのまなくてはなりません.

美味しい三崎のマグロ料理と地酒に舌鼓を打つのでした.
 

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大分お酒も進んだところで,みなさんとパシャリ.

私の左手が神奈川大学のウニの古生物の大御所,金沢先生と,

右手が今回のもう一人の世話人,三崎臨海の幸塚先生(ウミシダの専門家)です.
 

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とにかくみんな仲良く,お酒も研究も楽しむのが棘皮動物研究者です

来年もよろしくお願いいたします
 

今回お世話になった集会オーガナイザーの皆様,

発表に対しご意見をくださった先生方,

懇親会でお話してくださった皆様に,感謝を申し上げます.
 

そしてacademistでご支援いただいた皆様,

ありがとうございました


もづるカフェ

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かねてより宣伝しておりました,「もづるカフェ」を開催しました

もともとはacademistの支援者の方へのお礼も兼ねた会でしたが,

ふたを開けてみると,あれよあれよと,会議室がほぼ満員御礼となりました
 

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もづるパーカーでキメてます
 

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もづる好き,この指とまれ
 

海洋生物好きからプログラマーまで,

たくさんの方にもづるや,分類学の話ができて,とても楽しい二時間でした.
 

こちらも,追って詳細をレポートいたします.
 

ご参加くださった皆様,本当にありがとうございました


タイへ行ってきました⑪

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調査が終わった翌日,本島行の便の出港まで時間があったので,

ちょっくら島を散歩してきました.
 

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なかなか風流な眺めです.
 

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時々,小さな池がありました.

こんなつり橋もあったのですが,普通にすぐ横に回り道できる道があったので,

実用的なものではないのかもしれません.
 

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おお,なんかめっちゃリゾートチックなコテージ海岸が見えます
 

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「ホテル居住者のみ」
 
 
 

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落胆してとぼとぼ歩いていると,牛さん

しかもこいつは水牛っぽい
 

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水牛さんも交えた写真を撮れて満足です


デスクトップ

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研究室PCのデスクトップ画像を,久々に更新しました.

先日の調査で撮った海と船の写真です.
 

楽しかった余韻に浸る間もなく,次の調査が迫っております.  

12月にサイエンスカフェを開催予定です.

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【もづるカフェ】
■日 時:2014年12月7日(日)14:00~16:00
■場 所:10°cafe(JR高田馬場駅早稲田口より徒歩3分)
http://judecafe.com/access-%E4%BA%A4%E9%80%9A%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
■対 象:支援者(もづT,もづポロ,もづパー所有者優先)
■人 数:限定20名
■参加無料
■講演内容:
1. てづるもづるとは?
2. 分類学って?
3. これまでの研究紹介
4. キヌガサモヅルの分類学的研究の進捗状況

 

講演の後は参加者を交えてのサイエンスカフェ形式での鼎談を行いたいと思います.

カフェ終了後は,早稲田近郊で懇親会(こちらは有料)も開催予定です.

参加者の皆様の親睦を深めていただくため,

首から下げる名刺ケースをご用意いたしますので,

名刺等ご所属のわかるものをご持参ください.



申し込みは私mokanishiあっとtezuru-mozuru.comまでお願いいたします.

タイトルを「もづるカフェ申し込み」としていただき,以下のフォームをお埋めください.
 

氏名(アカデミストユーザー名):
講演会参加:有・無
懇親会参加:有・無

申し込み締め切りは,11月14日とさせていただきます.

懇親会のみの参加も歓迎です.

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ということです.
 

12月お会いしましょう

 

 


講演してきました

東北調査の帰りに,東京で講演を行ってきました
 

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場所はコチラ.東京のど真ん中にあるオサレなビルディング,

政策研究大学院大学です.
 

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ご覧くださいこのオサレな渡り廊下.
 

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コチラが発表会場.
 

なぜここで講演をすることになったかというと,

「研究現場の知財分科会」で研究会を主催されている山田光利さんから,

academistについての話をしてくれないか

と頼まれたのがきっかけでした.
 

当初はacademist達成のその後の話をする予定だったのですが,

私のポスドクの生活の話をしているうちに,

「その話もおもしろいじゃん」ということになり,

最終的に
 

「とあるポスドクの研究生活とacademist活用の裏側

~学会参加や野外調査に使えるお金と時間の実態について~」
 

というタイトルで講演をすることになりました!
 

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実際の講演の様子がコチラ.
 

わざわざ東北からお越しいただいた方もいたりして緊張しましたが,

academistの資金活用について,その道のプロの方々からの話が伺え,

私自身も大変勉強になりました.
 

関連ウェブサイトはコチラ↓「学問の箱庭」

http://www.2nd-lab.org/#!studygroup-018/c15sh
 
 

声をかけていただいた山田さん,

運営にかかわったスタッフの皆様,

ありがとうございました

 


皆既月食!

東北調査期間中に,

皆既月食に遭遇したので,愛カメラをもって撮影に挑んでみました
 



 
 

全然ダメです

最初は設定がうまく行かず,空に浮かぶ食べかけの饅頭みたいになっちゃいました.
 

isoは100,F値を30くらいにして,

シャッタースピードを落とし...

とかなんとかやってると,少しずつ輪郭が
 

最終的に,月の模様がわかるくらいになりました

あっぱれ
 

まだまだ精進ですね
 

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  ちなみに,こんなおまけ写真も撮ってみました.

なんとなく幻想的っぽく撮れて満足です