日本動物分類学会誌「タクサ」に論説が出版されました.
岡西政典* (2016)
分類学と古生物学の融合を考える
― Some considerations of collaboration between taxonomists and paleontologists.
タクサ. 日本動物分類学会誌. 40: 17—21.
本論説は、2015年9月に開催された日本動物分類学会シンポジウム
「分類学と古生物学の融合:現生種と化石種による海産無脊椎動物の系統分類学的研究」
での私の講演録です.
畏れ多くも,分類学者の目から見た,
分類学と古生物学のコラボレーションの可能性について述べてみました.
本当に畏れ多いです.
他にもたくさん適任者はいると思うのですが,
今回は巡り合わせの問題でしょう.私がこのような文章を書くことになりました.
今後も両分野の融合がますます活性化されることを願います.
本論文を執筆するに辺り、
研磨設備をお貸しいただいた,茨城大学の長谷川健先生,安藤寿男先生,
大阪市立大学の江崎洋一先生,
そして専門的なコメントを下さった京都大学の千徳明日香博士,
ありがとうございました!