関西学院大学の実習でであった生物達を紹介します.
薬品(亜鉛イオン)処理によって,動物極の発生を以上に進めたウニ胚.
発生の途中で脱腸が起きてしまい,このようにキノコみたいな形になってしまいました.
今回の実習の収穫の一つがこれ.トゲイトマキヒトデです.
これまで畠島のイトマキヒトデ類はこの種だけといわれていましたが,
何と別のヌノメイトマキヒトデも分布していることが分かりました.
微妙な形態の違いで分けられています.
これまでトゲイトマキしかいないと思いこんでいたので,
このような大きさのものは全てトゲイトマキと高をくくっていたのですが,
内田先生のご指摘により,別種であることが分かりました.
やはり端から色眼鏡をかけてしまうのはよくありませんね.
畠島の自然史に新たな一ページが刻まれましたとさ.