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学会 - 2. page

イギリス旅行記⑧

みなさん
 

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これなんだかわかりますか?
 

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ホバークラフトの乗船券です 
 

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学会最終日の翌朝,再びホテルに集う棘皮研究者たち.

そう,今日はエクスカーションなのです

エクスカーションとは
 

訪れた場所で案内人の解説に耳を傾けながら参加者も意見を交わし、

地域の自然や歴史、文化など、さまざまな学術的内容で専門家の解説を聞くと共に、

参加者も現地での体験や議論を行い社会資本に対する理解を深めていく「体験型の見学会」です。

参照URL: http://www.cbr.mlit.go.jp/kikaku/excursion/01.htm
 
 

ということです
 

ほとんどの国際学会では,学会予定日のどこかでエクスカーションが挿まれます.
 

地域によってまちまちですが,これまでの参加経験でいえば,

オーストラリアでは「山頂からの自転車でのライディングツアー」

ドイツでは「ビール工場見学ツアー」
 

などです

中でもビール見学は最高でした.何より見学の最後のビール飲み放題g
 
 

そして今回のエクスカーションは
 

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藤田先生と石田先生のこの恰好を見てお分かりの通り
 

島での地質見学です
 

私はこの日に出国予定だったので正式に申し込んではいなかったのですが,

フライトまで時間があったので,フラッとみなさんについていくことにしました.
 

ちなみに,渡航するWight島は,ポーツマスからホバクラで約10分で行けちゃう小さな島で,

なんとリゾート地らしいのです

そりゃあいくっきゃないっしょ...
 

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ということで,ホテルから歩いて3分の港でホバクラ待ち.

Mikeさんもこの笑顔.

そしてついに
 

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ゴゴ・・・
 

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ゴゴゴ...
 

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ゴゴゴ...
 

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ズーン(上陸)
 

意外にスムーズにホバクラが上陸
 

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これがホバーの室内

半分くらいは棘皮研究者という,近年まれにみるであろう星密度です.
 

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ズズ...
 

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ズズズ...
 

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ザバーッ(着水)

車輪がないので,転回も着水もとてもスムーズ
 

ほんとに約10分でWight島に着いちゃいました
 

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正面からの雄姿をパシャリ.
 

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島でAndy博士がお出迎え& ご説明.

博士はなんとWight島にご在住とのこと.

リゾート地からの通勤とかうらやましい限りです
 

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そして,彼らはバンと車に分乗して,エクスカーションにでかけました.

この後,wight島を巡って地質調査(化石堀り)を行うそうです.
 

帰りに合わせると飛行機に乗れなくなるので,私はここでお別れしました.
 

また逢う日まで
 
 
 
 
 
 
 
 

まあ...
 
 
 
 
 
 
 
 

「え,マサは昼までやることがないのかい?」
 
 
 
 
 

「OK!じゃあそれまで一緒に行動しよう!さあ!バンに乗れよ!」




っていうのを...
 
 
 
 

期待してなかったといえば嘘になりますが...
 
 
 
 

結果的に...
 
 
 

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見知らぬリゾート地にぼっち 
 

続く


イギリス旅行記⑦

さてさてそろそろ佳境に入ってきたイギリス放浪記も,

気付けばもう第七弾です
 

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二日目はもう最終日です.

ポスターを肴に,皆ここぞとばかりに棘皮話に花を咲かせます.
 

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一つ,面白いポスター発表がありました.
 

Lea Numberger-Thuy & Ben Thuy

“Spiny celebs: echinoderms named after echinodermologists”
 

タイトルの和約は,「トゲトゲのセレブ達:棘皮動物研究者の名を関した棘皮動物」

といったところでしょうか.
 

これまでに棘皮動物学者に献名された棘皮動物をまとめたリストです.
 

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今大会に参加されていた入村精一(Seichi Irimura)先生や,

石田吉明(Yoshiaki Ishida)先生の名前がありました
 

献名は,多くの場合は尊敬の念を込めて行われます.

生物の学名に自分の名前が含まれる事は,基本的には名誉なことだと考えてよいでしょう.
 

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今年私がSabineさんに献名したAsterostegus sabineaeも掲載されていました.

私もいつかは献名されるよう精進せねば!
 

ちなみに,このポスターの作成者は(本人不在でしたが),

ドイツのクモヒトデ貴公子Ben君の奥さんです.
 

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気付けばついに学会もクロージングのお時間です.

最後に,学生発表賞が発表されました
 

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今回は口頭から二人,ポスターから二人の計四人が選ばれました.おめでとうございます
 

授与者はロンドン自然史博物館のA. B. Smith博士です.

専門はウニの系統進化ですが,棘皮動物全般を扱われており,

もう20年も昔ですが,クモヒトデ全体の系統に関する論文も出版されています.
 

Natureなどに論文をバンバン出版されている,憧れの人です.

今回,私の発表に質問してくださったことは,何気に自慢です 
 
 

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後ろ髪をひかれながら会場を後にする棘皮動物学者たち.

次は来年の棘皮動物国際会議@メキシコでしょうか.
 

その時まで,さらば 
 
 
 
 
 
 
 

と思いきや...
 
 
 
 
 

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宿泊所前ににわかに集合し始める棘皮動物学者たち...
 
 
 
 

そして...
 
 
 
 

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ラストパ―ティー開催です 
 

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どうせ明日は移動日かエクスカーションを残すのみ

大いに飲んでやりましょう
 

「なぜ,棘皮動物研究を始めたのか」
 

「各国の研究者の就職状況は」
 

「『棘皮動物』って言っても,だれもわかってくれないんだよねwww」
 

「Brittle star (クモヒトデの英名)って言っても,だれもわかってくれない...

みんな『Star fish (ヒトデ)の仲間ですか?』っていうんだwww」
 

「わかる」



などなど,棘皮動物+研究の話に大いに花が咲きました

どの国でも同じような悩みがあるのですね
 

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Ben君は,ドイツ人チームと飲んでいます.
 

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夜も更け,そろそろ帰るものもちらほら.

左の男性は,ロシアの学生のAlexander君です.

数少ないクモヒトデの古生物屋さんです.
 

一方,手前の大柄な男性はドイツのMikeさん.

ナマコの古生物屋さんです.
 

こんな風にして,各国入り乱れてワイワイやりながら,

ポーツマスの夜は過ぎていきましたとさ.
 

棘皮動物屋さんはいい人ばかりです.

続く

 

 


イギリス旅行記⑥

イギリスから帰ってだいぶ経ちますが,まだまだ旅行記は続きます

さてさて,お昼休みの時間はポスター発表も兼ねています
 

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藤田先生は,相模湾産の海シダ類の発表をされていました.

お話されているのは,ブルネイのDavid Lane博士です.
 

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石田先生も,日本産のクモヒトデ化石の発表をされておりました.
 

スペインのGallemiさんとお話中です.
 
 

さて,ランチについての事前説明がまったくなかったので,

外食を検討いたところ...
 

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なんとケータリングでランチのサービスが

待てば海路の日和ありです
 

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サンドイッチと中華とタイ料理のミックスです

このタイミングで食べる中華の美味しかったこと...
 

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神奈川大学の斎藤君も,同じ日に発表でした.
 

ブンブクが,天敵の巨大巻貝「トウカムリ」からどのように逃避行動を進化させてきたのかを,

化石記録と飼育実験から検証した大変興味深い研究発表でした
 

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一日目の帰り際,会場の外でパシャリ.

これからバンケットです
 

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地図を頼りに歩くこと20分...
 

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つきました!この半分植物に覆われている建物が,

バンケット会場の”Kitsch’n d’or”です.

実はこれは全て蒲萄ということでした

さすが欧州だぜ...
 

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バンケットが始まるまで,外でしばらく舌を湿らせました.
 

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お食事がはじまりました!なかなか濃ゆいテーブルにつきました.
 

一番左(ちょっと切れてますが)は,オーストリア博物館のAndreas Kroh博士で,

化石,現生のウニを扱って,スケールの大きい進化学的研究をされています.
 

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イギリスのお食事

ムール貝
 

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その二ステーキ

こんな分厚いステーキ食べたことがありません

たっぷり堪能しました
 

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ということで,この日も楽しい食事とお酒に囲まれて過ぎて行きました.

気候も良く,この頃にはすっかりイギリスが好きになってしまいました
 

続く


イギリス旅行記⑤

 ウェルカムパーティから一夜明け,

いよいよ2014EECが始まります
 

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学会場のポーツマス大学 Richmond Building.

色あい鮮やかなオシャレビルディングです.
 

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学会ポスターには,ウミシダの粋な写真が使われています
 

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こちらがレストフロア兼ポスター会場.

今回はいつもに比べて人数少なめなので,この1フロアにすべてが収まりました.
 

外観もさることながら,とてもカラフルな建物が多い大学でした.
 

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藤田先生(右)と,クモヒトデ化石研究者の石田先生(左)も,

せっせとポスターを貼っています
 

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こちらは口頭発表会場.
 

どの場所からでも見やすいコンパクトな会場です

入口(右奥)から席に着くためには,演者の目の前を通らなくてはならないため,

途中での入場が非常に困難な作りになっています.

おそらく講義を抜けにくくする(あるいは途中参加する)ための策略ではないかという結論に落ち着きました.
 

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いよいよ学会が始まります

各国の研究者たちが着席
 

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Ben Thuy君から口頭発表が始まりました.

最新の形態と古生物学的視点からクモヒトデ系統を探った興味深いお話でした.
 

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この日が私の発表でした.
 

「キヌガサモヅル(Asteronyx loveni)の生物地理学的な研究」です.

世界中に分布しているといわれている本種ですが,

実は日本産の個体だけでもいくつかの種がいそうということがわかっています
 

専門の分類の話でないのでちょっと緊張しましたが,

無事に終えることができました.
 

いくつかうまく答えられなかった質問があったのですが,

後から考えると当然のごとく予想できた質問で,悔しい思いしました.
 

質問想定の重要性を改めて自覚しました.
 

次は頑張ります

続く.
 


イギリス旅行記③

イギリス旅行記第三弾
 

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イギリスでの宿泊先は,主催のポーツマス大学の附属施設でした.

とても快適な部屋でしたよ
 

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印象深かったのがこのバスマット
 

おそらく吸水・放水性に優れたマットなのでしょうが,見た目は完全にペラペラの紙で,

最初風呂上がりにこのマットに乗るのは抵抗がありました.
 

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部屋の窓から,アイスブレイカーの準備の様子が見られたのですが,私は見てしまったのです.

思いっきりお肉を床にこぼしてしまったのを...
 

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アイスブレイカーまで時間があったので,近くを散歩.

歩いて三分のところに港があり,Wight島という離島に渡れるのですが,

渡航手段がなんとホバークラフト
 

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すさまじい音を立てながら着水し...
 

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そのまま島にわたっていきました.

初めて見ましたが,意外にスムーズに着水するものなのですね.
 

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BBQがはじまりました

宿泊施設の中庭を利用しています.
 

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豪華な食事に,あれ,飲み物はミネラルウォーターと,オレンジジュースのみ...?

まさかのノンアルコールパーティーでしょうか...

ちなみに,髭を蓄えた紳士は今大会のオーガナイザーのAndy Gale博士です.
 

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欧米といえばお肉

ここでもしっかりと栄養補給を行いました
 
 

続く.

 


イギリス旅行記②

 

イギリス旅行記第二弾

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South Kensington Parkで遭遇した動物その一
 

リス
 

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そのニ 水際にいた鳥さん
 

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少なくとも二種類くらいの鳥はんが,

公園の湖を支配していました.
 

前を歩いていた人も思わず激写.
 

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散歩後の朝食

ベイクドビーンズ,ベーコン,ウインナー,フレンチトースト,クロワッサンなどなど...

メニューが豊富で,とても美味しかったです
 

しっかり栄養補給して,学会会場のポーツマスへ向かいました
 

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イギリスの各地へのハブとなっているLondon Victoria駅.

かなり混み合っていて,余裕を持っていったつもりでしたが,

気づけば時間ギリギリでした.
 

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なんと電車の中で,神奈川大学の金澤先生と,

お弟子さんの斎藤博士に遭遇
 

お二人は不正形ウニと呼ばれる,

五放射相称でないウニの古生物学研究の専門家です.

各地から続々と棘皮動物研究者が集まっています
 

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のどかな風景.電車移動の醍醐味ですね.
 

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ポーツマス駅につきました

  ロンドンから特急で約二時間の港町です.
 

気候は暑すぎず寒すぎず,

湿度もなくカラっとしていて非常に爽やかでした.
 

さあ,いよいよ三年に一度の棘皮動物の祭典が始まりますよ


イギリス旅行紀①

改めまして,7/19-23にかけて,

イギリスはポーツマスに国際学会に出席してきたのでそのレポートをば
 

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ロンドンの税関にて.

なぞの青ジャージ多国籍軍団に囲まれて入国致しました.
 

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便の関係でロンドンに一泊.

こちらはSouth Kensington駅前.

実にオサレな広場で行き場に困りました.
 

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ホテルへの道中.

何気なく撮った歴史ある建物でしたが,なんとこれがかの有名な

“Natural History Museum”「自然史博物館」でした。
 

後に自らの不準備さを恥じたのでした.
 

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こちらは一泊したロンドンの宿泊施設.

Imperial Collegeという名前からするに伝統のありそうな大学の備え付けの宿泊施設でした.

真夏で冷房はなかったのですが,カラっとしているので扇風機で充分快適に過ごせました.

体感不快指数に最も影響を及ぼすのは湿度なのかもしれません.
 

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宿泊施設の中庭.
 

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お隣の円形施設.

霧の都とは思えぬ快晴に恵まれました.
 

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通りの向かいの建物.

どこからどう撮っても絵になります。
 

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電車の出発時刻まで時間があったので,

公園を散歩してみました.

South Kensington Parkです.
 

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やたら広い公園で,遠くに見える塔型の建物まで敷地内でした.
 

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公園内の川の水面.

時差ボケが吹き飛んでしまうくらい綺麗な風景ばかりでした.
 

続く.


仁川空港

国際学会でロンドンに向かいます。

大韓航空利用なので、ソウルの仁川(インチョン)で乗り換え待ちです。

あまり人も多くなく、とても落ち着いた雰囲気で、快適です。

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充電スポット発見。

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電圧分けがなされていたり、USBポートまで用意されているではありませんか。

ここにパソコンをつなげたまま安心して寝ている人もいました。

そんな快適空間ともお別れして、

これから10時間くらい飛行機の中です。

行ってまいります。


日本古生物学会⑦

古生物学会から帰ってきて早々,

実習が始まっています。

これから実習シーズンです。

ということで,学会レポート最終話です。
 

学会もいよいよ終わり,

各地から集った古生物学者たちは,

それぞれの場所に帰っていきます.
 

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帰りの電車まで時間があったので,

千徳博士とお師匠の江崎先生とお食事に.
 

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なんと有名な水炊きのお店に連れて行ってもらいました。

前菜からとても美味しくてびっくりしました.
 

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水炊きを囲みながら論文についての議論を交わす師弟の図.

美味しい水炊きと熱いディスカッションのコラボレーションで,

こちらの研究へのモチベーションも上がりました。

江崎先生,本当にごちそうさまでした。
 

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その後,なんと帰りの新幹線の座席が近くに。

師弟の旧交を温めるの図.
 

私も近くに座っていましたが,

2時間半,本当に楽しそうにおしゃべりをされていました.
 

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そして,先生はずいぶんとたくさんの荷物をお持ちだなーと思っていたら,

なんと我々へのお土産だったのです。
 

いやはや至れり尽くせりで,なんとお礼を申し上げてよいのやら...

江崎先生の研究室では,何度か研究機器を使わせてもらっているので,

その成果の公表が何よりの恩返しかと思います.
 

頑張ります。
 

今回の古生物学会では,本当にたくさんの方にお世話になりました.
 

発表でアドバイスをくださった方,

懇親会でお話してくださった方,

連日ご馳走してくださった学会長の大路先生,

そして何より,三日間の学会運営をしてくださったスタッフの皆様,
 

本当にありがとうございました。

 


日本古生物学会⑥

ちゃんと私も発表してきました。
 

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岡西政典・千徳明日香・三井翔太・石田吉明・藤田敏彦

「日本国内より初めて産出したツルクモヒトデ目(クモヒトデ綱)の骨片化石」
 

これまで発表した中で,最大人数の共著者かもしれません.
 

今回は,古生物出身の方々が採集・観察してくださった化石骨片が,

どうやら私の研究対象(ツルクモヒトデ目)だということが判明しました.
 

ツルクモヒトデ目は,あらゆる研究が進んでいない生き物ですが,

化石の研究は壊滅的に進んでいません.
 

ところが,今回の研究の結果,

どうやらこれまで見落とされていた小さな骨片には

実はそれなりの数の本目の骨片が含まれていることが示唆されました.
 

今後は,自らハンマーを振って化石探索を行う必要がありそうです。
 

ちなみに,発表本番ではピンマイクを口に近づけすぎたせいで,

大分音量が上がってしまい,かなりうるさかったようです...
 

私は私で,吐息が混声するのを防ぐために,

なるべく息を吐かないように喋っていたところ,

酸欠になりかけました(笑)
 

何年学会発表してるんだか,という話ですね.

まだまだ修行が足りません.
 

内容自体は,幾人かの方々に興味を持っていただきました.

発表前は結構ナーバスになっていたので,ほっとしました.
 

ありがとうございました。


日本古生物学会⑤

今さらですが,古生物学会が開かれた会場はここです.
 

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九州大学総合研究博物館です。
 

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立派な看板ですね~.

伝統ある博物館の前で,よく映えています。
 

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古生物学会では,お知り合いの先生も発表されていました.

千徳博士のお師匠の,江崎先生の発表. 
 

江﨑洋一・足立奈津子・刘建波

「北中国山東省の張夏層(カンブリア系第三統)から産する“サンゴ類”の特異な産状と生活様式」
 

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古生物学会の現会長の大路先生の発表.
 

大路樹生・Stephen Dornbos・長谷川精・Sersmaa Gonchigdorj・望月貴史

「モンゴル西部の後期エディアカラ系から垂直方向の潜入痕を持つ生痕化石の発見」
 

いずれも,モンゴルや中国を調査地としたスケールの大きい発表でした.
 

普段,海を調査地としていると,あまり内陸での調査と言ってもピンとこないのですが,

このように実際の作業の様子などを聞いていると,

まさに化石を扱う古生物学のイメージにぴったりです.
 

これからは化石も扱っていきたいと考えているので,

とても興味深く聞くことができました。
 

続く.


日本古生物学会④

 古生物学会が終わりました。

お世話になったみなさん,本当にありがとうございました.

今後,少しづつ様子をアップデートして行きたいと思います。
 

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古生物学会は,同僚の千徳博士のホームです.
 

そんな千徳博士の口頭発表です!
 

千徳明日香・徳田悠希・江崎洋一

「非造礁性群体六射サンゴDendrophyllia cribrosaでの大型群体の形成」
 

マイクロX線を用いた,サンゴの群体形成過程を解析したお話で,

何人かの先生が興味をもって質問をされていました.
 

動物の中では原始的と考えられている刺胞動物ですが,

そうとは思えないほど多様かつ緻密な生き残り戦略を展開しているようです.


 

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さて,発表が終わったら打ち上げです。

京大の脊椎動物チームと,学会長の連合チームにお邪魔しました。
 

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博多に来れば,もつ鍋と...
 

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ラーメンは欠かせないでしょう。
 

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すっかりごちそうになってしまいました。

ありがとうございました。
 

自分の様子についてはまた今度。

 


日本古生物学会③

古生物学会に来ています。

今日はポスター発表がありました。
 

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九州大学博物館の一室に,27題のポスターが張り出されています。
 

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命名規約を一緒に輪読した早稲田大学の生野さんの発表もありました.

「白亜紀アンモナイトPolyptychoceras12種名の適格性のと原記載」

研究が進んでいない分類学では,命名行為自体に問題がある場合も多く見られます.
 

その場合は,百年以上前の文献や標本にあたって調査をする必要があります.

今回の発表では,そのあたりのデリケートな問題について,

実に緻密な検証がなされていました。
 

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瀬戸臨海のメンバーの中野さんも発表されていました.

東大の佐々木先生もこられています.
 

佐々木先生は去年も瀬戸臨海に来られています.
 

知り合いがたくさんいて,

とても楽しい学会です。


日本動物分類学会⑥

さてさて,もちろん懇親会だけではありません.

分類学会では,さまざまな人が,

いろんな興味深い発表をされていました。

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功労賞を受賞された,京大の中野さんの発表.

「本州産クガビル属の一未記載種について」

彼はクガビルという研究の進んでいないグループの分類を精力的に行っていて,

いつもシンパシーを感じてしまいます.

今回は,小型のクガビルについての話を聞かせてくれました.

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琉球大学の吉田さんの発表

「沖縄県産フクロムシ属の未記載種とPeltogasterella aculcataとの比較」

うみさわ会でも話を伺いましたが,

フクロムシは形態が非常に退化的な節足動物で,

よくこんなに寄生に特化したものだと,

いつも興味をそそられる生物です.

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東京大学の広瀬雅人先生の受賞記念講演

「触手冠動物の分類学-コケムシ動物の多様な形質と生活史の記載を例として-」

コケムシ研究の歴史と,網羅的なサンプリングに基づくご自身の最新の研究についてのお話でした.

広瀬先生の妥協を許さないサンプリング活動には,いつも刺激を受けています。

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クモヒトデの発表もありました。

ロシアから藤田研究室に長期研究滞在をされていたAlexander Martynovさんの発表.

「A common undescribed species reveals developmental and batheymetric differentiation among a species complex of the genus Ophiacantha in the deep sea of Japan」

Ophiacantha属という,よく見られるクモヒトデについて,

膨大な科博のサンプルの検討に基づいて未記載種を発見したという発表です.

彼は私がクモヒトデ研究を志す前から研究を行われていますが,

毎回凄まじい数のサンプルの検討に基づいて結果を出されており,

クモヒトデへの情熱が溢れんばかりに伝わってきます.

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私も発表しました.

「Asterostegus属の分類学的再検討」

ツルクモヒトデ目の中でもレアな属の分類学的再検討です.

後半では,先日行ったクラウドファンディングの話もさせてもらいました。

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そしてなんと,先月開催されたうみさわ会のレポートもありました.

琉球大学の山崎博士の,

「うみさわ会(若手海洋生物学研究者フィールドワークショップ)の報告」

うみさわ会がなぜ始まったのか,

そしてこれからどのように活動していくのか,

笑いと感動(?)を交えて大変魅力的に発表してくださいました.

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これまで動物分類学会大会では,

前の発表者が次の発表者の座長を行っていましたが,

今年は演題が多かったため,座長を立てることとなりました.

なんと,節足動物のセッションでは,瀬戸の宮崎先生が座長をされていました!

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休憩室も用意されていました!

お昼ご飯をみんなでいただいて交流を深めます!

おや,後ろの方で...

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ピース!

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ポスター発表も大変盛況でした。

もっちーと宮崎先生も,中野先生と共同で発表をしていました。

「汎温帯性フタツメイソウミグモの謎:白浜個体群(紀伊半島)と下田個体群(伊豆半島)は同種なのか」

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研究の少ないウミグモに関する貴重な話に,

たくさんの方が興味をもたれたようです.

質問に答える宮崎先生と,弟子のもっちー.

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解説中もカメラ目線を忘れないもっちー。

九州でも,是非ウミグモの研究を続けてね。

ということで,今年も大変盛況のうちに分類学会がお開きとなりました。

来年は広島大学で開催されます.

いろんな生き物の話が聞きたい人,

珍しい生き物の話を語りたい人は,

是非ともお越しください。

最後になりますが,記念講演会を一緒に企画してくださった

国立科学博物館の神保博士,

JAMSTECの伊勢戸博士,

農業・食品産業技術総合研究機構の三田博士,

並びに講演を快くお引き受けくださった

京都大学の江頭博士,

九州大学の荒谷博士,細谷博士,

北海道大学の柁原博士

の皆さんには格別の感謝を申し上げます.



また,

今回の発表を聞いていただいた方,

ご意見をくださった方,

本当にありがとうございました。

大変勉強になりました!


日本動物分類学会⑤

学会の醍醐味は懇親会の後の二次会にアリ。

ということで,二次会のレポートです。

学会発表で知的に興奮した科学者達は,

その熱が冷めやらぬところに酒の勢いが足されるため,

二次会ともなると大いにバカ話科学談義に花を咲かせるのです。

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ほぼ店を貸切状態です。

こちらは若者席.

今後の分類学会を担う人々が,大変陽気に盛り上がっております。

いずれも愉快な奴らばかりで,

一緒に話していて笑いが絶えません.

これからもこの人たちと一緒に酒が飲めると思うと,

自分は本当に幸せ者だなあと思えるくらいです.

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そして重鎮の方々.

今の分類学会の盛況があるのは,この方々が礎を築いてくださったからこそです.

いまでも第一線で活躍されており,

お話を伺っていて本当に勉強になります.

それにしても,最近の分類学会は若手が増えてきており,

勢いを感じます.

生物学を志す学生の方々は,

是非とも一度は分類学に触れてみることをおすすめしますよ!




ところで,もっちーが瀬戸臨海を離れて二ヶ月経ちますが,

私は実は密かに気にかけていました.

この二ヶ月の間に,彼が,彼でなくなっているのではないかと...

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心配は無用でした。 


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ご覧下さいこの表情。

彼はアイドルとしての才能を,

失うどころか,磨いていました。

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 「さ,受け取り給え」

衰えるところを知らない,恐るべき才能です.

私は見くびっていました.

彼は九州でシャッターの前での立ち居振る舞いの向上に

磨きをかけていたに違いありません.

今後ももっちーの動向から目が離せません。

続く.


日本動物分類学会④

日本動物分類学会レポートの続きです。

毎年,日本動物分類学会では若手の分類学研究者に対し,

奨励賞の受賞選考を行っています.

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今回の受賞者は,東大海洋研の特任助教の広瀬雅人先生でした。

広瀬さんはコケムシを含む触手冠動物の専門家で,

日本産淡水コケムシ類の分類,

歴史的な標本群に基づく相模湾産コケムシ類の分類学的再検討,

および日本産のホウキムシ類や腕足類の分類学的研究を,

精力的に行ってきたことから,今回の受賞となりました.

おめでとうございます!

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それから,今回は特別功労賞の受賞もありました.

なんと,受賞者は同じ京大の中野隆文博士でした。

日本におけるZoobankへの命名法行為や学名などの精力的な登録を行ったことや,

それによって日本人で唯一Zoobank Editorを勤めていることから今回の受賞に繋がりました.

中野さんのHPはコチラ

おめでとうございます!

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はにかむ二人を激写.

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そして,懇親会に突入です。

ホテルの一角を借り切ってのオサレなパーティでした。

50周年記念のロゴが映えますね~.

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豪華な食事に舌鼓です。

美味しい食事と美酒で舌を滑らかにし,懇親するのです.

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社会人になったもっちーが,

お仕事で学会に来ていました。

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なんとスーツです。

会っていない二ヶ月間ですっかり大人になっていました。

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奨励賞受賞者の広瀬さんと名刺交換中.

働く男は輝いて見えますね。

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50周年記念講演会ということで,

49年前(!)の第1回大会参加者の入村先生に当時の様子を振り返っていただきました.

入村先生は,日本におけるクモヒトデ研究の大家で,

実は私が大変お世話になったLiving legend(生きる伝説)です.

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一緒に来ていた千徳博士と,瀬戸の三人でパシャリ.

こうして,久しぶりに研究仲間に会えるのも,

学会の醍醐味ですね!

続く.


日本動物分類学会③

 

さていよいよ記念講演会も終わり,

日本動物分類学会本番です。

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開催場所は,古巣の国立科学博物館つくば分館です.

なつかしい建物。

私がD3の時にこの建物に越したので半年ほどしかいなかったのですが,

いろいろと思い出がよみがえります.

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会場にはたくさんの研究者や学生が集まっていて,とても盛況でした。

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おや,なにやらみた顔が.

うみさわなメンバーもやはり集っていました。

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生き物の写真を見せ合うのも,

もはや恒例の風景でしょう.

さまざまな動物を扱う研究者が集まっているので,

珍しい生き物の写真には事欠きません。

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今年度より,分類学会会長に就任された

藤田先生(私の元指導教官)のご挨拶です.

スーツでバシっと決められています。

こんなふうにして分類学会ははじまりました。

続く


日本動物分類学会①

動物分類学会が始まりました。

まずはその記念講演会が

上野の国立科学博物館で開催されました。

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講演会開始前の様子.

研究者だけでなく,高校生を含める,たくさんの学生がご来場くださいました。

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まずは学会長の藤田先生のご挨拶.

お師匠に見られているとなると,緊張しますね。

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まずは私の発表「分類学ってどんな学問?」

私がこのような話をしてよいのか恐縮でしたが,

私がこれまで専攻してきた学問分野についての話をさせていただきました.

高校生を対象にということでしたが,

楽しくお話をさせていただきました。

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京都大学の江頭さんの発表.

 両生類の最近の分類学(+系統地理学)的な研究について,

最新の研究成果も交えてのびのびと発表していただきました。

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九州大学の荒谷先生の,クワガタムシカブトムシの分類学の生物多様性研究への応用の発表.

様々なデータから,多角的に,分類学の生物多様性保全への貢献をお話していただきました.

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そしてトリは,北大の柁原先生の,分類学の愉悦と若手の分類学者へのエールです.

昨今の分類学を取り巻く現状と,

これから,若手分類学者がどのような活動をしていけるのか,

ということに関して,ご自身の経験も踏まえた熱い講義をしていただきました.

質疑応答も,研究者だけでなく,

学生も交えて,終始非常の良い雰囲気で講演は進められました。

明日からは分類学会本番です。

アカデミックに楽しんできます。

 


東京

 明日はいよいよ日本動物分類学会記念講演会です.

最終的に,定員の120人がほぼ埋まる人数が集まりました.

学生の割合も多く,当初計画したとおりの人数構成での講演会ができそうです!

ということで...

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久々に東京に来ました。

オサレなカフェでお食事.

せっかくなので,ステーキと洒落込みました。

あとは明日を待つのみです。

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日本動物分類学会大会 50回記念講演会
「世界の動物に名前をつけよう~動物分類学への招待~」

日時 2014年6月13日(金) 18:00-20:00
場所 国立科学博物館 上野本館 日本館2階講堂
主催 日本動物分類学会
共催 国立科学博物館

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いろいろと講演の準備してきましたが,

泣いても笑っても,明日が本番です。

私は,18:00頃より,「分類学ってどんな学問?」

というタイトルでお話いたします.

ちなみに,そのあとは動物分類学会大会がつくばで開催されます.

2014年6月14日(土)〜15日(日)に,国立科学博物館筑波地区にて。

おそらく,日本でも屈指の「いろんな生き物」の話が聞ける学会かと思います.

気になった方はつくばに来ちゃえばいいじゃない。

ちなみに,私じゃこちらでも発表の予定です.

どちらも頑張ります。


世界の動物に名前をつけよう!

宣伝です。

講演をします。

日本動物分類学会の記念講演です。

分類学会講演会チラシ案20140424

こんな綺麗なポスターを作ってもらいました。

以下,案内文より転載です.

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日本動物分類学会は、1965年の第1回大会の開催以来、動物分類学に関する活発
な活動を続け、2014年に第50回大会を迎えることになり ました。これを記念し
て、公開講演会を開催いたします。

 テーマは「動物分類学」そのものとし、一般の方にも分かりやすくこの学問の
基礎、面白さ、そして最近のトピックスを紹介します。この講演会 は、まだ分
類学に関わったことのない方々を分類学の魅力的な世界にお誘いする意味を含ん
でいます。分類学や自然史研究に興味のある高校生、そ の他の一般の方々のみ
なさまのご来場を心よりお待ちしております。当日は会場からのご質問等も歓迎
いたします。

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日本動物分類学会大会 50回記念講演会
「世界の動物に名前をつけよう ~動物分類学への招待~」

日時:2014年6月13日 18:00-20:00(17:30 開場)
場所:国立科学博物館 上野本館 日本館講堂
対象:分類学や自然史研究にご興味のある一般の方々
主催:日本動物分類学会  
共催:国立科学博物館

講演1:岡西政典(京都大学)
「分類学ってどんな学問?」

講演2:江頭幸士郎(京都大学)
「両生類における最近の分類学的研究」

講演3:荒谷邦雄、細谷忠嗣(九州大学)
「生物多様性の解明と保全・利用への動物分類学への応用 ~人気昆虫カブトム
シ・クワガタを例に~」

講演4:柁原宏(北海道大学)
「動物分類学の愉楽と次世代分類学者へのエール」

申込・問合せ |
氏名・所属(学校名)・連絡先(メールアドレス)を、下記までメールまたは郵
送にてお送り下さい。(定員 120 名:先着順)
メールの場合:ujinbo@kahaku.go.jp(神保)
郵送の場合:305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1 国立科学博物館 動物研究
部 神保宛
※ 同じ学校からの複数名のご参加の場合、先生等からまとめてお申込み頂いても
結構です。
 申込締切|: 6月6日(金)
===================================

世話人:
・ 神保 宇嗣(国立科学博物館)
・ 伊勢戸 徹(独立行政法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC))
・ 岡西 政典(京都大学・瀬戸臨海実験所)
・ 三田 敏治(九州沖縄農業研究センター東京農業大学

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以上です.

ウェブサイトはコチラ

私はオーガナイザー兼講演者です.

高校生にもわかりやすく,というところに今からビクビクしておりますが...

頑張ります!6/12日,上野で会いましょう。


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!⑦

 なんだかほとんど単なる旅行記と化しているベトナム日記ですが,

これで最終話とします。

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とある夕方,旨いビールが飲める店があるというので,

行ってみました。

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その名もルイジアナブリューハウス。

ここでは店内の醸造所で作ったビールを出してくれるそうです.

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店の中にプールが。

リゾート丸出しです。

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ピルスナー,ウィットビアー,ダークラガーなど,

南国で麦芽の効いたビールを飲むのもいいものです。

堪能させてもらいました.

基本的に私は味覚が「美味しい」か「すごく美味しい」

しかないの大雑把な舌の持ち主ですが,

ビールに関しては少しだけうるさかったります。

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そして最終日の打ち上げです。

またしても店内に池(?)のようなものがある場所です.

海外に行った時の方がいい店に行くことが多い気がするのは,研究者あるあるではないでしょうか.

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ベトナムの民族音楽に耳を癒されつつ...

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食!

東南アジアの料理はいずれも美味しいですが,ベトナム料理はまた格別でした.

何よりあまり辛くなく、かつヘルシーな味付けで,どんどんお腹に入っていきます。

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ハ○ション大魔王が出てきそうなツボ.

名前を聞くのを忘れましたが,中身はおそらく焼酎でしたが,

これがまた甘くて美味しいんです。

ついつい飲みすぎてしまいそうになる魔のお酒でした.

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ベストサイエンティストアワードの発表.

日本人では,今回知り合いになった,JAMSTECの中嶋亮太さんが授賞されていました!

おめでとうございます!

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最後に,お世話になった藤田先生(元指導教官)のお仕事っぷりを掲載しておしまいとします.

今回のIOC/WESTPACは,JSPSのACORE Programの国際セミナーも兼ねていました.

藤田先生はこのプログラムのベントス(底生生物)のグループリーダーを務めておられ,

その活動報告などをされていました.

私がこのように東南アジアに頻繁に行かせていただけるのも藤田先生や,

各国のACORE Programの先生方のおかげです.

ありがとうございました。


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!⑥

UMISAWA会が終わるのを待っていたかのように、

白浜は雨です。

この雨が止むころにはムシムシの季節がやってくるのでしょうねえ。

ベトナムの海洋研究所ツアーレポ第二弾です。

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前回は巨大な脊椎動物を紹介しましたが、お次は巨大な無脊椎シリーズ。

まずはソフトコーラルです。でっかい。

おそらく宝石サンゴかと思いますが、これはいったいいくらくらいの値がつくのでしょうか…。

などという思いが頭をかすめましたが、実際にはサンゴに絡んだクモヒトデがいないか、つぶさにチェックしてしまいました。

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巨大なシャコガイ。

水中で挟まれたら絶対に離してくれないでしょうねえ…。

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と、思っていたらクモヒトデの展示もありました!

どれどれ…ん?

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うお!なんだこいつ!!

一見、私の研究しているツルクモヒトデ目かと思いましたが、

腕に生えている腕針と呼ばれる骨片の配置が異なります。

うーーーーむ、普通のクモヒトデとの中間的なやつなのかな…?

口側を観察しないとわかりません。

世界にはまだまだ未知のクモヒトデがたくさんいるのですね。

いつか必ず手に入れたい逸品ですね。

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と思ったら今度はまごうことなきツルクモヒトデ目です。

ツルタコクモヒトデ Trichaster palmiferusですね。


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腕の先だけが分岐するタイプのやつです。

私の知る限りこういうのは世界でも4属くらいしか知られていないので、非常に珍しいです。

ということで、思いがけずたくさんの珍奇なる生物たちにめぐりあえて、

なかなかホクホクな研究所見学でした。

 

 


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!⑤

 

帰国日,夜行便まで時間があったので,

ベトナムの海洋研究所にいってみました.

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巨大なミノカサゴがお出迎え.

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研究所は博物展示館が一般に公開されていました.

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多種多様な八放サンゴ類です.

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 巻貝はどこへ行っても人気者.

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巨大なカイメン!海で遭遇したら興奮しちゃいますね。

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これは!ジンベエザメです。

しわっしわです。

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このような表情.

長年の展示で性格が曲がってしまったのでしょうか,シドヴィシャスみたいになってます.

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ノコギリエイのノコギリ.

スケールがありませんが,1メートルくらいはあったでしょうか.

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ウミユリ.

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オナガザメ.長い尾っぽを撮っていないというミス。

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どちらかというとこの瞳のほうが撮りがいがありましたね.

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シュモクザメ.みんなシワシワ。

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ナポレオンフィッシュでしょうか.

強力そうなアゴをもっています.

博物館にはまだまだたくさんの標本がりあました。

続く.


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!④

研究者をやっていると,

国内外を問わずかなり旅行の機会に恵まれると思います.

たまにはそんな旅の日記も.

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ベトナムへ向かう国際線の中にて.

基本お酒飲み放題なので,当地のビールが飲めるのが毎回楽しみです.

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機内食です.

これが「和食」です。

どうしてもパンは食べて欲しい模様.

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ニャチャンの空港へ到着する前.

何か光があると思っていたら....

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海面にたくさんの船が!

漁船でしょうか.日本では見られない数です.

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乗り換えの空港です.

バーガーキングの国際性が伺えます.

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当地のカップラーメン.

親切に(?)絵で示してくれています.

二袋の中身を最初に入れるようですが,

入っていたのは三袋でした.

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ホテルに備えつけの瞬間湯沸かし器.

コードが短すぎて地面にしかおけません。

まだまだいろんなカルチャーギャップなものがあるのですが,

今回はこの辺で.

これまで海外にもいろいろ行きましたが,

毎回新たな発見があります.

まだまだ知らないことだらけですね.

 


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!③

 ベトナム出張日記、まだまだ続きます。

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今回は一つのポスター部屋は設けず、

廊下にポスターを張り出していました。

ただし1フロアには収まりきらなかったらしく、2フロアに渡っていました。

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ポスターの裏側はこんな感じ。

完全にリゾートです。

しかし科学者たちは、そんなリゾートには目もくれず、

ポスターの前で議論に明け暮れるのです。

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前回、A-Coreプログラムのチェンマイセミナーでもご一緒した、

科博の魚類研究者の中江先生も発表されていました。

科博時代の私の兄貴分でございます。

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学会に参加すると、大抵バッグに講演要旨集などが入っているのですが、

国際学会ではその中にご当地のお土産が入っていることもしばしば。

今回はこんなものをもらいました。

ベトナムコーヒーセットです!

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どうやら、金属製のフィルターを組み合わせた中に

上からお湯を注ぐことで、コーヒーが抽出できるそうです。

研究室でやってみます。

続く


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!②

WESTPACミーティングの参加日記の続きです。

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少し時間をオーバーしてしまいましたが、無事口頭発表を終えました。

Masanori Okanishi, Suchana Chavanich, Voranop Viyakarn and Toshihiko Fuijta

 “Population structure of a brittle star Ophiothela danae (Echinodermata, Ophiuroidea) on gorgonacean corals from Gulf of Thailand”

ソフトコーラルと呼ばれる、硬い骨格を持たないサンゴに絡んでいるニシキクモヒトデ(Ophiothela danae)についての発表でした。

食性や被度についての質問がありましたが、正直なところほとんどなにも分かっていないクモヒトデです。

今後、発生や遺伝子配列を見ていく必要があると思っています。

そして、発表が終わったあとは打懇親会です。

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懇親会は、近くのホテルで行われました。

ベトナムビールで乾杯。

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これは「バーバーバー」とよむベトナムのビールです。

「333」はベトナムでは幸運を表す数字列だそうです。

ラッキーセブンならぬラッキースリーですね。

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東南アジアといえば食!

エビです。

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北京ダックです。ベトナムシチューです。

他にも魅惑の料理がずらりで、

お腹いっぱいになりました。

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さて、この懇親会では、WESTPAC Outstanding Scientist Awardの表彰式も行われました。

受賞者の名前が読み上げられていきます。おや、この方は…?

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なんと今回の共同発表者のSuchana Chavanich(タイ・チュラロンコーン大学)さんです!

珊瑚礁の生態系の研究をされており、研究業績だけでなくサンゴの保全やリクルート活動も評価されての授賞となりました。

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もう一度、Suchanaさんを交えて乾杯。

おめでとうございます!

こうしてベトナムの夜は更けていきましたとさ。

続く

 


WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました!①

WESTPAC 9th International Scientific Symposiumに参加してきました。

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なんとニャチャンのシェラトンホテルで開催です。

☆☆☆☆☆

(私は、その隣のリーズナブルなホテルに宿泊しました)

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この会議の母体は政府間海洋学委員会(Intergovernmental Oceanographic Commission: IOC)という組織で、その西太平洋区の委員会によって開催されている会議です。

つまり、西太平洋区の海洋学研究に関する大規模な国際会議です。

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初日の参加登録時の受付付近の様子。

人が多すぎて進めません。

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開会式の様子。

壇上にいらっしゃるのは、UNESCOの副理事です。

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開会式が終わって移動中。

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会場の目の前が海岸です。

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赤い椅子に座っていく参加者達。

賢明なみなさんはお気づきかもしれませんが、記念撮影の様子です。

これで参加者の約1/3くらいです。


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撮影が終わったら、みんなすぐにホテルに避難。

この時期のベトナムは30度を越えています!

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これが私の発表予定会場。 

 


街の灯

出張でベトナムへ行くため、

関西国際空港付近のホテルに来ています。

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街の灯じゃあー。

波の音が心地よい白浜も良いですが、

久々の都会はやっぱり心が躍ります。

もちろん遊びに行くわけではありません。

9th WESTPAC International Scientific symposiumに参加してくるのです。

発表演題だけで500近くになる大きな学会です。

あんまりよく知らずに申し込んでいたら、意外に大きな学会だったのは秘密です…。

頑張ってきます。


第十回棘皮動物研究集会へ行ってきました④

 

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魅惑の地酒が、ウニとクモヒトデの先生方を酔わせます。

 

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場はいよいよ盛り上がってまいりました。

皆思い思いに棘皮トークを繰り広げます。

 

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そろそろ一次会がお開き。

 

最後は、歌う生物学の先生の美声に酔いしれながら(歌詞付き)、

幕が閉じられました。

 

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そしてもちろん二次会突入!

 

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みなさんいよいよいい感じに酔いが回ってきたようです。

 

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なおも衰えぬ魚介類のクオリティ。

 

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本研究集会は、毎年12月頃に、各地持ち回りで開催されています。

 

2014年は、東大三崎臨海実験所で開催される予定です。

棘皮動物に関する話題であれば、誰でも発表できますので、

興味のある方は是非ともご参加を。

もちろん、発表なしでも参加できます。

 

最後に、本研究集会の開催に携わった富山大学の方々にお礼を申し上げます。

 

ありがとうございました!

 


第十回棘皮動物研究集会へ行ってきました③

研究集会の懇親会は、毎年その地域の趣向を凝らした料理やお酒が振舞われます。

 

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今回の研究会実行委員長の富山大の小松先生のご挨拶です。

 

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料理の提供元の店主のご説明が入ります。

さすが富山。日本酒がズラリです。

 

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開会前に藤田先生がご挨拶。

 

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みんな真剣に聞いています。

 

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ご覧下さいこの豊富な魚介類。

 

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水産系の学生も唸るほどの新鮮な魚介類に舌鼓をうちつつ、

富山の夜は更けていきましたとさ。


第十回棘皮動物研究集会へ行ってきました②

午前中の口頭発表のセッションが終わって、

お昼休みです。

 

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事前に申し込んだお弁当です。

富山県といえばマス寿司でしょう。

 

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またまた偉い先生方とともにお食事。

昔のいろいろな棘皮動物話を聞かせて頂きました。

 

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午後からは第十回を数えた研究集会の記念講演です。

師匠の藤田先生の趣旨説明があり、

 

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東京工業大学の本川先生の記念講演が始まりました。

 

「研究集会設立の頃を振り返って」

 

というタイトルで、研究集会が創られた経緯、

そしてこれからの研究集会の方向性をお話されました。

 

この研究集会は、もともと国内の棘皮動物研究者が

一年に一度集まり、交流を深めようという趣旨で設立されたものでした。

 

当初の参加者は10数名でしたが、

最近では50人近くが参加しており、学会への発展も一時期は考えられたそうです。

 

今回の講演では、やはり当初の「ゆるゆる」とみんなで集まろうという

志に重きを置きつつ、今後も定期的に開催しようということが語られました。

 

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廊下にフィールド研の公開臨海のポスターを発見。

残念ながら(?)去年のものでした。

そのうち今年のものに張り替えてもらえるのでしょう。

 

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口頭発表のあとは、ポスター発表です。

 

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ウミシダの発表。

 

比較的発生学的な研究が進んでいるグループで、

今回も発生過程を観察した発表がなされていました。

このあとはいよいよ打ち上げです。

 

ちなみに、写真はありませんが、私も発表しています。

 

岡西政典*・Suchana Chavanich・Voranop Viyakam・藤田敏彦

「タイ湾におけるヤギ類に付着するニシキクモヒトデ(Ophiothela danae)の色彩変異,生殖様式と体長組成」

 

タイで採れたニシキクモヒトデという種の体長組成について発表しました。

 

続く

 


第十回棘皮動物研究集会へ行ってきました①

去年の話になりますが、12月に富山大学で開催された

「第十回棘皮動物研究集会」に参加してきました!

 

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会場の富山大学の入り口。

科博時代にお世話になったクモヒトデとナマコの大先生と共にパシャリ。

 

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こんあな会場で発表でした。

モニターが二つある!

 

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早速口頭発表が始まりました。

 

生態、古生物、分類、系統、水産など、

棘皮動物を扱った様々な自然史研究の発表がなされていきます。

 

「研究集会」と侮る事なかれ、

毎年なかなかの数の参加人数を誇っているこの集会。

一時は学会への発展も考えられたそうです。

 

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科博時代にお世話になった

クモヒトデの化石の先生の発表も行われました。

 

「クモヒトデ類とヒトデ類の生痕化石に見られる条線の形成過程-現生種の管足の動きからの推測-」

石田吉明、藤田敏彦、清本正人、Martin Roper、小松俊文、加藤晃穀

 

こんな感じで集会は続いていきました!

続く


日本古生物学会例会へ行ってきました②

2014年1月25日

この日はいよいよ発表です!

とはいえ、コアタイムは13:00からなので…
 

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すこし博物館を見学。
 

 

巨大化した昆虫の模型です!
 

 

こんなんがいたら人類はひとたまりもないでしょうなあ。
 

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大会の販売コーナーも物色していると、樹脂包埋された昆虫などの標本が!
 

 

 しかしその中で一際異彩を放つ、シワシワになったイイダコ…
 

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そうこうしているうちに発表時間がきました。
 

 

発表演題
 

 

岡西政典・千徳明日香・藤田敏彦

「ツルクモヒトデ目(棘皮動物門,クモヒトデ綱)の分子系統解析と骨片の形態に基づく新分類体系」
 

 

現生メインの話でしたが、多くの方に話を聞いてもらいました。
 

 

また、実物を持ってきていたクモヒトデの化石にも興味を持ってもらいました!
 

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こちらは千徳博士の発表
 

 

千徳明日香・森嵜仁美・大野理恵・江崎洋一・升本眞二・富山隆將
 

 

「マイクロフォーカスX線CT画像を用いたサンゴ骨格癒合部の内部構造の解析」
 

 

大変見やすいデザインで、こちらにもたくさん人が集まっていました。お疲れ様でした!
 

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そしてコチラは 、先日発表練習を行った江崎研の大野さんの発表。
 

 

大野理恵・千徳明日香・升本眞二・江﨑洋一
 

 

「キサンゴ科群体サンゴにおける個体間干渉 ‐テリトリーによる検証・続報‐」
 

 

サンゴの中野個体同士のテリトリーと相互の干渉を、

形態解析プログラムを用いて見事に検証していました。

練習の甲斐もあり、落ち着いて発表していました!
 

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これは、今大会で編み出された「もづるポーズ!!」
 

 

今後、みなさんも是非使って見て下さいね
 

 

そんなこんなで、 なんとか発表が終わりました。
 

 

果たして結果は如何に。
 

 

続く。


日本古生物学会例会に行ってきました①

       1月24-26に兵庫県立人と自然の博物館で開催された

日本古生物学会の例会に初参加してきました!
 

 

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到着日(24日)古生物学会がホームの千徳博士と

入口でパシャリ。
 

 

異常巻アンモナイト(Nipponites)が会場の古生物感を高めています。
 

 

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翌日はポスター発表です。

鳥取博物館の徳田学芸員(千徳博士の先輩)が張り出しを手伝ってくださいました!
 

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次は千徳博士のポスターの張り出しです。
 

 

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一方私は、仕上げに小ネタのミニポスターを張って完成!
 

 

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この日は特別シンポジウムが。

タイトル「古生代化石研究の最前線」
 

 

動物学会や動物分類学会では聞けない話ばかりで、

すっかり楽しんでしまいました!
 

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その後は懇親会。

たくさんの古生物の方と知り合いになりました!
 

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懇親会後、

千徳博士の出身研究室の

江崎洋一先生(大阪市大)の研究室の練習発表に参加させてもらいました。
 

 

皆真剣です!
 

 

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その後は夜景のステキな部屋で飲み直し。

明日はいよいよ発表です!!