WESTPACミーティングの参加日記の続きです。
少し時間をオーバーしてしまいましたが、無事口頭発表を終えました。
Masanori Okanishi, Suchana Chavanich, Voranop Viyakarn and Toshihiko Fuijta
“Population structure of a brittle star Ophiothela danae (Echinodermata, Ophiuroidea) on gorgonacean corals from Gulf of Thailand”
ソフトコーラルと呼ばれる、硬い骨格を持たないサンゴに絡んでいるニシキクモヒトデ(Ophiothela danae)についての発表でした。
食性や被度についての質問がありましたが、正直なところほとんどなにも分かっていないクモヒトデです。
今後、発生や遺伝子配列を見ていく必要があると思っています。
そして、発表が終わったあとは打懇親会です。
懇親会は、近くのホテルで行われました。
ベトナムビールで乾杯。
これは「バーバーバー」とよむベトナムのビールです。
「333」はベトナムでは幸運を表す数字列だそうです。
ラッキーセブンならぬラッキースリーですね。
東南アジアといえば食!
エビです。
北京ダックです。ベトナムシチューです。
他にも魅惑の料理がずらりで、
お腹いっぱいになりました。
さて、この懇親会では、WESTPAC Outstanding Scientist Awardの表彰式も行われました。
受賞者の名前が読み上げられていきます。おや、この方は…?
なんと今回の共同発表者のSuchana Chavanich(タイ・チュラロンコーン大学)さんです!
珊瑚礁の生態系の研究をされており、研究業績だけでなくサンゴの保全やリクルート活動も評価されての授賞となりました。
もう一度、Suchanaさんを交えて乾杯。
おめでとうございます!
こうしてベトナムの夜は更けていきましたとさ。
続く