午前中の口頭発表のセッションが終わって、
お昼休みです。
事前に申し込んだお弁当です。
富山県といえばマス寿司でしょう。
またまた偉い先生方とともにお食事。
昔のいろいろな棘皮動物話を聞かせて頂きました。
午後からは第十回を数えた研究集会の記念講演です。
師匠の藤田先生の趣旨説明があり、
東京工業大学の本川先生の記念講演が始まりました。
「研究集会設立の頃を振り返って」
というタイトルで、研究集会が創られた経緯、
そしてこれからの研究集会の方向性をお話されました。
この研究集会は、もともと国内の棘皮動物研究者が
一年に一度集まり、交流を深めようという趣旨で設立されたものでした。
当初の参加者は10数名でしたが、
最近では50人近くが参加しており、学会への発展も一時期は考えられたそうです。
今回の講演では、やはり当初の「ゆるゆる」とみんなで集まろうという
志に重きを置きつつ、今後も定期的に開催しようということが語られました。
廊下にフィールド研の公開臨海のポスターを発見。
残念ながら(?)去年のものでした。
そのうち今年のものに張り替えてもらえるのでしょう。
口頭発表のあとは、ポスター発表です。
ウミシダの発表。
比較的発生学的な研究が進んでいるグループで、
今回も発生過程を観察した発表がなされていました。
このあとはいよいよ打ち上げです。
ちなみに、写真はありませんが、私も発表しています。
岡西政典*・Suchana Chavanich・Voranop Viyakam・藤田敏彦
「タイ湾におけるヤギ類に付着するニシキクモヒトデ(Ophiothela danae)の色彩変異,生殖様式と体長組成」
タイで採れたニシキクモヒトデという種の体長組成について発表しました。
続く