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研究 - 3. page

日本動物学会へ行ってきました!④

日本動物学会二日目は,午前中にシンポジウムがありました.



瀬戸メンバーも何度か参加している,JAMBIO主催のシンポジウムもありました.



海産無脊椎動物―生命情報の宝の山 III―JAMBIO 沿岸生物合同調査 特集

オーガナイザー:
中野 裕昭(筑波大学・生命環境系・下田臨海実験センター)
谷口 俊介(筑波大学・生命環境系・下田臨海実験センター)
幸塚 久典(東京大学・大学院理学系研究科附属臨海実験所)

「海産無脊椎動物を用いた研究は、分類、発生、細胞、進化、形態、生理等の幅広い分野で古くから行
われており、それらの研究で得られた情報の中には生物学の礎となっている事例も多い。現在でも、長
い時間をかけて着実な成果を積み上げ、新規かつ重要なアイデアを生み出している研究が多く存在す
る。「海産無脊椎動物―生命情報の宝の山―」はそれらの内容を内外へ発信し議論を深め、研究分野の普
及と海産無脊椎動物を利用した今後の研究の展開を魅力あるものにすることを目的とし、過去 2 年、開
催されてきた。第 3 回目となる本シンポジウムは、JAMBIO 沿岸生物合同調査特集とし、これまでに調
査に参加した専門家の方々に、本調査で採取されたサンプルから得られた結果を交えながら、各々の動
物群の分類、生態、進化などに関して講演をして頂き、より幅広い分野における海産動物研究の進展と
未来を議論する。」


マリンバイオ共同推進機構と JAMBIO 沿岸生物合同調査
中野 裕昭
 

動物相研究における臨海実験所の重要性

幸塚 久典,関藤 守,大森 紹仁,中野 裕昭
 

多毛類の隠れた多様性を明かす―三崎・下田を端として―

自見 直人,藤原 義弘
 

JAMBIO 沿岸生物合同調査で得られた紐形動物

柁原 宏,我那覇 生将
 

相模産タナイス学の復興

角井 敬知
 

相模湾産等脚目甲殻類の分類学的研究と等脚類の多様な生態・形態

下村 通誉
 

相模湾動物相調査史の新たな 1 ページを開く JAMBIO 沿岸生物合同調査

並河 洋



写真はありませんが,会場はとても広く,

そうそうたるメンバーによる講演に,JAMBIOの盛り上がりを実感しました.

うーむ,瀬戸も頑張らねば!



午後はいよいよ授賞式です.
 

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西川先生の動物学会賞の受賞です!おめでとうございます!
 

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そして,今回は海洋生物研究の知り合いがたくさん受賞されていました!
 

下田臨海の中野さんの動物学会奨励賞の受賞です!おめでとうございます!
 

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そして,東邦大学の田中さんの,Zoological Science Awardの受賞です!おめでとうございます!



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JAMSTECの宮本教生さんも,Zoological Science Awardを受賞されました!おめでとうございます!



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さらに,三崎臨海実験所の幸塚さんに動物学会から感謝状が贈られました!おめでとうございます!


 

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西川先生,



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中野さんによる,受賞記念講演です.

お二人の講演を拝聴し,身の引き締まる思いでした.

まだまだ頑張らねば!



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そして,総会の最後にビンゴ大会があったのですが,

そこでなんと,水産無脊椎研究所の増田さんが,一位を獲得しました!

すごい!



彼女は去年にも入賞していましたが,恐るべきクジ運ですね.


日本動物学会へ行ってきました!③

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大会二日目は動物学会の各種受賞式があります.

実は今回,東邦大学名誉教授の西川先生が,動物学会賞を受賞されました!

実にめでたい.ということで,大会一日目の終わりに,祝賀会が催されました.



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愛弟子の,東邦大学で学位を取得された田中正敦さんより,

西川先生に贈り物贈呈です.



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中身は日本酒用のグラスです!

祝賀会参加者一同より,愛のこもった贈り物です.



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その愛弟子の田中さんにも,実は贈り物が.

彼も今回の動物学会で,Zoological Science Award(論文賞)を受賞したのでした!

中身は,彼の対象動物のプリントされたパーカーです!
 

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さらに,教え子一同より,西川先生に贈り物が!

代表の小川君(西川研究室出身)より,日本酒が手渡されます.
 

本当におめでとうございます.西川先生のご人徳あってのことですね.
 

こうして祝賀ムードの中,新潟の夜は更けていきましたとさ.


日本動物学会へ行ってきました!②

 

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学会一日目の〆は,分類学会のシンポジウムでした.



「日本動物分類学会シンポジウム
分類学と古生物学の融合:
現生種と化石種による海産無脊椎動物の系統分類学的研究
藤田敏彦・岡西政典」



実はこのシンポジウムの演者兼オーガナイザーを務めておりました.

主オーガナイザーの藤田先生より,初めに演者のご紹介.



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トップバッターは鳥取県立博物館学芸員の徳田悠希さんです.

単体サンゴという,群体にならないサンゴに主に焦点を当て,

環境復元や系統進化まで,幅広い研究を展開されています.



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次は広島大学学振PDの田中隼人さんです.

化石記録が残りやすい,貝形虫という微小な甲殻類を研究されています.

この生物に焦点をあてつつ,Paleobiologyについての話題も提供してもらいました.



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三番手は豊橋自然史博物館学芸員の芳賀拓真さんです.

ニオガイという,木材や石などに穿孔する二枚貝の系統進化を研究されています.

とにかく芳賀さんは貝に詳しい方で,

研究対象への愛を余すところなく伝えてくださいました.



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手前味噌ながら,トリは私でした.

恐らく今回の演者の中では最も古生物学的なバックグラウンドが少ないのですが,

現生生物を扱った分類学者の視点から,

古生物学に代表される他分野を意識した研究を展開する意義についての発表をしたつもりです.



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思いのほかたくさんの方々にご参加いただき,

活発に議論を交わしていただきました.

シンポジウムにご来場いただいた皆さん,

そして演者の皆さん,本当にありがとうございました!


日本動物学会へ行ってきました!

 

2015年9月17日~19日に開催された,

日本動物学会第86回大会@新潟に参加してきました.

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こちらが会場の朱鷺メッセ(の一部)です.

な,何てデカい会場なんだ!

と思っていたら,実際の学会場は,この裏のもう少し背の低いホールでした.



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 私の発表は初日でした.

「カンムリクモヒトデ(クモヒトデ綱)の特異な形態と潜行行動」

岡西政典・石田吉明・山本恒紀・宮﨑勝己・朝倉彰・藤田敏彦



動物学会で,初めて分類以外の発表をしたので緊張しました.

かなり早口になってしまったのは,今後の課題ということで...

いずれにせよ,結構たくさんの方に聞いていただけてうれしかったです.

あとは成果にするばかりですね!



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同僚の千徳博士もこの日が発表でした.

「潜るイシサンゴ―タマサンゴの軟底質での生活様式」



サンゴ関係者や,千徳さんの古巣の市大の先生も聴きに来ていました.

古生物出身の彼女ですが,このように現生の研究も進めています.

見習わねば.



この後私はシンポジウムがもう一件ありました.

一日に複数の発表があるとしんどいっちゃしんどいんですが,

ここで頑張れば,後は学会を楽しむだけなのです!

 

続く


四双島探検隊➄

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四双島調査も終わりです.



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それぞれの調査を終えた面々が船着場に集まってきました.
 

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調査にお付き合いいただいた船長の山本さん,ありがとうございました! 
 

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帰港途中の船内.

それぞれのサンプルや写真を愛でる人たち.
 

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飼育員のうっちーさんも完全装備でした.

良いお魚は獲れたのでしょうか.
 

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凌君もいい顔をしています!

それぞれ実りのある四双島調査でした!


四双島探検隊④

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柔らかそうなサンゴ.八放ではないとおもうのですが.
 

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ウミシダさん.比較的浅いタイドプールの岩陰より.
 

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こちらはニッポンウミシダ.島の外壁のオーバーハング部より.
 

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群体ボヤ.見る場所によっては顔にみえて可愛いですよね.
 

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まさかの伊勢海老に遭遇.

手を伸ばすと驚くほどの速さで逃げていきました.

ただでさえかっこいいのに,

防御力と敏捷性も兼ね備えていてずるいと思います.
 

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最後はクモヒっちゃんで〆.

クロクモヒトデだと思われます.

転石をひっくり返すと必死で逃げていきます.
 


四双島探検隊③

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まだまだ続く四双島生物シリーズ.

イボヤギです.
 

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色的に二型があるように見えます.

こっちは触手をのばして綺麗ですね.



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島の外壁に群生していました.

よほど条件が良いのでしょう.
 

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棒状のムチカラマツ.結構深いところにいるイメージなのですが,

タイドプールに生息していました.
 

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ハナヤサイサンゴ.このピンク色は何なのか.
 

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こちらは団扇状のいわゆるイソバナの類.

全て同じ方向を向いていました.水流と成長方向に因果があるのでしょうか.
 

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テツボラ.畠島では比較的珍しい種ですが,

ポツポツ点在していました.


四双島探検隊②

四双島で採れた生物写真をご紹介.
 

四双島

四双島(赤丸)は実験所(黄丸)の西方に浮かぶ島で,

外洋の影響を受けて,番所崎よりも南方性の生物相が観察できます.
 

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クサフグ.

かなりアップで撮らせてくれました.

青い目が素敵ですね. 
 

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ギンポ.

こちらも大分近くまで寄らせてくれました.
 

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カタベガイ.

四双島でなくてもみられる種ですが,

なんとなく撮ってしまいました.
 

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アミメ?ジュズベリヒトデ.

実験所周辺の潮間帯ではあまりみられません.
 

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そしてこれはトサカでしょうか? 
 

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近くによって撮影できなかったのですが,

写真を拡大してみると,触手っぽいものが見えました.

後で図鑑を調べてみたんですが,

キイロトゲトサカに近いような印象です.
 


四双島探検隊①

 

 

2015年8月3日に四双島調査を敢行しました.
 

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調査兵団のメインメンバーは実験所のPDと学生,飼育職員さんです. 
 

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既に畠島で調査を済ませたD1の凌君と,
 

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大和先生御一行を回収.

いざ,四双島!
 

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果たしてどんな生き物が採れたのでしょうか.


知られざる生態紹介

と題して,先日のうみさわ会での講演が新聞に載ったそうです.

7/6の高知新聞の朝刊に載っていたそうですが,

地元の知り合いに教えてもらいました.
 

「うみさわ会は「海の生き物を爽やかに調べる会」として昨年発足...」
 

という風に紹介されています(笑)
 

ついにうみさわ会も活字デビューですよ!


ツーショット

 

 

を撮りました.

高知県大月町の一切小島沖20 mです.
 

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写真:広瀬雅人

貴重なアカテヅルモヅルとのツーショットです!

ダイビングでモヅルと一緒になるのは,国内では初めてです!

最近になって少しずつモヅルが増えてきているんだとか.
 

貴重なモヅルポイントに案内してくださった黒潮研の皆様,

ダイビングショップの皆様,ありがとうございました!


黒潮のクモヒトデ

黒潮で採れたクモヒトデの一部を紹介します.

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トゲクモヒトデ科の一種.
 

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メガネクモヒトデの類(スナクモヒトデ科).
 

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ナマコの体表にくっつくニシキクモヒトデ(左下の赤いやつ).

ほんとにどこにでもくっつくんですね.
 

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カンムリクモヒトデ.体の真ん中が壊れやすいのですが,

今回は完全体が採れました!
 

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ウデナガクモヒトデで〆.

こいつはデカすぎてレンズに収まり切りません.

そろそろデカいサイズ用のレンズも仕入れなくては.
 


うみさわ4番外編

黒潮研究所での日々を振り返ります.



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研究所前の夕暮れ.
 

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宿泊棟内での一幕.カメラについての情報を交換しています.

フィールドワーカーあるあるですね.
 

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詳しいやり取りは忘れてしまいましたが,おそらく,
 

「俺が俺が」

「いやいや俺が俺が」

「じゃあ俺が!」

「どうぞどうぞ」←ここの写真だと思います.
 
 

因みに,この壁に帰られているのは我々が二日目にお世話になったダイビングショップのカレンダーなのですが,その中に衝撃の事実が含まれていました.
 

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Espoir (フランス語で希望,の意味)
 

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まさかの事実でした.我々は気付かない間に,命のやり取りをしていたのですね.
 

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最終日の出発が早い我々に,実験所の研究員さんがお弁当を持たせてくださいました!

最後の最後まで,本当に感謝です!
 

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今回の調査で一緒になった上野さんとパシャリ.

実は一緒にスキューバ調査をするのは初めてでした.

因みに私のコルセットは,激しい寝違えの治療用です.
 

今回得た成果は,なるべく早く発表できるように,また実験所で頑張ります!

お世話になった黒潮生物研究所の皆様,

ダイビングショップの皆様,

ならびに高知県大月町の皆様,ありがとうございました!


うみさわ4⑩

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講演会の後は,地元の方が料理を拵えてくださいました!
 

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ご馳走です!高知出身の身としては懐かしい料理の数々.
 

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お刺身も絶品!
 

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料理を作ってくださった婦人会の皆様.ありがとうございました!
 

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地元の方々と交流を深めた後は,

調査メンバーで心行くまで語り合いましたとさ.

それにしても楽しい調査でした.

また再訪しようと心に誓いました.


うみさわ4➈

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調査三日目は,黒潮研講義室でオープンセミナーを行いました.

講義室がほぼ満杯です!

急な告知だったにも関わらずたくさんの方にお集まり頂きました!
 

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その人数に焦って最終準備に勤しむ講演者.
 

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こちらは比較的余裕なオーガナイザーの山崎さん.

笑顔が光ってますね!
 

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まずは所長の中地シュウさんの露払いトーク.

「この海には何がいる?黒組成物研究所の海産無脊椎動物調査について」
 

黒潮研は設立以来,大月町近海の海産無脊椎動物の調査を行ってきているそうで,

これまでに様々な科学的新知見を明らかにしています.
 

日本各地にまだまだこのような場所が残されており,そうした地域生物相の解明は,

日本全体の生物相の解明に極めて重要な課題となっています.

今後も黒潮研の調査活動から目が離せませんね.
 

この後はうみさわ会メンバーからの発表が続きます.
 

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山崎博史:

「あなたの知らない海の生き物たち」
 

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写真:山崎博史

岡西政典:

「海中の忍者クモヒトデ」
 

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広瀬雅人:

「コケ?ムシ?サンゴ?知られざるコケムシの世界」
 

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上野大輔:

「カイアシ類(コぺ)の寄生と多様性」
 

みなさんそれぞれの生物に対する愛情にあふれたお話で,

聴衆からも質問がひっきりなしでした!
 

お疲れ様でした!


うみさわ4⑧

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水深計故障発覚から十分後.我々は漁港に戻っていました.

所長が水深計を備えた船で同行してくれないかどうか,漁師さんと交渉してくださいました.
 

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交渉を待っている間に見かけた面白?現象.

岸壁に干上がったウミシダを発見しました.

完全に干上がってるけど,果たして彼はその後どうなったのでしょうか.
 

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そうこうしているうちに交渉が成立したようです!

協力を快諾してくださった漁師さん(ありがとうございます!)と共に再出撃.

調査船団結成ですよ!
 

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今度は水深がわかります!

改めて70 m 位のところで一発下してみました.
 

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ロープを操出し,しばし待つ.

船に備え付けのラインボーラー(油圧式の巻上機)を使おうとしたところ...
 

所長「ラインボーラーも動かないね...」
 

ということで...
 

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人力ドレッジ開始です!
 

最長200 mのロープを四人(+所長)で合計五回ひっぱりました.

実はこのうち最初の三回は失敗(空っぽ).
 

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で,このように重りの位置を変えていくことで,四回目にやっと成功!
 

五回目も根性で引っ張りきり(砂が入っている分重かった...), 
 

恐らくその人生で最もマッスルなドレッジ調査が終わりました.

しかしその甲斐あって,求めていたサンプルが手に入りました!
 

やはり何事もやってみるものですね.

大変有意義な成果に,(比喩でなく)疲れも吹き飛びました!


うみさわ4⑦

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調査三日目はドレッジです!

東京大学大気海洋研究所の広瀬先生が,自前のドレッジを持参してくださいました!
 

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黒潮研の研究船「つきなだ」にドレッジを搭載して出発!
 

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前日までの荒天が嘘のように穏やかで,

且つ曇りという絶好の船日和!
 

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船の水深計が壊れているということで,釣りなどで使う簡易魚探を使いました.
 

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センサーを水面に浮かべると,

このように魚影が映し出されます!
 

・・・しかし,どうも様子が変です.

明らかに50 m以深の場所でも約30 mと表示されています.
 

所長「こりゃ壊れてるな...」
 

果たしてドレッジはできるのか!?


うみさわ4⑥

 

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一本目の後,港(沖ノ島は有人島です)に避難して昼食タイム.

陸に着くなり倒れこむ人.
 

「地面が温かい...」
 

そう,私を含む何人かは真夏用のウェットスーツだったため,

一本目ですっかり体が冷え切ってしまっていたのでした.
 

私も地球の熱を感じる羽目になったのは言うまでもありません.
 

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体が温まったところでお弁当タイム.

何人かはこの後さらにシュノーケリングに勤しんでいましたが,

体が凍り付いた組は船長のおこしてくださった焚火にあたっていました.

装備さえしっかりしていれば,俺だって...
 

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ということで,二本目もこなしてお開き!

(ここで目的のニシキクモヒトデも採れました!)

沖ノ島を後にしました.
 

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帰り際に,岸壁によって自然観察.

何があるのかとよーく目を凝らすと...
 

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みさごの巣だそうです!

なかなか見られない光景に,

寒さも少し和らぎましたとさ.


うみさわ4➄

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 思い切って激荒れの海に飛び込んでみると...
 

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海中は実に穏やか.ショップのダイバーさんのアドバイスどおりでした.
 

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みな思い思いに,
 

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自分の調査に没頭します.
 

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基本的に,ベントス(海底で暮らす生き物)屋さんは,

海底ばかり見ており,魚の群れなどにあまり興味を示さない事が多いです.

ダイビングショップの方から見ると,それが奇妙に映ることもあるのだとか.
 

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でも,我々にとってはこの海底こそ宝の山!

心中ではキレイな魚を見るよりも興奮しています!
 

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来それにしても高知はクモヒトデの多様性が高い(気がします)!

 目的のニシキクモヒトデも採れて,満足のいく調査となりました!

※今回の写真は全て山崎博史さんが撮影されました.


うみさわ4④

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うみさわ会二日目は別のダイビングショップにお世話になりました.

二階まである豪華なボートです!

後に発覚するのですが,実はこのボートは,

うみさわを表した実に爽やかな名前を冠していたのでした. 
 

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二日目とはいえ,みなさん元気いっぱい!

心配されていた天気も落ち着き,この日は無事に目的の沖ノ島に渡れるとのことでした!
 

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船着場からの水面.やや曇ってはいますが,ベタベタじゃないですか!
 

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つつがなく出港!二階のテラス部分でのんびり島を目指します.
 

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あれ,沖に出ると少し...荒れてきた...かな?
 

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と思ったら大荒れです!沖ノ島に着いたら白波立ちまくりでした.
 

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揺れ揺れの中なんとか準備する猛者たち.
 

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当の私は潜る前からこんな感じ.

果たして無事に調査できるのか?


うみさわ4③

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写真:自見直人

実験所に帰ったら,息つく間もなく採集物の仕分けです.

このような作業場を提供していただきました.感謝!

基本的には写真撮影後に標本としますが,

今回は行動観察用にいくつかの種は持ち帰りました.
 

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撮影台も提供していただきました.
 

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私はゴリラポッドを持っていないので,フラッシュの角度にいつも苦労していたのですが,

この工夫は目から鱗でした.照明取り付け用のアームに,ゴムでフラッシュを取り付けています.

これで斜めから光を落とせるという仕組みです.
 

奥に見える木製の台は,シャーレの真下に穴がくりぬかれ,

その下は真っ暗な空洞になっています.
 

う~~ん,いくらでも工夫のしようはあるんだなあ.


うみさわ4②

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一日目のダイビングポイントは「一切小島」です.

実験所長の中地さんの後ろにちょこっと突き出ています.
 

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自見君の七つ道具その②「シャベル」

果たして何に使うのか?
 

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写真:山崎博史

準備ができたらいざドボン!

皆それぞれに目的の生物を探します.
 

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写真:山崎博史

自見君の周りはいつも砂煙が巻き上がっています!

彼は砂中のゴカイを探すために,シャベルで砂を掘り,それを篩うという手法をとっています.

クモヒトデも結構採れるらしく,参考にしようと思った次第です.
 

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戦いを終えた戦士たち.

真ん中はうみさわ会オーガナイザーの山崎さん(琉球大学)です.
 

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コケムシの広瀬さんとパシャリ.

うみさわ会はまだまだ始まったばかりですよ!


うみさわ4①

2015年6月26日~28日に開催された「うみさわ会」に参加してきました!

うみさわ会とは,「海でさわやかに採集を行う会」で,

若手海洋生物学者による合同採集調査が主な目的です.

今回で4回目です.第2回は瀬戸臨海実験所で行われました
 

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今回は高知県の西の端,大月町にある黒潮生物研究所で開催されました.

遠路はるばる集まった研究者たち.

果たしてどんな生物が待ち受けるのか.
 

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こちらが黒潮生物研究所.

飼育水槽や標本室など,海洋生物を研究するための一通りの機器を備えています.
 

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調査一日目はやや荒れ模様.

近場の島付近で潜ることになりました.
 

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コケムシの広瀬さん,コぺの上野さん,ゴカイの自見さん,

各地から集った強者研究者です!
 

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調査はスキューバ中心です.

ダイビングショップにお世話になりました.

※写真を撮ってばかりでなく,私もちゃんと準備を手伝っています!
 

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各々調査用具を用意して準備万端! 
 

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コぺの上野さんはスキューバの達人です!

今回は色々と勉強させてもらいました.
 

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ゴカイの自見さんの採集七つ道具の一つ.

果たして何に使うのか!?


手作り実験器具

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技官の山内さんが,実験器具を作ってくださいました!
 

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このようにどこにでも売っているプラスチックの箱に,

仕切り板を取り付けられるようにしてくださったのです!
 

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しかもこれ,差し込める位置がずらせます!
 

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こちらが仕切りの位置の拡大図.

丁寧なお仕事に感謝感謝です!
 

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そしてこちら.



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丸形カップの中に,このように仕切りを付けてくださいました・



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横から見るとこれくらいの高さ.



実はこれ,とあるクモヒトデの特別観察器具なのです.

これで,いろんな事がわかる(予定)のです!



山内さん,ありがとうございました!


記事になりました

 

クラウドファンディングについての記事が出ました.

21日付の読売新聞の夕刊です.
 

クラウドファンディングの利点,効果,今後の課題などがとてもうまくまとめられています.

思えば去年は,クラウドファンディングによって研究を大いに進めさせてもらえました.

「支援者が納得できるように,資金を集めた人は,

情報公開などをしっかり進める必要がある」

との指摘もありますように,

現在,データを形にすべく頑張っております!


合同ゼミ

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先日,瀬戸臨海実験所と京大本校の沼田研との合同ゼミが行われました.

瀬戸を早朝に発ち,車を運転すること3時間半,京大に到着しました!

瀬戸からはD1の中山君とM2の中町君が参戦!

積極的に頑張っていて頼もしい限りです.
 

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なんとセミナー終了後は懇親会まで!
 

いろんな方とお話させていただきましたが,

なんとクモヒトデの事をご存じの方もおられました.

宣伝効果でしょうか.ありがたい限りです.
 

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最後は宮崎先生のごあいさつで締め.
 

おつかれさまでした!


クモヒトデ人形

 

 

藤田先生の部屋の入り口に,何やら見慣れぬ物体が.
 

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なんぞこれwww

真ん中はセサミストリートのキャラクターでしょうか?
 

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もう一個体発見しました.

シンガポールの方が作ってくださったとのこと.

トゲクモヒトデ科とみましたよ!
 

それにしてもよくできたクモヒトデ人形です.

しかも簡単に作れそう...

増産したら白浜駅に飾ってもらえませんかね?


CT画像からの立体構築①

 

Image Jを使ったCT画像の立体構築の方法について,

少し(ホントに初歩的ですが)出来るようになったので備忘録もかねて紹介します.

今回はFijiというImage Jの画像処理パッケージを使用します.
 

用意するものは以下の通り.
 

1.  連続切片画像データ(組織切片画像などは別途ズレを調整する必要あり)

2. Fijiソフトウェア

3. 立体構築にかける意気込み 
 

○準備

・連続画像データのファイル名は全て連続番号にしておく.

・立体構築を行うためのフォルダ(今回は「3D」とします)を作り,

その中を連続画像データだけにしておく.
 

CT1

「3D」フォルダ内がこんな感じになればOK. 
 

1.Fiji をDLする.

http://fiji.sc/Fijiのリンク先の”Downloads”から適切なver.をDLする.

・fiji.weim64.zipがDLされるので,解凍する.

・解凍先(デスクトップにしておくと便利)にFiji.appフォルダーができる.
 

2. Fijiで画像を読み込む

・Fiji.appフォルダ内のImageJ-win64.exeを立ち上げる.

CT2

・こんなのが立ち上がるので,「File> Import> Image Sequence」を選択し,

「3D」フォルダの中から最も番号の若い連続切片画像を選択する.
 

・連続切片画像が重ねられた「Stack」画像が表示される.
 

CT3

こんな感じ.下のスライドバーを動かせば,Stackされているか確認できる.
 

・Stack画面を選択した状態でShift+Cで「Brightness & Contrast」が調整できる.

・スライドバーで調整して,周りのゴミなどが写らないように調整する.

・この際,(Fiji Is Just) Image Jウィンドウの「Process> Sharpen」などで,

より精彩な画像にする事ができるようです.

※上の画像は調整済.
 

3. 立体構築

・(Fiji Is Just) Image Jウィンドウを選択し,

「Plugins> 3D Viewer」で3D画像が構築できる.

CT4

こんな感じ.後はマウスでぐりぐり動かして3D映像のエンジョイできます.
 

Virtual dissectingの方法などはまだ勉強中.

わかる人はそっとメールしてくださるとうれしいです!


X線撮影再び

以前串本で採れたこのモヅル
 

IMG_5394

その後解析を進めてみたところ,やはり面白い種である事がわかりつつあります.
 

IMG_5399

そこで科博に行ってCTスキャン映像を撮ってきました!

この筒の中に入れる必要があるので,泣く泣く腕をカット.

科学に犠牲はつきものです.
 

IMG_5402

そしてスキャン!

おお!いろいろ見えてるじゃありませんか!
 

最近,スキャンの使い方も色々とわかってきて,

軌道に乗り始めた感触です.ホクホクです.
 

ふふふふ.


化石研究会で発表してきます

化石研究会の第33回 総会・学術大会で招待講演を行うことになりました.

詳細はこちら↓



ミニシンポジウム(一般公開)
テ ー マ:「深海環境と生物」



1 趣旨

駿河湾と言えば、海底谷の存在により湾の奧深くまで深海環境が存在しており、

そこには様々な深海生物が暮らしていて、最近ではたいへん話題となっています。

そこで今回は、駿河湾、そして深海生物やそれらの化石に関連した四題について、講演していただきます。



2 パネリスト・タイトル(仮題)

講 演: 講演1「駿河湾はどうやってできたか?」
講師 柴 正博(東海大学自然史博物館)



講演2「謎のサメ、メガマウスをさぐる」
講師 田中 彰(東海大学海洋学部)



講演3「師崎層群の硬骨魚類化石相-深海魚を中心に-」
講師 大江文雄(東海化石研究会)



講演4「分子系統で探るテヅルモヅル類の進化」
講師 岡西政典(京都大学瀬戸臨海実験所)



3 コーディネーター: 柴 正博 (東海大学自然史博物館)



4 主催: 化石研究会



5 日時: 2015年6月6日(土)・7日(日)



6 場所: 東海大学海洋科学博物館(静岡県静岡市清水区三保 2389)



7 対象: 一般



8 料金:化石研究会会員は無料
※ 非会員の方は博物館入館料が必要です(一般:1500 円、学生:750 円)



詳細はコチラ↓

http://www.geocities.jp/tepkun/

 
 

知り合いの化石研究者からお話を頂いたのですが,

他の講演者の方々は,いずれもえらい先生方です.

こんな現生屋の若手で務まるのか不安ですが,頑張ってきたいと思います.



それにしても...



「駿河湾」

「メガマウス」

「魚類化石」



いずれも深海生物好きにはたまらないキーワードばかりじゃないですか!

一聴衆としても,楽しんできたいと思います!


白浜ドレッジ④

先日のドレッジで変なクモヒトデが採れました.

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こいつです.

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残念ながら体は半分です.弱っているわけではなさそうなので,

分裂中かもしれません.

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変ポイント:体が皮で覆われている.

DSC09771

更に変ポイント:腕の反口側で皮が内輪状になっている.

ふーむ,今同定を進めていて,こいつか?というところまでは行きついていますが...

ひょっとするととても面白いやつかもしれません.ホクホク.

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Ophiologimus hexactisも採れました.

すぐに盤が溶けてしまいます.今回も完全体の捕獲はならず.

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ちょっと大きめのスナクモヒトデ類.

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Ophiomusiumの類.この類は異様に体が硬いのですが,

一体普段どのように生活しているのでしょうか.

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トゲクモヒトデ類.深海に多い類です.

 IMG_9974

 他にも,マツカサキンコと思われるものも.

棘皮とは思えませんねえ.


白浜ドレッジ③

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ドレッジでなかなか良さそうな基質が採れました.

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中に残った砂などを残さず回収!この中にお宝があります.

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海水でゆすぎながら,丁寧に基質の中を見ていくと...

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いろいろ採れました!この小さいのは全てサンゴ.

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抜けた歯のようですが,これも立派なサンゴ.

千徳博士ウハウハだそうです!

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そして...ん?
 

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おや?

(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
 

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もづるです!
 

もづるが採れました!

白浜沖での調査を続けること2年あまり,やっともづるを手にすることができました!
 

いやーうれしい,ツノモヅルという種類ですよ.

飼育を試みて,生態や行動を明らかにしたいところ!

その他にも,たくさんいいくもひとでが採れました!
 

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ということで,大満足のドレッジでした!


白浜沖生物調査のお知らせ

京都大学瀬戸臨海実験所実験所では,
調査船「ヤンチナ」により,白浜沖の100-300 m海域において,
生物ドレッジによる採集と,プランクトン採集を行っています.
 
本年度は4-6月に集中的に行っており,5月は5/20-22, 5/27, 5/29の予定です.
 
これまでは,1mm以上の篩にかけたものをソーティングし,
ホルマリンまたはアルコールで固定しています.
 
必要とする生物は持ち帰り可能,
メイオベントスなどの特殊な採集にも対応,
採集地データも提供,
さらに当実験所での宿泊も可能です.
 
この調査に興味がおありの方は私までご一報を!
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写真提供:河村博士
 
 
皆様の積極的なご利用をお待ちしております.

白浜ドレッジ②

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一回目のドレッジは砂砂でした.

砂の隙間に様々な生物が潜んでいるのです!

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今日はいいぞー.水深を少し浅く,200mまで移動してもう一回!

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ドレッジを待ってる間に,水面を漂っていた木片に付着していたミョウガガイをゲット!

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フジツボ類の研究をしている新人の高橋さんの手に渡りました.

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新人といえばもう一人,三重大から来た吉川君(奥)もドレッジに参加してくれました!

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そうこうしている間にドレッジが帰ってきました!

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おお,貝の死に殻や石です!

果たしてどんな生き物が潜んでいるのか!
 

続く
 

※写真@河村博士


白浜ドレッジ

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先日,白浜ドレッジを行ってきました!

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たまには酔ってない元気な姿をお見せしましょう.

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天気は最高!あっという間に水深300 mまで到着しました!

ドレッジ投入!

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今回は若手の技術職員さんも多く乗船しました.

技術の継承が行われています!

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さあ何が上がってくるかな?

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ほんとに天気がよかったので,みんな元気!

笑顔がこぼれます.

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さあドレッジが戻ってきました!中身はいかに!?



※写真@河村博士


動物命名規約の輪読会が開催されます

毎年恒例の,動物命名規約の勉強会が開催されます!

今年も日本動物分類学会大会@広島大学の後,

以下の要領で開催されます.詳細は以下の通りです.
 

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第6回『若手分類学者の集い』のご案内
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<開催趣旨>

 これまで6回にわたり日本動物分類学会大会にあわせて開催された勉強会『若手分類学者の集い』では、全国の若手分類学者が集まって国際動物命名規約の学習を行いました。さまざまな分野の研究者による自由闊達な議論によって規約への理解を深めることができたと感じています。

 今年も日本動物分類学会大会の日程に合わせて勉強会の開催を企画しましたので参加者を募集いたします。勉強会の内容はこれまでと同様、『国際動物命名規約第4版』を輪読形式で読み進め、疑問がある場合にはそのつど全員で徹底的に議論を行い、解決する、というものです。また、勉強会は、予算的な負担が最小限で済むように日本動物分類学会の終了後に会場である広島大学の近くで行います。もちろん、日本動物分類学会大会に出られない方の参加も大歓迎いたします。

 なお、「若手分類学者の集い」という名前ではありますが、これは特に若手の参加が重要だと考えているからで、若手しか参加できないという意味ではありません。また、専攻が分類学でなくてもまったく問題ありません。気持ちが若手 !で、分類学に興味をお持ちの全ての方の参加を歓迎いたします。 
 

<内容>

国際動物命名規約の勉強会

※基本的に輪読形式です。『国際動物命名規約第4版日本語版』をお持ちください。

 第5回より2巡目の輪読を開始しています。第6回までに条23.12(26ページ)までの学習が済みました。第7回はこの続きの条24から輪読を行いたいと考えています。なお、勉強会の最後に次回の開催や内容について話し合う予定です。

※『国際動物命名規約 第4版日本語版』をお持ちでない方は日本分類学会連合のウェブサイト(下記)をご参照ください。PDF版のダウンロードができます(無料)。2,800円(送料込み)で印刷体の購入もできます。一般の書店では取り扱われていません。

http://www.ujssb.org/iczn/index.html

※2012年9月4日に国際動物命名規約が改正され,同日に発効しました。こちらも適宜参照します。改正文の和訳を含む解説記事が「タクサ」第34号に掲載されています。PDFが日本動物分類学会のウェブサイト(下記)からダウンロードできます。

http://jssz.sakura.ne.jp/ 
 

<勉強会会場および宿泊先>

広島大学 学士会館

http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/kenkyusyo/syukuhaku/p_471489.html

広島大学東広島キャンパス内。大会会場の教育学部から徒歩2分程度。

学士会館までのアクセスは以下のリンクをご参照下さい。

http://www.hiroshima-u.ac.jp/gecbo/p_3e2399.html
 
 

 

<日時>

2015年6月14日(日)18:00 ~ 15日(月)18:00

・集合場所は2箇所を予定しております。17時15分に分類学会の大会会場の出入り口付近、または17時30分に勉強会会場の学士会館に直接お越しください。詳しい日程は、後日、参加者にお知らせします。

※1日目の開始時刻は日本動物分類学会大会のプログラムに合わせて調整する可能性があります。 

※2日目の17時以降に、希望者で打ち上げを行う予定です。 
 
 

<費用>

・宿泊費:1人当たり3,800円の予定です。

・食事は、学士会館付近のコンビニや学食を利用する予定です。

・一日目の夕食は勉強会会場にチェックイン後、近くのコンビニに購入に行く予定です。各自で弁当等を持参されても構いません。
 

<参加申し込み方法>

 参加ご希望の方は、5月18日(月)までに小林元樹(mail: genki_k(a) nenv.k.u-tokyo.ac.jp) まで下記の点をご連絡ください。

 なお、会場の収容人数の問題があるため、先着順で定員に達した場合には、募集を締め切らせていただきます。あしからずご了承ください。
 

1.氏名・フリガナ

2.性別

3.所属(学生の方は学年もお知らせください)

4.E-mailアドレス

5.研究対象(例:日本産カサガイ類の系統と分類)

6.動物分類学会大会への参加の有無

7.部分参加や会場に宿泊されない方はその旨をお書きください(勉強会は合宿形式で夜遅くまで続きますので、できる限り会場にご宿泊されることをお勧めします)。

 ご不明な点がありましたら下記の5名の世話人のうち、誰にでもどうぞお気軽にお問い合わせください。
 

<世話人>(五十音順)

小林元樹(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士課程2年)

E-mail:genki_k(a) nenv.k.u-tokyo.ac.jp

自見直人(広島大学大学院 生物圏科学研究科 博士前期課程2年)

E-mail:jimin(a) jamstec.go.jp

田中颯(東京海洋大学 海洋環境学科 学部4年)

E-mail:tanattyokana(a) gmail.com

田中隼人(広島大学大学院 生物圏科学研究科竹原ステーション 学振PD)

E-mail:Cladocopina(a) gmail.com

照屋清之介(東京大学大学院 理学系研究科 博士課程2年)

E-mail:teruya(a) um.u-tokyo.ac.jp

※(a)は@に置き換えてください。

——————————————————————-
 

以上です.今年もワイワイ,楽しく命名規約を勉強しましょう!


第12回棘皮動物研究集会

棘皮動物研究集会なるものが存在します.
 

毎年末に全国各地の棘皮動物研究者が集い,

棘皮動物に関する話題をざっくばらんに交換しあうという会です.
 

去年三崎で開かれた集会で11回目を数え,盛況のうちに幕を閉じました.
 

そして第12回棘皮動物研究集会は,

2015年12月5日(土)に瀬戸臨海実験所にて開催予定です!
 

毎年なかなかの数の人が集まっているので

今から楽しみです!
 

これまでの開催の様子は以下の通りです.
 

第10回棘皮動物研究集会@富山大学

第11回棘皮動物研究集会@東京大学三崎臨海実験所
 
 

ご興味がおありの方は,mokanishiあっとtezuru-mozuru.comまで!
 

冬の白浜で棘皮動物について熱く語り合いましょう!


潜水士!

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潜水士試験に合格しました.

これで晴れて潜水士です.

一緒に受けに行った千徳博士も合格しました.
 

実技がなく完全にペーパーだけの試験ですが,

最近はこの免許がないとダイビング調査出来ない場所も増えてきています.
 

これで瀬戸臨海でも潜れますよ!

(実は調査で潜ったことなかった)


組織切片作成②

 

n-ブタノールに置換した組織を,今度はパラフィンに置換していきます.
 

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パラフィンが解ける温度にしておいたオーブン内で,

このように組織をパラフィンに漬けていきます.

十分にブタノールを抜くため,四つの容器を経由しました.
 

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あとでわからなくならないように,ラベリングはしっかりと!

最後の容器に漬け終わったら水冷によって固化した後,
 

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「台木」と呼ばれる木片に,溶かしたパラフィンを糊としてくっつけます.
 

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そして,組織が見えるぎりぎりまで剃刀で削っていきます.

欲張ると組織まで切ってしまうので注意!


組織切片作成

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せっかく近くにプロフェッショナルがおられるということで,

宮崎先生に組織切片の作り方の講習を行ってもらいました.
 

まずはサンプルをブアン溶液に漬けます.
 

ホルマリンと組織浸透力の強いピクリン酸,ホルマリンの混合液で,

生物の骨格部分を溶かす(脱灰)作用があります.
 

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ご覧くださいこのえげつない黄色.

これはピクリン酸の色らしく,水族館に湧いていたニシキクモヒトデを入れると,

あっという間に固定されました.
 

一日も置くとクモヒトデはふにゃふにゃになり,よく脱灰されている様子でした.
 

その後はピクリン酸と70%エタノールを,黄色が無くなるまで交換していきます.
 

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70%エタノール

90%エタノール

n-ブタノール:エタノール:蒸留水(BED)=2:7:1

BED=4:5:1

BED=6:4

BED=9:1

100% n-ブタノール×3回
 

の液に各1時間ずつ漬けていきます.

今回は写真のような6穴プレートをつかいました.

各プレートに混合液を入れ,一時間ごとに交換してきました.