水深計故障発覚から十分後.我々は漁港に戻っていました.
所長が水深計を備えた船で同行してくれないかどうか,漁師さんと交渉してくださいました.
交渉を待っている間に見かけた面白?現象.
岸壁に干上がったウミシダを発見しました.
完全に干上がってるけど,果たして彼はその後どうなったのでしょうか.
そうこうしているうちに交渉が成立したようです
協力を快諾してくださった漁師さん(ありがとうございます!)と共に再出撃.
調査船団結成です
今度は水深がわかります
改めて70 m 位のところで一発下してみました.
ロープを操出し,しばし待つ.
船に備え付けのラインボーラー(油圧式の巻上機)を使おうとしたところ...
所長「ラインボーラーも動かないね...」
ということで...
人力ドレッジ開始です
最長200 mのロープを四人(+所長)で合計五回ひっぱりました.
実はこのうち最初の三回は失敗(空っぽ).
で,このように重りの位置を変えていくことで,四回目にやっと成功
五回目も根性で引っ張りきり(砂が入っている分重かった...),
恐らくその人生で最もマッスルなドレッジ調査が終わりました.
しかしその甲斐あって,求めていたサンプルが手に入りました!
やはり何事もやってみるものですね.
大変有意義な成果に,(比喩でなく)疲れも吹き飛びました