串本海中公園でモヅルが採れたとの一報を受けて、すぐさま飛びました。
良い天気です。
サンゴを見に、千徳博士も同行しました。
お目当てのモヅルを激写!
こいつです。Astroclon suensoni
この種は、1911年に九州沖からMortensen博士に発見・記載されました。
その後日本からは、1930年にDöderlein博士によって
南日本(詳細地不明)から採集されて以来、記録がありません。
世界的に見ても、1980年にオーストラリアから記録されているだけですので、
今のところ世界で3例しか発見記録が無いことになります。
このような珍しい動物の再報告は、その土地の自然を理解することにもつながりますし、
当時の環境と比較する上でも非常に重要です。
この慎ましい腕の分岐…。
純白の口側…。
良いもづるは、腕のモヅり方が違いますね。
報告をくださった館長の宇井さんです。
ありがとうございました。
この後館内も見させていただきました!