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水族館解説

2015年9月7日~9月12日 大阪大学「臨海実習」②

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磯観察の後は,標本を観察し,



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水族館で生物の振舞いを合わせて観察することで,

自然状況下での観察体験の意義をさらに深めてもらいました.



標本観察,磯観察,水族館観察,

それぞれで見られるものが違うことを意識すれば,

非常に有意義な教育コンテンツになり得ます.



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最後はまとめのDVD鑑賞で〆です.

久保田先生,ありがとうございました!


2015年8月28日~9月4日 京都大学臨海実習第一部+四部+公開臨海実習「自由課題実習」③

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 実習二日目はプランクトン観察.講師は久保田先生です.

まずは近くの防波堤でプランクトン採集です.

 
 

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久保田先生によるデモンストレーション.

さすが年季が違います.

 
 

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 実習生もチャレンジ!うまくネットが曳けました

なるべく岸壁から離して,ネットを傷つけないようにするのがポイント.

 
 

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遠くまで曳くと,たくさんプランクトンが採れます.

久保田先生が最後に長曳を披露してくださいました.



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雨の日はプランクトンが表層から逃げる傾向があるのですが,

今回はそれなりの量が採れたようです



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プランクトン観察の合間に,水族館で(多くの)プランクトンの成体の形を見学です.



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標本なども通して,生物の形の多様性を学びます.
 

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最後は久保田先生の解説付きでDVDを観ながら〆です.

お疲れ様でした!


2015年8月24日~27日 「海洋実習(滋賀県立大学)」⑧

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浦部先生の寄生虫観察テクニックが光ります.



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このお手製のガラス器具は,内臓の中の寄生虫を見やすくするためのものということです.

それぞれの研究者に,それぞれの工夫があるのですね.



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体表に,寄生性甲殻類のチョウ類を発見しました

ひらひら舞うちょうちょではなく,カイアシ類などの仲間です.



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他にも水族館見学などもあり,本実習は盛りだくさんです



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ということで全実習コンテンツ終了

お疲れ様でした!

 


2015年8月17日~21日 関西学院大学「臨海実習」①

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2015年8月17日~21日にかけて,関西学院大学の実習が行われました.

この実習では関学の先生方と,



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例年瀬戸からは大和先生が講師を務められています.



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また例年,関学OBの内田先生も特別に講師を務められています.



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まずは到着早々磯に出ます.実習期間があまり長くないので,

なるべく早めに到着してもらいました.
 

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 生憎嵐が近づいており,潮があまりよくなかったのですが,

皆さん楽しそうにサンプルを採集しています.

 
 

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実はこの後に解剖するカメノテとフジツボを採集中.

潮上帯に分布しているので,潮が高くても簡単に採集できます.



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そんな中,浜に打ち上げられたニセクロナマコを発見.

どの段階でダメージを受けたのかはわかりませんが,

内臓を吐き出してしまっていました.

この後再生することを期待して海に返しました.



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採集の後は水族館で解説です.



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様々な動物の「かたち」を見てもらいます.

この水槽でもさもさしているのはオオカワリギンチャクです.

今回講師を務められている内田先生が記載された種です.



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それぞれの生物の暮らし方も見どころの一つです.

「かたち」と「くらし」の間には切っても切れない関係があります.


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」②

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ホールスライドグラス(真ん中に半球状の穴が開いたスライドグラス)では,

深さの差によって卵の観察がしにくくなる場合があるため,

このようにテープで一様な深さの隙間を作り,そこで卵の観察を行います. 
 

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コシダカウニの受精卵.卵黄が透明な上に,

受精膜がよくわかるので臨海実習で重宝するウニです.
 

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ウニの受精卵の観察の後は水族館見学です.

まずは生物の系統樹を頭にいれつつ,
 

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バックヤードを見学します.

無脊椎動物をうまく飼育するための工夫がそこここに張り巡らされています.
 

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例えばこの水槽ではサンゴを飼育するための仕掛けがあります.

気になった方は,白浜水族館の解説ツアーに是非お越しください.
 

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大型魚類の大水槽では,丁度タイミングよく餌やり体験ができました

便宜を図ってくださった飼育員の加藤さん,ありがとうございました!
 

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こちらは最近リニューアルしたピカピカの標本室です

白浜周辺の動物の標本が連綿と保存されています.
 

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最後に,テラスから実験所前の海をながめました.
 

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...残念ながら,天気はあまり芳しくないようですが,

回復を期待しつつ,その後のカリキュラムをこなしましょう


和歌山大学 臨海実習 ⑥

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フィールドだけではありません.水族館の解説も行いました.

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白浜水族館の目玉といえばこれ

ずらり並んだ無脊椎動物の展示です.

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ホシムシ,ヒモムシ,ヒメイカなど,普段はなかなか見られない生き物を,

なるべく細部まで観察できるよう工夫が施されています.

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バックヤードの説明も行いました.

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水族館の心臓部である循環系の説明のあと...

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なんと飼育員さんの計らいで,えさやりをさせてもらえることになりました

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大水槽に,いっせーので餌を投げ入れます

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おーー,ロウニンアジなど大型魚類が餌を奪い合う様は圧巻です

とても良い体験になったようですよ


龍谷大学実習②

 

 

順番が前後しましたが,畠島から帰って,自己紹介タイムとなりました.
 

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今回は学生にも講義をしてもらいました.

D3の小泉君,

D1の凌君,

M2の中町君,
 

それぞれの専門についてのお話です.
 

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その後は実習生の自己紹介.

政経学部,法学部,政策学部より,10名が集まってくれました



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こちらは引率の谷垣先生です.

専門は昆虫ですが,何事にも興味を持っておられ,

実習を通して海の生物も熱心に観察されていました.

このような心を常に持っていたいものです.
 

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恒例の所内案内の後は...
 

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早速畠島の生物を観察します.
 

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この日はもう時間がないため,整理だけにとどめましたが,

普段は詳しく見ない磯の生物に皆興味津々の様子です.



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晩は夜の水族館ツアー

魚の寝ている様子や,サンゴの光る様子など,

こちらも普段見られない姿に,興味が尽きない様子でした


大阪市立大学実習⑤

 国際学会@ポーツマスが終わりました。
 

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発表も済ませてきました.
 

なんやかんやしているうちに発表の日が来てしまったのですが,

なんとか無事に発表を終えられてほっとしています.
 

学会の様子についてはまた後日。
 

その前にこのレポートを終えなくては。
 

大阪市立大学の実習レポートです。
 

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久保田先生の系統分類学の講義の続きです.

白浜水族館は海産無脊椎動物の展示が充実しており,

海の生き物の多様性を学びやすい構造になっています.
 

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また,各水槽は分類群(主に門や綱)ごとに分けられ,

それぞれに設けられたトピック的な解説を読んでもらうだけで,

楽しく生き物の分類を知ってもらえます.
 

引率の後藤先生や橘先生も含め,皆勉強熱心になっていました.
 

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さてさて,生き物の基本構造が頭に入ったところで,

再び番所崎で磯観察です!
 

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柔らかいホネナシサンゴなどもタイドプールで見られました.
 

これは,ヤギなどとは異なる六放サンゴの仲間です.

ですが,いわゆるソフトコーラルとは呼ばないのだとか.
 

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番所崎一周中.前回はいかなかった北側をグルっと回ってくると...
 

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なんとホンダワラ(Sargassum)が大量に打ち上がっていました。

普段は穏やかな砂浜ですが,足の踏み場もないとはこのことです!
 

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どこまでが砂浜でどこまでが水やら...

うっかりすると長靴が水没しそうでした。

夏の到来が感じられる出来事でした.
 

続く.

 


奈良教育大学実習①

いよいよ実習シーズンです。
 

6月30日~7月4日にかけて,奈良教育大学の実習が開催されました。
 

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大阪教育大学実習に引き続き,担当は宮崎先生です。
 

まずは開館直前の水族館解説です。
 

これだけのコンディションの整った状態の水族館を見られることもなかなかないでしょう.
 

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そしてすぐにウニの受精を行います.
 

後にも受精を行うのですが,まずは一日目に受精をさせてしまい,

時間差で発生の進んだ状態を観察してもらうためです.
 

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慎重に塩化アセチルコリンを注射.
 

今回使うのは,人口放精と放卵が比較的簡単な

ムラサキウニHeliocidaris crassispinaです。
 

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放卵が認められたら,さかさま(口を上)にして,

おしりをビーカーに満たした海水につけます.
 

静かに見ていると,真ん中のビーカーに見られるように,

卵が底の方に溜まっていきます.
 

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こちらは放精の様子.
 

精子の動きは,肉眼で絶対に見えず,海水中では白いもやのように見えます.

放精が確認されたら,おしりを,乾いたシャーレーの底に擦り付けるようにし,

ドライスパームと呼ばれる状態にして保存しておきます.
 

精子は海水につけると動き出し,すぐにエネルギーを消費してしまうのですが,

ドライスパームの状態で置いておけば何時間ももちます.
 

冷蔵庫などに入れておけば,さらに長持ちします.
 

この後いよいよ受精させるのですが,それはまた後のお話にしましょう。
 

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みなさんモニターに興味津々
 

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宮崎先生の受精卵の観察に,みなさん釘付けです.
 

向学心の高い学生さんに来ていただいて,うれしい限りです。
 

続く

 


大阪教育大学実習④

 大阪教育大学の実習最終レポートです。
 

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プランクトン観察を行いました.
 

他の実習では,こちらで用意したプランクトンを観察してもらうことが多いのですが,

この実習では自分たちで採集します.
 

北浜の船着場に出て,プロフェッショナル河村博士による

プランクトンネットの説明.
 

このネットを...
 

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投げる 
 
 

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投げる 
 
 

できるだけ遠くまで投げて,水面下50 cmくらいを

すーっと曳いてくるのがコツです。
 

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ネットで集められたプランクトンは,

おしりのゴムとプラスチックのチューブの中に集積されます.
 

ゴム止めを外して,サンプル瓶に移せば終了。

何か採れたかな?
 

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プランクトンやメイオベントスでは,

何年見ていてもわからないものが時々出てきます.
 

今回も謎の胞胚状の球形物体が採れました.
 

プロフェッショナルの久保田先生に見ていただき,

どうやら何かの卵(やはり胞胚だった?)ということが分かりましたが,

詳しい種類まではわかりませんでした.
 

まだまだ勉強することはたくさんあるのですね.
 

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最終日は水族館観察を行いました。
 

再開館直前のキレイな状態を観察で来て,みなさんたくさんのものを得てくれたことでしょう.

※私は古生物学会参加のため,最終日はおりませんでした.

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そして最後に,王道のウニの発生実験です。
 

コシダカウニは卵が透明なので発生観察に非常に適しているのですが,

繁殖時期が短いことと,採集がやや難しいため,

年によってはうまくいかないことがあります.
 

今年は大分うまくいったようです。
 

ということで,大教大の実習レポートは以上です。
 

この後,奈良教育大学,大阪市立大学の実習が目白押しでやってきています。
 

それらも徐々にレポートにしてきますのでお楽しみに。
 

(特に素敵なポージングをしてくださったみなさん)