大阪教育大学の実習最終レポートです。
プランクトン観察を行いました.
他の実習では,こちらで用意したプランクトンを観察してもらうことが多いのですが,
この実習では自分たちで採集します.
北浜の船着場に出て,プロフェッショナル河村博士による
プランクトンネットの説明.
このネットを...
投げる
投げる
できるだけ遠くまで投げて,水面下50 cmくらいを
すーっと曳いてくるのがコツです。
ネットで集められたプランクトンは,
おしりのゴムとプラスチックのチューブの中に集積されます.
ゴム止めを外して,サンプル瓶に移せば終了。
何か採れたかな?
プランクトンやメイオベントスでは,
何年見ていてもわからないものが時々出てきます.
今回も謎の胞胚状の球形物体が採れました.
プロフェッショナルの久保田先生に見ていただき,
どうやら何かの卵(やはり胞胚だった?)ということが分かりましたが,
詳しい種類まではわかりませんでした.
まだまだ勉強することはたくさんあるのですね.
最終日は水族館観察を行いました。
再開館直前のキレイな状態を観察で来て,みなさんたくさんのものを得てくれたことでしょう.
※私は古生物学会参加のため,最終日はおりませんでした.
そして最後に,王道のウニの発生実験です。
コシダカウニは卵が透明なので発生観察に非常に適しているのですが,
繁殖時期が短いことと,採集がやや難しいため,
年によってはうまくいかないことがあります.
今年は大分うまくいったようです。
ということで,大教大の実習レポートは以上です。
この後,奈良教育大学,大阪市立大学の実習が目白押しでやってきています。
それらも徐々にレポートにしてきますのでお楽しみに。
(特に素敵なポージングをしてくださったみなさん)