大教大実習レポート第二弾です。
畠島から持ち帰った生物を,例のごとく分類群ごとに仕分けして,同定を行います.
図鑑と照らし合わせながらあーだこーだと悩みます.
例えば貝類の場合,アクキガイ科などの難しい種類を同定する場合は,
一種に一時間以上かかる場合もあります.
このような同定の苦労を経て,生物の多様性を直に感じてもらうことが,
この分類の実習の醍醐味ではないでしょうか.
少なくとも瀬戸臨海で開催されるすべての大学の実習では,
必ずこの分類の実習が行われます.
各大学で分類の重要性が理解され,今後も続けていってもらえるといいなー
なんて,密かに期待していたりします.
真剣にスケッチ中。
おや,こちらに気づいて...
良い笑顔です。
最近気づいたのですが,事前に
「この写真はブログに載せる可能性があります」
と宣言したほうが,学生の皆さんのポージングが良い気がします.
みんな誰でも心にアイドル性を秘めているのですね.
全部でこれだけの生き物が得られました。
今回の参加学生は8名とやや少なかったのですが,
それでも数時間でこれだけの生物が観察できるのは,
畠島の生物相の豊かさを物語っていますね.
担当した分類群の説明中.
河村博士の刺胞動物の説明.
そして宮崎先生の総括の説明.
遊び心も織り交ぜつつ,実習は進んでいきました。
続く.