動物学会レポート最終話です
三日目,最終日.
帰り支度をしてこられている方もちらほら.
お祭りの後のようで,少し寂しいですね.
午前中のセッション後,動物学ひろばに急行
ナイスポスターの甲斐があってか,
ひっきりなしにお客さんが来られて大盛況でした
去年の自然あふれる場所でのひろばも良いですが,
やはり学会場に近いと活気が違いますねー.
ちょっと時間を見つけて他のブースもみてきました.
去年に引き続き,「数ミリ以下の動物学」や,
館山(お茶の水大学),下田(筑波大学),三崎(東大)も展示をされており,
どちらも大盛況でしたが,
私が心を惹かれたのはこちら
東大理学研究科と土木研究所 自然環境センターによる
「ウニの体のミクロな世界」
このようなタッチパネル式のモニターにウニが映し出されており,
体の各部位をタッチすると,
生体(録画映像)を見ながら詳しく解説されるという仕組みです.
管足や叉棘などが動いている状態が観察でき,
その仕組みがより深く理解できるというわけです.
ひょっとしたら,今度の実習でこのシステムを拝借するかもしれません.
その際にはよろしくお願いいたします
時々個性豊かなお客さんも来てくださいました.
こちらのお客さんはクイズに答える傍ら,
タカアシガニの甲羅のアバンギャルドな使い方を開発してくれました
開始から五時間,ついに動物学ひろばもフィニッシュ
おつかれさまでした!スタッフさんたちによる迅速な片付けを物語るメッセージが,
教室の黒板に残されていました.
最後まで見届けることはできませんでしたが,
きっと見つかったことでしょう
お手伝いいただいたスタッフのみなさん,どうもありがとうございました
仙台最後の夜は,琉球大学の山崎さん夫妻と,宮崎先生と過ごしました.
お二人共お酒が大好きなようで,ついつい飲みすぎてしまうくらい楽しい夜でしたよ
この日はまたもや宮崎先生におごってもらいました.
ありがとうございます!いつか必ず恩返しすることを,仙台の夜空に固く誓うのでした.
翌日,飛行機の時間まで少し時間があったので仙台を観光しました.
有名な伊達政宗の像です!
独眼竜として,その眼帯のイメージが根深い政宗ですが,
実際に眼帯をしていたかどうかはわからないそうで,
20年くらい前の大河ドラマで渡辺謙が眼帯姿を演じてから定着したイメージだそうです.
...ガイドの人の話の受け売りです
そして,最後に奥州のそばをいただいて帰ってきましたとさ.
これにて,仙台動物学会のレポート終了です
お世話になったスタッフの方々,
座長に推薦いただいた法政大学の島野先生,
ご馳走いただいた先生方,
楽しい動物学的なお話を聞かせていただいた参加者の方々にお礼を申し上げます.
ありがとうございました