ウェルカムパーティから一夜明け,
明るくなってから眺める実験所は
とても美しい島でした.
こんなところで毎日暮らしていると,心が洗われることでしょう.
実験所PDの日比野さんに,調査予定地を案内してもらいました.
砂浜に打ちあがる無数の白い物体.
この後,この正体が明らかになります.
実験所に再集合し,準備を整えて,
先ほど案内してもらった海岸(歩いて3分くらい)に到着
調査開始!海の中を探索です.
転石がごろごろしていて,なかなか良さそうです.
…と,沖の方まで泳いでいくと...
なんだか,一面が小さな粒粒で覆われた場所にたどり着きました.
これ,拾ってみると...
こんな形の硬い物体.
サンゴに似ていますが,さにあらず.ヒライボ(多分)という名の,石灰藻です.
先ほど陸地に打ちあがっていたのは,大量のヒライボだったのですね.
それにしても,こんなに一面埋め尽くすほどの石灰藻の群落はみたことがありません.
一つを拾い上げてみると,ウロコムシと思われる多毛類が大量にくっついています.
恐らく,このような生物のゆりかごとなっているのでしょう.
この海岸からは,クモヒトデも4種ほど採れました