天神崎の後は,そのまま畠島へ直行です.
船の定員の関係で一度では渡島できないため,
待機班は第二便を待つ間に付着生物の観察を行いました.
船着場に吊るしておいた買い物かごが,付着生物で埋め尽くされております
強風ではありましたが,快晴です
潮も良く引いており,コアマモが干出していました.
帯状分布の解説中.貝一つに着目しても,色んな分布パターンが見られます.
島の北側の方に来てみると,転石帯が広がっています.
これらの石を丁寧にひっくり返してみると...
これこの通り.たくさんのナマコが,じっと乾燥に耐えていました
この砂塊はなんだかお分かりでしょうか?
答えはこれ!ギボシムシの糞塊でした
普段はおしりの部分しか採れないギボシムシですが,
干潟プロフェッショナルの伊谷先生のポンプ捌きによって,
なかなか採れない鰓の部分も採れました
ということで,採れた生き物を持ち帰って黒板に書き出し.
百種近い生物が採集できました