合同沿岸調査一日目.
三崎の臨海実験所の研究船「臨海丸」で深場を曳く予定でしたが,
あいにく荒天のため湾内十数メートルのドレッジにとどまりました.
近場でのドレッジで曳網時間が極めて短いため,
どんどんサンプルが上がります.
処理に追われる調査班.
まずは上澄みをふるいにかけ,
表層の小さい生き物を濾しとります.
残った砂や泥を篩にかけ,今度は目に見えるサイズの大物をセレクションします.
すべての網を抜けた水にも,超微小な生物(メイオベントス)が残っています.
これらも余さず,メイオベントス班によって処理されます.
一日目からなかなかハードな展開となりました.
果たして翌日は深場にたどり着けるのか?
続く.