水族館で変なヒトデが採れました!!
ヒトデガイドブックに載っている「アマゾネスホウキボシ」に似ているという話でしたが、
なんだか色や形が違う気がします。
腕の側面にこのようなイボイボが並んでいます。
口側はこんな感じ。
よくよく見ると、腕に並ぶ管足が生えている溝(歩帯溝)の横にブツブツが見えます。
科博のヒトデを研究している大学院生にコンタクトしてみたところ、
これはアマゾネスホウキボシ Ophidiaster graniferではなく、
同じ属のミツトゲホウキボシ O. multispinusに近いとのことでした。
腕の側面のイボイボの特徴からそう判断されるそうです。
ただし、アマゾネスホウキボシでもそうなる場合があるそうなので、
詳しい同定のためには更に体の細かい特徴を検討する必要があるのだとか。
頻繁に見かけるヒトデも、実は分類するのが難しかったりします。