串本海中公園のクモヒトデ標本をいただけるということで、
再度お尋ねしました!
串本の海岸は今日も穏やかに迎えてくれました。
すごい!かなりの数のクモヒトデ標本です。
串本海中公園の野村副館長が、以前いらっしゃった八重山や、
串本周辺の海域から集めた標本ということです。
特にスキューバで潜れる水深や、底引き網で得られた深海のサンプルが多いということで、
いまから観るのが楽しみです!
野村さんとパシャリ。必ずやこの標本たちを世に出さなければなりません。
標本梱包作業が終わった後、標本室をのぞかせてもらいました。
キレイな宝石サンゴです。
一体どれほどの値が付くのでしょうか…。
他にも、サンゴの骨格標本がいっぱい。
さすが、本州有数のサンゴの産地です。
おや?サンゴにまぎれて…?
棘皮動物の標本もありました。
サンゴの天敵のオニヒトデは、やはり駆除の対象のようです。
ウニの殻標本も、かなり細かく分けられてありました。
粘土細工でできたサンゴのポリプの断面図です。
きくところによると紀南にクレイアートの専門家がおられるらしいです。
そういえば、と館内をもう一度見渡すと、
実はこの展示もクレイアートだったということです。
動物の細かい形態まで再現されています。
ということで大満足の標本調査でした。
これらの標本はこのような状態にして瀬戸臨海に持ち帰りました。
今後研究を進めていきます。
野村さん、本当にありがとうございました!