伊良部島調査も佳境に差し掛かってまいりました
最終日のダイビングポイントは,伊良部島と下地島の間にある佐和田の浜です.
遠くの方に,大きめの岩がゴロゴロ転がっています.
1771年に起こった「明和の大津波」で海底から運ばれたものだそうです.
このようなものを「津波石」というのですが,
実際に津波石をそれと認識して目の当たりにするのは初めてで,
島を壊滅させたという津波のすさまじさを見せつけられた思いでした.
この「明和の大津波」で,標高の低い宮古島は壊滅的な打撃を受け,
12000人もの犠牲者が出たということです.
もし現在津波が起こった場合の陸上の安全対策に関しては不勉強ですが,
今回の我々の活動は,その被害評価のために役立つものと信じています.
ということで,今日も調査に励みます.
最終日は海人の方々ではなく,
ダイビングショップに船を出してもらいました.
実はこれまで大人数でボートダイビングをしたことがなかったので,
今回の調査は,とても快適なのでした
どの船も,広くて作業がしやすいのです
装備を整えて,出発!海岸には,人類文化学の調査メンバーの,
高橋さんと渡久地先生が見送りに来てくださっていました!
行ってきます
我々は再び海岸にいました
車の中にウェイトを忘れてしまっていたのです.
改めて,出発
何度でも言いたい
本当にきれいな海と空でした.
実はこの後,水中でもっと美しい光景を目の当たりにできたのです.
碇をおろし,いよいよ水中へ
次回はたくさん水中写真を紹介します
こうご期待