磯採集とか化石調査とかいろいろしてきましたが
この東北調査の真の目的は
ドレッジ採集なんです
台風の影響もありましたが,ついに最高のコンディションが訪れました
徳田博士と千徳博士も準備万端
7:00から集合して,たくさんのポイントをめぐります
船着場までトラックで移動.
4人の技官さんがとてもテキパキと準備を手伝ってくださいました
救命胴衣を着て準備万端
廣瀬先生も同乗してくださいました
こちらが沿岸センターの調査船「弥生」です.
実は震災で流されてしまった旧弥生は結局発見されず,
この新型弥生はごくごく最近建造されました.
こちらが船尾...む,なんか見たことある
瀬戸臨海のヤンチナとそっくりです
それもその筈,実はヤンチナと弥生は同じ設計図を元に作られているそうです
兄弟船ですね
CTDも搭載
こちらが弥生で使われているドレッジです.
瀬戸臨海で使っているものはもっと金属部分が多いのですが,
こちらは網部分が多くなっています.
あまり岩場などは曳けないのですが,
砂地や泥地などで効果を発揮する作りです.
準備も整い,早速出港
ひょうたん島をお沖から眺めると,よりひょうたんです
ご覧下さいこの穏やかな水面
待った甲斐があるというものです
海底地形をリアルタイムで3D構築しています.
なんというテクノロジーだ...
ハイテク機器にキャッキャしているうちに,ステーションに着きました
基本的にこちらが手を出さずとも,技官さんが全てをやってくださいます
乗船調査は,船によってルールが違うので面白いです.
深海から帰ってきたドレッジ
泥を吹き出しているのは,たくさん採れた証拠です
ドサーッ
ドレッジの実力発揮です
いろいろ採れていそうですねー.
早速海綿が見えています
とりあえず目に見えるものは船上で分けちゃいましょう
この日は結局9地点も曳いてもらいました
持ち帰ったサンプルを,陸上でより分け中.
果たしていいものは採れたかな?
続く