2014年8月6日~13日にかけて,
京都大学の臨海実習(一部,四部)+公開臨海実習が開催されました.
臨海実習一部は,
「海洋生物学の基礎を学ぶことを目的とし、乗船・磯での海産無脊椎動物の観察や採集、さらに各種顕微鏡によるプランクトンの観察やウニ類の発生観察などを行う。」
事を目的とした実習です(京都大学シラバスより)
今回は12名が受講してくれました!
臨海実習四部はいわゆる自由課題実習で,実習期間中に自ら研究テーマを決定し,
データの収集,解析,発表までの一通りの研究の流れを習得してもらう実習です.
公開臨海実習も自由課題形式で,全国の大学生が受講可能です.
第四部の受講者はいなかったものの,
滋賀県立大学の学生一名が公開臨海実習を受講してくれました。
京都大学の2年生が多めです.
将来の海洋学者の芽をここで育みたいものです。
瀬戸臨海側の挨拶.
一番左のピンクの服を着た方は,エジプトのタンタ大学から瀬戸臨海に「外国人共同研究者」として来られている,
Nahra Omran准教授です.
一週間お世話になる宿泊棟の説明.
おや,なんだか見た顔がいる気がしますが...きっと気のせいですよね.
避難経路の説明のついでに,公園化した番所山に登ってみました.
入道雲と青空のバランスが夏を感じさせます。
この後白浜はすさまじい暴風雨に襲われます.
宮崎先生によるウェルカム講義.
海洋生物の多様性に関するお話です.本来は朝倉先生の担当ですが,
大学院入試で不在のため,宮崎先生がピンチヒッターを引き受けられました.
河村博士による顕微鏡の説明.
こちらも本来は宮崎先生のご担当ですが,先の講義の後に大学院入試に行かれたため,
河村博士がピンチヒッターで引き受けられました.
瀬戸臨海実験所実習担当の層の厚さによってなせる玉突きピンチヒッター術です。
みなさん大変丁寧に顕微鏡を扱ってくれました.
これから一週間をともにする相棒です.
さあ,真夏の実習が始まります。