2014年12月7日に,東京高田馬場にて,モヅルカフェを開催してきました
サイエンスカフェということで,雑誌の表紙などを参考に,
なるべくオシャレなフォントを使ってタイトルページを作りましたが,
持ち込んだノートPCへのフォントのインストールを忘れたため,
あえなく撃沈.慣れないことはするもんじゃないですね
たっぷり一時間半,モヅルや研究についてあれこれしゃべってきました.
そもそも,テヅルモヅルとは何者なのか?
海藻ではありません「クモヒトデ」です
では,そのクモヒトデとは何者なのか?
クモでもヒトデでもありません!でも,ヒトデはちょっと惜しい
クモヒトデもヒトデも,ウニやナマコと同じ「棘皮動物」というグループに含まれます.
じゃあ,よく言われるクモヒトデとヒトデの違いとは?
私が専門にしている分類学ってどんな学問?
その歴史と実際まで,楽しく解説してきました.
なぜ,私はテヅルモヅルを研究しているのか
テヅルモヅルを研究する意義とは?8年間蓄積した情熱をぶつけてきました.
そして,前日の棘皮動物研究集会でも発表した,
キヌガサモヅルの分子系統地理のお話もしてきました.
参加者(サポーター)の方から「思ったより進んでいてびっくりした」とおっしゃっていただきました
最後に,みなさんでもづるポーズ
「もづるトークをします」との呼びかけに,これだけの人が集まってくださいました.
なかなか注目されにくいマニアックな研究でも,
ちゃんと人の知的好奇心の一部を満足させられることが分かっただけでも,
開催して良かったと思います.
academistの支援者の皆様,
academist事務局の柴藤さん,森さん,
そしてもづるカフェにご参加いただいた皆様,
本当にありがとうございました
これからも頑張ります