ベントス実習では,それぞれ特定の分類群を選んで,
それについてとことん掘り下げて調べます.
ナマコを選んだ学生が,是非とも内部形態を観察したいというので,
解剖してみることとなりました.
毎度おなじみニセクロナマコの解剖.
赤い生殖巣が見えます.メスですね.
他にも呼吸樹や消化管,キュビエ管の配置など,
慎重に観察してくれました.
こちらはイソアワモチ(カタツムリの仲間の有肺類)に愛を感じてしまったらしく,
まさしく肌身離さなくなってしまった学生たち.
生き物に愛を持つのはよいことですね.
因みにプランクトンに話を戻すとヤムシが採れていました.
多様な動物門がみられるのは,海の実習の特権ですね.