奈良女子大学臨海実習,後半戦は動物やプランクトンに対象を切り替えます.
講師は遊佐先生と西井先生にバトンタッチ.
この日は畠島に行く予定だったのですが...
天候不順のため断念.
代わりに室内でできることをやろうということで,
ナマコの解剖を行う事となりました.
まずはナマコの口を確認するために石灰環の感触を確かめます.
西井先生も興味津々ですね.
そしておもむろに解剖.
おしりから口まで,一気に縦に皮を割きます.
先ほど外側から感触を確かめた石灰環を,
今度は直接観察します.
D1の凌君がアカオニナマコを採ってくれていたので,
こちらも解剖してみます.私も初めての体験です.
キュビエ管が無かったり,
呼吸樹の量が違ったり,
皮膚の厚さが違ったり...
しっかり「比較解剖学」を実践できました.
ナマコさん,ありがとうございました.
このように命を犠牲にしながら勉強していることを,忘れてはいけませんね.