先日のブログでお伝えした,このサンゴですが,
記事を見てくださった伊勢先生から,驚きのコメントがよせられました.
なんと,この右半分の黒い部分は,サンゴが死んでいるのではなく.
テルピオス Terpios hoshinotaという,海綿動物なのだそうです
黒い被覆状の海綿で,サンゴを覆って殺し,時に大発生するのだとか.
黒色は,大量に共生しているシアノバクテリアの色で,
左半分もこの後,徐々に浸食されて死んでしまうやも,という事でした・
写真だけでここまでわかってしまうとは,やはり専門家はすごいですね.
自分の不勉強さを自覚すると共に,
生物の不思議を改めて感じるのでした.