一日に複数回潜るので,途中でダイビングショップからボンベを補給してもらいました.
いい感じの時間帯になると,ダイビングショップの船が接近
ロープを使ってしばらく船を横付けし,
使用済みと未使用のボンベを交換です.
なんとウミヘビを捕まえる猛者が
安全な種類だと,行動を見極めてコツをつかめば,比較的簡単に捕まえられるそうです.
ちなみに,沖縄の言葉でウミヘビは「イラブー」.
今回の調査で,誰かが伊良部島の語源はウミヘビなのかも,と言っていました.
真偽のほどはさておき,実際に泳いでいると結構ウミヘビに遭遇する確率が高く,
舌をチロチロさせた蛇が水中を器用に泳いでいるのを見ていると,
なんだか不思議な気分になりました.
持ち帰った生物は,担当班ごとに分かれて,撮影し,標本にします.
みなさんそれぞれの技を使って次々に標本化していきます.
沖縄のみなさんはとても写真を撮るのが上手な人が多く,
いろいろと撮影技術を勉強させてもらいました.
たとえばフラッシュ一つとっても,フラッシュ自体にカメラのシャッターが内臓されているものや,
無線で本体の信号をキャッチするものなど,
今後の撮影意欲を駆り立てられる面白アイテムがたくさん見られました
その場できっちりと記録をつけていくと,
あとの作業が楽になります.
諸先輩方の技術をたくさん学ばせてもらいました