Racha島の説明などはまた後にするとして,
早速調査の様子をお伝えいたします
早朝八時,まずは器材のセッティングとチェックです.
主に命に関わる酸素を得るためのBCやレギュレーターは念入りに.
自分でセッティングする場合もありますが,
今回はショップのスタッフの方々がセットアップしてくださるので楽でした
Racha Scubaは小さな集落ですが,
カフェもあります.
Racha Yai Cafeというこのお店で,
毎朝アメリカ式の朝食を賄ってもらいました
準備が整ったところで今日の作戦会議です.
このようなボードを使ってその日の調査ポイントの地形などを説明してもらいます.
水中地形は潜ってみないとわからないため,
地元のダイバーの方との連携が必須です.
器材を車に積んで,上陸した船着場へ出発です.
トラクター(Racha島のタクシーはほとんどこれ)とすれ違い...
観光客の間をすり抜け...
人であふれるビーチに到着
実はこの時期はRacha島のハイシーズンらしく,
お忙しい中時間を割いてくださったショップのみなさんに感謝です.
水着の人々の中,ウェットスーツでバケツを道歩く謎の集団.(笑)
ビーチから船に荷物を積み込み出発
船上での様子.藤田先生と,後輩の新井君.
彼はヒトデの分類を行っています.
Piyaさんと,手前の帽子を目深に被っている方は,
チュラロンコーン大学のSeさん.
Seさんは,以前の調査でも手伝いをしてくれました
右側が黒潮生物研究所和歌山支部の今原先生.
スキューバでみられる生物の代表格とも言えるヤギ類ですが,
実は研究者が少なく,分類があまり進んでいません.
今原先生はそんな数少ないヤギ類(八法サンゴ類)の専門家で,
最近大変有用な八放サンゴの本を書かれました.