大槌調査二日目
本調査の本拠地となる東京大学の大槌国際沿岸センターです.
震災からはや3年が経過しておりますが,実は未復旧な部分もあり,
現在は3階のみが使われています.
このあたりはまた別の機会にご紹介したいと思います.
ですが,現役の階はとっても綺麗です
こちらは外来研究者の居室.
右奥にいらっしゃるのが,沿岸センターの広瀬先生です.
調査の受入先となってくださいました
こちらはサンプル処理ができる実験室.
流しにずらっと並んだポリ瓶
前日に,広瀬先生が片づけてくださったそうです.
事前送付した調査道具を広げて早速準備を進めますが...
台風の影響でこんな天気.
さすがに船は出せません.
ということでみんなでデスクワーク
なんとWiFi完備で,プリンターまで使えます
大変快適でした
嵐はさらに激しさを増します.
画像右上の島は,
なんとひょっこりひょうたん島のモデルです
デスクワークに疲れてきたころ,
広瀬先生が,底質のサンプルをお見せくださいました
前回のドレッジ調査で得られた底砂だそう.
一気に目の色を変えてソーティング(生物の選り分け)を始める生物屋たち.
砂の中にも様々な生物が潜んでいるのです.
テヅルモヅルの骨片がたくさん得られました
ということで,調査への期待に胸を膨らませながら,一日目は終わりました.
そして,いよいよ夕方...
帰路に待ち受ける,宿泊先の「小川旅館」.
この旅館随一の特徴...それは...
この豪華絢爛な食事です
一品一品がメイン級のおかずが,
多い時には10皿近く食卓に並び,
ごはんはおひつ(勿論おかわり自由)
食事の途中で必ず餃子(肉ではちきれんばかり)
そして何より,すべてが超美味しい
海だけでなく,食との戦いの一週間が幕を開けたのでした.
毎回が,満腹の限界への挑戦です
完食後メンバーの様子.
小川旅館のマスター
(敬愛を込めてこう呼ばせていただいていました)
の愛でお腹いっぱいになり,
しばらく動けませんでした
続く.