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関西学院大学臨海実習②

関学実習レポートの続きです.
 

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一日目は食事後の夜も実習を続けます.
 

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昼間に採集したカメノテの解剖です
 

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講師はもちろんフジツボの専門家の大和先生です
 

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コチラはカメノテの仲間のエボシガイですね.
 

一見二枚貝のような殻を持っているように見えますが,

エビやカニ仲間で,れっきとした甲殻類です.
 

顎脚綱と呼ばれる,ケンミジンコや貝形虫などを含む仲間です.
 

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貝殻のように見える殻板を取り除き,根元をつまむと,

ツルのような曼脚を広げた様子が確認できます.
 

これは,カニなどの一番目立つ脚に該当する部分で,胸脚と呼ばれます.

この曼脚を殻の隙間から出して,水中の食べ物を捕獲します.
 

これが上を向いているということを考えると,

フジツボの殻の中での奇妙な姿勢分かってきます.
 

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これは,カメノテの体内から取り出した卵です.
 

やや発生が進んでいるようでした.この後ノープリウス,キプリス幼生と姿を変えていき,

最終的に岩に張り付く生活を送るようになります.
 

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関学の実習では,実習担当の助手の方も来られます.

お世話になった加藤さんです.濾過海水を作っています
 

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一日目から,夜遅くまで実習が続きました