動物分類学会が終わった直後,
若手分類学者の集い主催の,
動物命名規約の輪読会に参加してきました。
科博からほど近い,筑波研修センターにて行われました。
実は毎年,輪読会の開催場所探しには苦労するのですが,
さすが科学の街つくばですね.研究場所には事欠かないようです.
こんな風に団体名が表記されると,なかなか風格が出てくる気がしますね。
分類学会からそのまま参加するもの,
この勉強会のために集まったもの,
学生から研究員までさまざまな(気持ちが)若手14名が集いました。
こちらはサンプルのやりとり中.
分類学者が集うと必ずこういうことが起こります.
JAMSTECの伊勢戸さん,東大の瀬尾さん,早稲田大の生野さん.
ここには写っておりませんが,科博の神保さんが今回の世話人を引き受けてくださいました.
感謝です。
輪読を行うにはまず体力から。
ということで,挨拶もそこそにお食事タイムです.
研修センターは三食付きです.
安心して勉強に励めます。
こちらが輪読会のスケジュール.
ご覧のとおり,なかなかのハードスケジュールです.
本輪読会では,全員が完全に規約が納得できるまで,
時間を忘れてあーだこーだと議論を続けるのです.
各規約の担当者が作ったレジュメ.
それぞれが規約と格闘した汗と涙の結晶です.
これが手に入るだけでも集った価値があるというものです.
食事と入浴後も輪読は続きます.
時には議論が白熱することもあり,
非常にアカデミックな雰囲気です.
みんなで和気あいあいと語り合いながら,
輪読の夜は更けていきましたとさ.
続く.