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DNA抽出

海産無脊椎動物分子系統学実習⑤

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切り出した組織にタンパク質溶解酵素を加え,
 

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ブロックインキュベーターで温めること1時間.
 

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DNA変性させ,フィルターのグラスファイバーに吸着できる状態にします.

この作業によってDNA以外の組織が洗い流されます.
 

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M2の凌君です.

この一年間で分子系統解析のテクニックを付けて,

頼れるTAとして活躍してくれました
 

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サンプルを遠心しフィルターを通します.

それぞれのサンプルの数を計算しないと対象に配置できないため,

慎重に作業が進められます.
 

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合間にチップを詰め替えてくれる凌君
 

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抽出したDNAテンプレートを使って,いざPCRです

手前の発泡スチロールに氷を入れて,氷上で作業をします.
 

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試薬を混ぜ合わせたら,いよいよPCRです.

サーマルサイクラ―にセットして数時間放置



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夜は担当の中野先生のお話「カサガイの生物学」で締めです.
 

ここまでくれば折り返しです


海産無脊椎動物分子系統学実習④

分子実習レポです.

今回は5つのテーマが用意されました.
 

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①カメノテ,フジツボなど様々な基質に付着したコガモガイ.

付着基質の違いと系統の相関を見ます.
 

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慎重に軟体部だけを殻から取り除きます.
 

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とれましたね!後は足の部分を切り取り,DNA抽出に使います.
 

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体の残った部分は,証拠標本として残します.
 

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②お次はプランクトン.事前に河村博士が仕分けてくださいました.

様々な動物群から一種選び,その系統的な位置や,

親の同定を試みます.
 

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③事前に内之浦で採集したタカノケフサイソガニとケフサイソガニです.

形態的に非常によく似た二種のDNA配列を比較します.
 

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河村博士による分類法の講義.
 

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こちらは足の筋肉からDNAを抽出です
 

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④お次はおなじみのナガウニです.

日本に生息していると言われる4種のナガウニのDNA配列を調べます.

今回は,これまで手に入らなかった南方性のリュウキュウナガウニが手に入りました

瀬戸OG(現:OIST)の座安さんが採集してくださいました.
 

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解剖し,体の中にある管足の根元(瓶嚢)の列を取り出します.
 

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⑤カイヤドリウミグモ

カイヤドリウミグモの系統的な位置を確かめると共に,

産地による遺伝的な違いを検証します.