最近,うみうし通信の(ほぼ)全刊を手に入れました.
何かの折にチラ読みしているのですが,
これ,油断すると読みふけってしまいますね.
とても面白いです.
私のお気に入りは「フランツ・ドフラインの『東亜紀行』」の訳です.
ドイツの動物学者のドフラインが,100年以上昔の明治時代に来日し,
仙台や三崎に滞在して海洋生物の研究をされた様子が時に叙情的に記されています.
動物の記録だけでなく,当時の日本の社会や日本人とのやり取りが興味を引きます.
まだ半分くらい未読部が残っています.
海洋生物研究者におススメです.
この秋のプチ読書にいかがでしょうか.