メイオベントスの次は軟体動物(主に巻貝類)の解剖です.
担当は中野先生です.
まずは海で採ってきた貝類の同定です.
今回は実施日の潮が悪いということもあり,事前にシュノーケリングで採ってきたものもあります.
図鑑を片手に名前を調べます.
最近武者修行で解剖スキルを身に付けた凌君が大活躍です
専門のカサガイの解剖のデモンストレーションを行いました.
黒いマットと針を使って固定してから解剖していきます.
プロですね~.
カコボラが抱いていた卵の中の赤ちゃんが,
危機を感じたためか,一斉に孵化して泳ぎ出しました.
茶色の小さい粒粒が全て幼生です
この後スタッフによって大海原に返されました.
こちらはメインサブジェクトの解剖.
まずは軟体部を取り出すために,殻ごと茹でる必要があります.
この茹でる時間は貝殻の形や大きさによって様々です.
TAの吉川君が大活躍
解剖して,歯舌(細い紐状のもの)の構造を見るのが目的です.
これは巻貝やヒザラガイなどに特異的な器官ですが,
それぞれのグループの食性と形態の関係を探ります.
余裕の観察中.
余裕の観察中②.
それぞれに気に入った分類群の観察ができたようです