調査二日目
この日はやや風が出てきたので,湾内での調査となりました.
なるべく時間短縮で行うために,このスミス・マッキンタイアー採泥器を使いました
水深が浅いので,落としたと思ったらすぐに上がってきます.
下の半円筒状の部分に,海底の泥や砂が入ってくる仕組みです.
こちらが採集された基質.
なんとウミヒルモがそのまんまの状態で入ってきました
次は,基質採集用のドレッジです.
投入
おや,なんだかよく曳いているようですねえ.
あ!岩か何かに引っかかって,繋いでいたロープの一部が切れたようです.
命綱と呼ばれる綱が機能して,ひっくりかえって上がってきました.
こちらがワイヤーが切れた部分.
ヒューズワイヤーと呼ばれ,負担がかかるとここが切れて,
船にダメージが伝わらない仕組みになっています.
二回目でもやはりヒューズが切れていました.
が,中身の砂を保持して帰ってきてくれました
この中には貴重な生物がはいっていましたよ
こちらが引っかかったドレッジの底面.
岩に引っかかったと思われる部分が,
少し曲がっているのがお分かりでしょうか.
そして,帰ってきてみんなでソーティングです.
参加者のみなさん,お手伝いいただきありがとうございました