年末年始にかけて採集してきたクモヒトデの同定(種名を調べること)を行っています.
顕微鏡でのぞきながら,文献と比較.
一見同じように見えるクモヒトデですが,
顕微鏡で観察すると,その形の多様性に驚きます.
同定した標本に耐水紙のラベルを入れて,
瓶に整理.
仮番号を付けて,整理をしていきます.
最終的には,博物館相当施設に収めて,研究に活かします.
分子実験も嫌いではないですが,
私の場合,いろいろな疑問が湧いくるのは検鏡している時です.
なかなか時間がとれないこともありますが,
こうしてクモヒトデ研究に携わる時間は幸せで落ち着きます.
そんな小さな幸せを噛みしめる冬の夜更けでした.