まだまだお見せしたい写真はありますが,
そろそろ水中写真はこれでおしまいにいたしましょう.
藻場に横たわるハネジナマコ.
これはスギミドリイシとかいう種類のサンゴでしょうか?
大きなテーブルサンゴ.
塊状のサンゴ.
様々な形のサンゴが目を楽しませてくれました.
こんな風にカンザシゴカイの巣になっていたり,
魚の隠れ家になっていたりと,生物多様性の基礎を支える重要なサンゴです.
最近,人工的な移入による珊瑚の保全活動が見られますが,
サンゴは無性生殖と有性生殖を行うため,
例えばサンゴの採集地点をうまくばらつかせないと,
移入元が全て無性生殖によるクローンだけということも考えられます.
その場合は有性生殖で次の世代が残せないため,
最近は,網羅的な遺伝子解析で,
移入元のサンゴの由来を調べる技術が発達しつつあるようです.
いつまでもこんな美しい海藻とサンゴのコラボレーションがみられる海であるとよいですね.
続く.