それでは,伊良部島の生物たちをご紹介します
海草に紛れていたヒトデ.
死サンゴにはたくさんの生物が固着しています.
ウミシダや...
おそらくもう生殖時期が終わりかけですが,
必死に固着しているウミウチワの仲間.
海草が途切れると,砂地にちらほらとサンゴ塊が現れます.
かぼちゃみたいなヒダ状のサンゴ.
サンゴの形はやはり見ていて多様です.
枝状,ヒダ状,塊状...
おや,遠くの方に何かが見えます.
キノコが花粉をまき散らしているわけではありません.
何らかの調査で打ち込まれた杭の先端にサンゴが定着し,
魚の住処になっているようです.
私が近づいていくと,サンゴの中に隠れてしまいました.
外からサンゴをつんつんしてみても逃げません.
どうやら相当頼りにしている隠れ家のようです.
しばらくじーっとみていると,こちらの様子をうかがうようにそーっと出てきていました
今回の調査で,サンゴと生物多様性の関係の一端が見えたような気がします.
様々な生物を育んでいるサンゴは,まさに海のゆりかごなのかもしれませんね.
何より,見た目に美しいサンゴは,それだけでも守る価値のあるものだと実感できました.
続く.