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UMISAWA2その⑨

うみさわ会番外編

~魅惑のオフショット集~

うみさわの神髄は採集だけでなく,

日常の風景の中にあります.

誰が最も「さわやか」なのか?

この永遠のテーマへの挑戦も,

実はうみさわの裏の趣旨でもあるのです.



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夕暮れの千畳敷にて,地学出身の田中博士や,千徳博士による地層の解説中.

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断崖の向こう側の三人衆.

「Check it out!!」

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最近公園化した番所山の展望広場にて.

これはかなりうみさわ指数が高い写真です.

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メイオベントスを見つめる人たち.

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非常に男前に撮れてます。

うみさわですね.

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最後に記念撮影.

まだまだ面白写真はたくさんあるのですが,

今回はこれくらいにしておきます.

みなさん本当にうみさわでした.

今回の参加メンバーは以下の通りです.

広瀬雅人 東京大学大気海洋研究所 特任助教(コケムシ類)
田中隼人 広島大学生物圏科学研究科 学振PD(貝形虫類)
太田悠造 滋賀県立琵琶湖博物館 特別研究員(ウミクワガタ類)
角井敬知 北海道大学理学研究院 研究員(タナイス類)
山崎博史 琉球大学理学部 ポスドク研究員(トゲカワムシ類)
吉田隆太 琉球大学理工学研究科 博士研究員(フクロムシ類)
藤本心太 京都大学理学研究科 D2(クマムシ類・コウラムシ類)
安岡法子 奈良女子大学人間文化研究科 M2(カキ類・カクレガニ類)
泉貴人 東京大学理学系研究科 M1(イソギンチャク類)
杉本雄祐 大阪市立大学理学部 B4(サンゴ類)
竹本亨世 大阪市立大学理学部 B4(サンゴ類)
久一沙彩 大阪市立大学理学部 B4(サンゴ類)
千徳明日香 瀬戸臨海実験所 学振PD(サンゴ類)
岡西政典 瀬戸臨海実験所研究員(クモヒトデ類)
中山凌 瀬戸臨海実験所 M2(カサガイ類)
中町健 瀬戸臨海実験所 M1(コツブムシ類)
+受け入れ教員を中野先生(カサガイ類)と宮崎勝巳(ウミグモ類)

 

ご覧のとおり,多岐にわたる動物群を専門とする猛者たちが全国から集まってくれました.

少なくとも海産無脊椎動物の分類コミュニティにおいては,

一昔前までは,採集といえば研究室単位で行われることが多く,

他の機関や研究室研究者同士での合同の機会は少なかったように思います.

ですが,実は他の動物研究者との交流や,野外での知見の交換などが,

自らの対象生物の研究にとって有益であることも少なくありません.

また,同じ場所で採集を行っても,

それぞれの研究者の目線でみれば違う生き物が採れています.

すなわち,合同採集は,採集成果的にも,学術的にも有益な,優れた方法と言えるでしょう.

今回の,そしてこれからのうみさわ会でも,

このような生産性の高い採集が行われることを願っております.

そして願わくば,それらに果てしない「笑い」があらんことを...

最後になりましたが,今回のうみさわ参加メンバー,

調査船を出してくださった実験所の技術職員の皆さん,

そして研究代表者となってくださり,

サポートを行ってくださった実験所の教員の皆様に心よりお礼を申し上げます.

ありがとうございました!