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科研費の審査結果が開示されました

同僚の千徳博士も書かれているようなので、

私も科研の結果について書いてみます。

私も、彼女と同じ分野で申請して、

結果は惜しくも不採択でした…。

不採択の中での順位はA

結果

このカテゴリーには三人くらいしか居ないはずなので、

日本の若手の層位・古生物に申請した惜しかった三人のうち、

なんと二人が瀬戸臨海にいるということになります。

詳しくは千徳博士の記事にも書かれていますが、

①研究課題の学術的重要性・妥当性
②研究計画・方法の妥当性
③研究課題の独創性及び革新性
④研究課題の波及効果及び普遍性
⑤研究遂行能力及び研究環境の適切性

のうち、平均点を上回った項目は2つでしたが、

評価が低めの項目もあったので、一長一短がはっきりしていました。

不十分と判断された項目は

・学術的に見て、推進すべき重要な研究課題であるか
・当該研究分野もしくは関連研究分野の進展に対する大きな貢献、新しい学問分野の開拓等、学術的な波及効果が期待できるか

の二点。つまり、私の方は

「もっと研究の面白さと波及効果をアピールしなさい!」

と言われたようなものでしょうか。

反面、研究の遂行能力などはかなり高く評価されたようです。

ということで、悔しい結果となってしまいましたが、

これで改善点が浮き彫りになりました。

ちなみに、私は「生物多様性・分類」という分野で去年も申請しましたが、

今回「層位・古生物」での方が高評価がいただけて

(ちょっと複雑な気持ちでもありますが…。)

嬉しくもありました。

今後も新たな分野の知見も取り入れつつ、研究を発展させていきます。