我々の論説が、日本動物分類学会誌「タクサ」に出版されました。
岡西政典*, 加藤哲哉, 宮崎勝己 (2014)
瀬戸臨海実験所の教育と研究における分類学の重要性―時岡隆先生と臨海実習に注目して― A focus on Takasi Tokioka (1913―2001) and short training course in marine biology: The importance of the taxonomy for education and research at the Seto Marine Biological Laboratory.
タクサ. 日本動物分類学会誌. 36: 1-5.
本論説は、2013年9月に開催された日本動物分類学会シンポジウム
「臨海実験所と動物学研究」で私が講演した内容を文章にまとめたものです。
2013年に生誕100周年を迎えられた時岡隆先生の一生を振り返り、
瀬戸臨海実験における分類学および生物学教育に対する貢献につ いて紹介しています。
また、実験所で開催されている近畿一円の大学の臨海実習に注目し、
動物学教育における臨海実習の意義と分類学の重要性について述べています。
私の現在の職務である、臨海実習における教育活動を、
文章に残せてとても嬉しい限りです。
本論文を執筆するに辺り、
資料等をご提供いただいた時岡先生のご遺族、
河村真理子博士、
並びに、建設的なコメントを下さったSMBLの
宮﨑勝己先生、加藤哲哉博士、
ありがとうございました!