京大実習レポート第四弾
今回は軟体動物の解剖です
まずは番所崎で貝(二枚貝はダメ)を採る
水族館の取水口でも採る
今回の目的は,貝類の歯舌の観察です.
体内にある歯舌をとりだすため,
肉抜きという技術を使います.
要するに茹でて軟体部だけを殻から取り出すのですが,
実はこれが,形態観察,DNA解析の両方を行う上で優れた方法なのです.
以前も紹介したマツバガイ(カサガイ)の軟体部.
これは何かといいますと...
コチラ!タツナミガイは体内に歯舌がないなあと思っていたら,
こんな風に唇みたいになっていた構造が,実は歯舌だったようで,
これを取り出して観察してみると,ちゃんと歯舌状のザラザラ構造がみられました.
取り出した歯舌を,電子顕微鏡で観察.
この日はかなり遅くまで観察を続けたようです.
お疲れ様でした