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2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」

2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」⑧

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実習最後のまとめです.

メイオ/マクロベントス,プランクトンを観察して,様々な動物門がみられました.

動物のボディプランのほとんどは海で見る事ができます.

この実習を通して,海産動物の多様性を学んでもらえればうれしいですね.



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実習の最終日は恒例のウミウシフィギュア進呈



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早速ストラップを携帯に装着してくれました



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最後の最後は打ち上げです



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本当にお疲れ様でした!


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」⑦

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メイオベントスのお次はプランクトン採集です.

北浜で河村博士によるプランクトンネットの使い方の講義を行っていると...
 

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沖から一隻の船がやってきたではありませんか.
 

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実験所のゾエアでした

技官さんが沖のプランクトンを採ってくださったのでした
 

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ということで再開.一通りの説明が済んだあと,
 

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実習生に実践してもらいました.投げる
 

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投げる
 

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皆さんいい投げっぷりでした.さて何が採れたのでしょうか.


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」⑥

畠島磯観察の次は,メイオベントス観察です
 

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まずは白浜に行って砂を掘ります.



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海水が出てきます.この部分の砂を持ち帰ります.
 

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岸壁のフジツボを採ります.
 

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これらの砂やフジツボについている微小なベントスを洗い出しによって濃縮します
 

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砂に海水を入れ,(水がこぼれないように)とにかく力いっぱい撹拌
 

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十秒ほどして,ゴミが沈降したら,上澄みを0.063 mmのネットで濾します.

これを3回ほど繰り返せば,ネットの中に微小な生物が残るという仕組みです.
 

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後ろでは,海岸で拾った海藻も同様に洗い出しをしました.

果たしていいメイオは採れたのでしょうか?


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」➄

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畠島の生き物の観察です.
 

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図鑑を見ながら,あーだこーだと悩みながら同定を進めることで,

その生き物の特徴が頭に入ってきます.
 

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ある程度同定が進んだところで,各動物門ごとに説明をしていきます.

特異な分類群は研究員も担当.刺胞動物は河村博士が説明し,
 

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棘皮動物は私が説明させてもらいました.
 

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その他の分類群は全て宮崎先生がご説明(すごい!).
 

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最終的に一日の採集で85種の動物を見つける事ができました


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」④

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晴天ではないものの,雨がなく気温も適度で,

なかなかの磯観察日和でした.
 

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積極的に生物を探しています
 

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珍しい生物を見つけたら宮﨑先生に報告!
 

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今回見つけた生物その①「ユズダマカイメンの類」
 

一瞬ホヤと間違えるのですが,カイメンにしては珍しく個体性や,

表面の突起構造がはっきりしているので,

他のカイメンに比べて比較的区別がつきやすい類です.

ただし,正確な種の同定には,体の中の骨片の形をつぶさに観察する必要があります.
 

生物その②「ナガミル」
 

そろそろ海藻も終わりの時期なのですが,まだいくつか海藻がみられました.

中には人の背丈ほどに成長した緑藻のミルまでみられました.
 

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潮もよく引いています.

有意義な畠島での磯観察となりました.


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」③

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心配されていた天気も何とかもち,畠島へ渡れることになりました
 

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何故かスミキン採泥器が搭載されています.
 

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途中の航路で落とします
 

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実は有孔虫をご専門にされている,

大阪教育大学の廣木先生がサンプリングをされるということで,

その様子を学生に見てもらおうという試みでした.

それにしても廣木先生はプロフェッショナルで,

スミキンのサンプルさばきは見事なものでした.

見習いたいものです.
 

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ということで,紆余曲折を経て畠島へ到着

果たしてどんな生物に巡り合えるのか.


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」②

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ホールスライドグラス(真ん中に半球状の穴が開いたスライドグラス)では,

深さの差によって卵の観察がしにくくなる場合があるため,

このようにテープで一様な深さの隙間を作り,そこで卵の観察を行います. 
 

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コシダカウニの受精卵.卵黄が透明な上に,

受精膜がよくわかるので臨海実習で重宝するウニです.
 

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ウニの受精卵の観察の後は水族館見学です.

まずは生物の系統樹を頭にいれつつ,
 

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バックヤードを見学します.

無脊椎動物をうまく飼育するための工夫がそこここに張り巡らされています.
 

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例えばこの水槽ではサンゴを飼育するための仕掛けがあります.

気になった方は,白浜水族館の解説ツアーに是非お越しください.
 

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大型魚類の大水槽では,丁度タイミングよく餌やり体験ができました

便宜を図ってくださった飼育員の加藤さん,ありがとうございました!
 

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こちらは最近リニューアルしたピカピカの標本室です

白浜周辺の動物の標本が連綿と保存されています.
 

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最後に,テラスから実験所前の海をながめました.
 

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...残念ながら,天気はあまり芳しくないようですが,

回復を期待しつつ,その後のカリキュラムをこなしましょう


2015年6月30日~7月4日「臨海実習(大阪教育大学)」

2015年6月30日~7月4日にかけて,

大阪教育大学教育学部の臨海実習が開催されました.
 

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講師は宮崎先生です.まずはウニの受精を行い,実習を通じて発生段階を見られるようにします.
 

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各自水槽から事前採集してあるウニを 取り出し,
 

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塩化アセチルコリンを注射して放精・放卵を促します.

今回使ったのはこのコシダカウニと,
 

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こちらのムラサキウニです.どちらもこの時期が生殖期です.

コシダカウニの方が卵黄が透明で胚発生の観察がしやすいのですが,

どちらかというと実験の成功度は低めです.

今回は両方ともうまくいきました
 

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放卵の様子を観察中.ウニが瓶の中に落ちないように注意
 

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 この部分が口だよー.引率の生田先生にも指導してもらいつつ,

無事に実験が行われました