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2014年9月16日~21日 大阪大学 International College “Marine Biology Field Work”

大阪大学(留学生)臨海実習⑥

 最後の晩餐(BBQ)開始!
 

「我々はバーベキューに対する最大限の準備をしてきた」

とのLukeさんのお言葉通り,
 

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大変豪勢なBBQ大会が催されましたよ!
 

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ソーセージドッグ!
 

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ネギ、豚肉、チーズ、焼き肉のタレを和えたスペシャル料理!
 

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完璧なたこ焼きセット!
 

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Luke先生による完全な采配!
 

おいしいBBQとたこ焼きでおなか一杯になりましたとさ。
 

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よく晴れた一夜明けの朝。

みなさん大阪に帰ります。
 

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最後にウミウシフィギュアのお土産を渡します!
 

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お別れのバスがまいりました。
 

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みなさん、本当にお疲れ様でした!
 
 
 
 
 
 

ということで!!
 
 
 
 
 
 

オフショット集まいりましょう!
 

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BBQで美味しい焼き物に群がる人々。

「おかわり!俺も!おかわり!」

ラピ○タでのワンシーンを思い出します。
 

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最終日、外に干していたものを片付けているThorsten先生。
 

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久保田先生には、息抜きにカラオケに連れて行ってもらいました!
 

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地球の住民を熱唱した後、疲れて眠り込んでしまった久保田先生。

お忙しい中、ありがとうございました。
 

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みんなで仲良く観察するワームチームの様子 
 

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アメフラシを観察していたところ、

なんとウミゾウメン(卵塊)の産卵が始まりました!
 

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生き物の神秘を感じますね。

体をくねくね動かして、一生懸命壁面に産み付けていました。
 

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ナガウニは、プルテウス幼生まで進みました!
 

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最後に円月島をバックに記念撮影。
 

みなさん、まじめに頑張ってくれて、教える側も非常に楽しかったです。
 

また瀬戸臨海で生き物を採集してくださいね!


大阪大学(留学生)臨海実習⑤

ドレッジ調査で大槌に来ています.

が,なんと台風の列島直撃の影響で,

調査一日目は研究所待機となりました.
 

ということで,阪大インターナショナル実習も,

いよいよ最終日のレポートです.
 

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最後は十脚類(エビ,カニ)の解剖.

講師はThorsten先生! 
 

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まずは氷の準備.これを何に使うかと言うと...
 

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このようにタイワンガザミを氷漬けにします!

初めは暴れまくっていますが...
 

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シーン・・・なんと大人しくなりました!

ガザミにはこの方法で麻酔をするらしいです!
 

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カニ採りに挑戦!
 

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悪戦苦闘中...
 

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一丁上がり!彼はこの実習でガザミ採りを極めたようです.
 

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いざ解剖開始!
 

ヤドカリと同じように,体の表面の付属肢から順番に外していきます.

しかし,例えば顎などの構造は体の内側に入り込んでいる部分もあるので,

表面にあるものが体の前側とは限りません.
 

解剖によって,体節の配置を理解してもらうという仕組みです.
 

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Thorsten先生による実演.

顎の付属肢は,体の内側にある鰓とつながっているので,

切れないように慎重に! 
 

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だいぶ解剖がおわりました!

取り出した付属肢を紙の上に順番に並べていくと,理解が早くなります.
 

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解剖が終了し,ついに最後は研究発表です.
 

この実習中にそれぞれの班が調べた分類群について,

動物の中での系統的な位置,系統内の分類体系,

人との関わりなどを発表してもらいます.
 

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我々も審査に加わりました.

様々な審査項目が用意されています.

内容だけでなく,プレゼンの方法などの採点基準も細かく示されています.
 

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海綿,刺胞,扁形,環形,ヒモムシ,コケムシ,などなど...


 

一般的には珍しいと言われる分類群も含まれていましたが,

本物の標本の回覧や,

時には豪快な(?)ボディランゲージなどを含めて

非常にわかりやすく発表してくれました.
 

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勿論棘皮動物の発表も行われました.
 

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門内の系統の説明にウミシダが含まれていないのが珠に傷でしたが,

細かい種なども検討されており,

関心する出来でした!
 

本発表では,必ず白浜生物データベースの更新状況についても発表します.

データベースの種数はどんどん増えていくわけですが,

毎年必ず新しい発見があります.

白浜の豊かな生物相を,ここでも実感できます.
 

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ついに全実習課題終了です! 
 

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最後に,実習の片付けをしておしまいです.
 

おつかれさまでした!

 


大阪大学(留学生)臨海実習④

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みなさん,これ
 

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なんだと思いますか?
 

答えは彼ら!フナムシの行動実験に使う迷路です!
 

フナムシは甲殻亜門の等脚類に属しますが,

この仲間には行動学の実験によく使われている者がいます.
 

それはダンゴムシです.
 

ダンゴムシは,曲がり角だらけの迷路を進ませると,あるT字路にあたった時,

前にあたった方向とは反対方向に進む,すなわちジグザグ行動をとることが,

様々な実験から明らかにされています.
 

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そこで,その辺の海岸にわんさかいるダンゴムシの親戚のフナムシを捕まえ,

このようなアルミホイルで作った迷路を進ませることで,ジグザグ行動の有無や,

あったとしてその行動学的な意義を解明しようという実験です.
 

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講師はClement先生です!
 

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まずはサンプルを取らねば話になりません.

北浜のすぐそばの岩礁地帯が,フナムシの恰好の採集場所です!
 

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ふふふ,なかなか生きのいいのが採れましたよ!
 

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 入口からフナムシを走らせます.
 

ダンゴムシの場合はどちらかの足が疲れてしまわないために,

ジグザグに走るという考察がなされているそうですが,

フナムシではどうでしょうか?
 

外敵(危険)からより遠く逃げるためと考えることもできます.

果たしてどんな結果が出たのでしょうか?
 

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 夜はデータベースの更新作業です.

多毛類の同定に耐える写真(頭部を含む)を撮るために,

顕微鏡に繋いだカメラで頑張りますが...
 

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動きまくるせいで...
 

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なかなかうまく撮れません(笑)
 

自然相手の難しさですね.

※このあとスタッフから麻酔(MgCl2)が提案され,無事撮影できました.
 
 
 

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先生方も頑張ります.コケムシの種類がわからない...

どんなに図鑑を探しても同定できませんでした.

こんな動物も探せばいくらでも出てきます.
 

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棘皮班もせっせと同定&データベースへの入力に打ち込みます.
 

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おお,クモヒトデのデータを入力しています!

これで白浜におけるクモヒトデの人類の知見が一歩前進しました!
 

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 作業は夜遅くまで続きましたとさ.
 
 

続く.


大阪大学(留学生)臨海実習③

 

 

皆さんの努力の甲斐あって,畠島ではいろいろと珍しい生物が採れましたよ!

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ギンカクラゲ.
 

これで一個体かと思いきやなんと群体性のヒドロクラゲで,

真ん中の気胞体と呼ばれる部分に多数のポリプがぶら下っているのだそうです.

ちょっとボロボロになってしまっていますが,よくこんな小さなものを見つけましたね!
 

甲殻類に挟まれて窮屈そうなカツオノエボシ.

触手が未熟なの失くしたのか,ほとんど気胞体の部分(烏帽子)しか残っていませんね.

猛毒のクラゲなので,触手には触れないよう注意!
 

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 ガンガゼの撮影会.

かつてこれほどガンガゼに注目が集まったことがあっただろうか.
 

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畠島の次はウニの発生実習です!
 

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さすがのムラサキウニさんもそろそろ生殖時期が終わりかけ.

ということで,ツマジロナガウニさんの出番です!
 

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阪大の鈴木さんによる精子混入実験.

受精膜が上がるのを観察してもらいます.
 

未受精卵の表面に精子が到達すると,原形質膜と卵膜の間に空間(囲卵腔)ができ,

原形質膜の内側にある表層粒が爆発的に膨張し,

その内部にあった受精膜形成物質が囲卵腔に流れ込んで,

卵膜に内側から作用し,物理的にも化学的にも強固な受精膜が形成されるという仕組みです.
 

何の事かさっぱりわからんという人は,

公開臨海実習にイイね!を押して参加しましょう!
 

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ウニの精子を求める長蛇の列.

かつてこれほど(以下略
 

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実習課題は山積みです!
 

お次はウニの解剖実習.まずトゲを鋏やピンセットで取り除いた後,

歯ブラシで丁寧に表皮を磨いてやります.
 

あまり知られていませんが,ウニやヒトデを含む棘皮動物は,

体の外側が必ず薄い皮でおおわれています.

そういう意味では,実は厳密にいうとウニのトゲなどは外骨格にも見えますが,

内骨格であるともいえるのです.
 

生物学辞典などを見ても,その辺りの決着は実はついていないそうです.
 

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丁寧に計測中.
 

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そして,ヤスリで赤道面を削って,横方向に開いてやると,

体内の構造がよく見えます.
 

時間がないときは鋏などで一気に割ってしまいますが,

ウニの内臓は殻の内部に裏打ちされているので,

それだと内臓を傷つける恐れがあります.
 

実はヤスリで外側から削ってやるのが,最もダメージが少なく内部形態を観察できる方法なのです.
 

続く.


大阪大学(留学生)臨海実習②

 阪大インターナショナルカレッジ臨海実習レポート! 
 

 

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水族館見学の後,もう一度浜に向かいました. 
 

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やはり潮は高いです.

Luke先生もシュノーケリングで生き物を探しますが... 
 

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結果はこの写真が表しています.

タイトルは「黄昏」とでもしましょうか(笑) 
 

翌日は畠島です!たくさん生き物を採りましょう! 
 

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夕方はウニの発生の予備講義.

山田先生による,ツマジロナガウニの発生の説明です. 
 

山田先生は,私の北大時代の講座の先輩にあたるそうです! 
 

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その後はデータベース入力の準備.

この実習では,採集した生物のリストをデータベース化しており,

毎年の実習で成果がアップデートされていきます.  
 

Thorstenさんのデータべ―スはコチラ
 

現在200種以上が登録されています.
 

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さて翌日は畠島へ!
 

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分室でいつもの畠島の説明.

今回は私が担当しました.
 

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海岸へGO!天気は抜群ですよ!


 

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と思ったらやっぱり潮が高い!

そもそも干潮が早朝なので,徐々に満ちいく中でのスタートとなりました.
 

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しかし彼らは潜るのです!潜れば潮はあまり関係ありません!
 

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Luke先生が頑張ってナマコを採集してくださいました!

Domo Arigato!
 

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空がもう秋色ですねー.
 

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磯観察終了後,一息つく指導側の面々.
 

   

対照的に迎船ギリギリまで水につかる学生たち.

(おや,Luke先生の姿も...)


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そうこうしているうちにお迎えが来ました.

さあ実験所に戻りましょうね!
 

続く.

 


大阪大学(留学生)臨海実習①

2014年9月16日~21日にかけて,

大阪大学インターナショナルカレッジの臨海実習が開催されました!

全世界津々浦々から,7カ国(教員含む)の人々が集まりました.
 

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実習一日目は単なペーパーテストからスタートです.
 

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代表的な動物門の,現在の大系統の記述テストですって!

これをすらすら書いていく学生さん(一回生)たち.

暗記だとしても天晴です.
 

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そして久保田先生の磯観察講義開始!

もう何度もこの講義を担当されているそうで,英語の授業もお手のものです.

大変勉強になります.
 

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北浜で磯観察の図.やや波が高かったのですが,

その甲斐あって漂着物がいろいろと流れ着いていました.

久保田先生もご満悦のご様子!
 

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しかし,潮も高かった!

いつもは番所崎を簡単に一周できるのですが,

「こりゃ全然だめだ!」


 

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ということで,普段はあまり来ない実験所の北東部に来てみました.
 

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教員のHenrich先生が潜る!

この実習では皆潜りまくります!
 

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採集物の解説.教員のUeda-Sarson先生(右側手前)も興味津々です.
 

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お次は標本での動物の説明.
 

我々が整理した標本が活用されています!

実は去年,標本瓶が劣化により危険な状態であることが判明したのがこの実習の時でした,

今年の冬に整備を行いました.
 

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水族館で,動物の系統関係の説明.

いつもながら良くできた系統樹です.
 

実習を通して動物のグループごとに班分けがされ,

最後に分類群ごとに研究発表を行ってもらいます.

白浜水族館には多種多様な海産無脊椎動物が飼育展示されていますので,

皆,自分の担当の分類群を一生懸命勉強していました.


 

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オニヒトデを撮影するタイ出身のPasin君.

実は彼は棘皮動物グループ(私が指導担当)の一員です.
 

インターナショナルな実習の幕開けです!