さてさて,和歌山大学臨海実習も折り返し地点です.
ウツボやハゼなど,魚類中心に行われた心電図測定ですが...
むむ,電極に何やらフックのようなものを通しています.
なんとケブカガニに針を通し,心電図を測定しようという試みです
はじめは表面にテープで電極をくっつけようとしたらしいのですが,
なかなかうまくいかなかったため,針に切り替えたそうです.
何事も工夫が必要ということですね.
※ちなみに,これくらいではカニは死にません.
生物ごとに違った波形が見られます.
魚類はしっかりした拍動の様子が観察できましたが,
無脊椎動物はノイズが多く,なかなかしっかりした結果は出なかったようです.
なぜ,同じく心臓を持つのに脊椎とは違った結果になってしまうのか.
興味深い課題ですね.
心電図の次はプランクトン
集魚灯によって来たプランクトンを網で集めて...
顕微鏡で観察
カイアシ,渦鞭毛藻,ゾエア幼生...
プランクトンの形はバライエティに富んでおり,
いつも我々の目を楽しませてくれますね.