江津良でシュノーケリングの生物シリーズもそろそろ終わりにしましょう.
最後は棘皮動物と軟体動物です.
石をひっくり返すとアカクモヒトデがいました.
目立つし個体数もそれなりに多いので,初心者向きです.
これもアカクモヒトデと生息地や生態が似ているクロクモヒトデ(多分)
ウデナガクモヒトデ.名前の通り腕が非常に長く,
且つ自切しやすいので,完品を得るのが少し難しい.
因みにクモヒトデの採集の方法ですが,腕を引っ張ったりするのでなく,
盤をやさしく手で包み込んでみてください.
そうすると,手の中に自ら収まってくれます.
石などの隙間に入り込もうとする習性を利用した採集法です.
タコノマクラもいました.砂の中に潜っている事が多いのですが,
運よく石の隙間に見つけることができました.
ホンナガウニ?
白浜では小型の個体が多いのですが,これは結構大型でした.
トラフナマコでしょうか.
イソナマコに少し似ていますが,こちらの方が柔らかめ.
砂の上にコロッとマガキガイ.
目を出している様がミギーそっくりなのですが,
残念ながらちょっとさわると警戒して引っ込んでしまいました.
最後に,カコボラが産卵していました.
砂の中に産み付けようとしていたところを採ってしまいました.
その後,元気なベリジャーが飛び出してきたので,海に帰してあげました.