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日本古生物学会例会に行ってきました①

       1月24-26に兵庫県立人と自然の博物館で開催された

日本古生物学会の例会に初参加してきました!
 

 

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到着日(24日)古生物学会がホームの千徳博士と

入口でパシャリ。
 

 

異常巻アンモナイト(Nipponites)が会場の古生物感を高めています。
 

 

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翌日はポスター発表です。

鳥取博物館の徳田学芸員(千徳博士の先輩)が張り出しを手伝ってくださいました!
 

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次は千徳博士のポスターの張り出しです。
 

 

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一方私は、仕上げに小ネタのミニポスターを張って完成!
 

 

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この日は特別シンポジウムが。

タイトル「古生代化石研究の最前線」
 

 

動物学会や動物分類学会では聞けない話ばかりで、

すっかり楽しんでしまいました!
 

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その後は懇親会。

たくさんの古生物の方と知り合いになりました!
 

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懇親会後、

千徳博士の出身研究室の

江崎洋一先生(大阪市大)の研究室の練習発表に参加させてもらいました。
 

 

皆真剣です!
 

 

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その後は夜景のステキな部屋で飲み直し。

明日はいよいよ発表です!!


標本整理②

標本整理のお話です。

海産動物の標本は、①乾燥標本と②液浸標本に大別されます.

読んだまま、①は乾燥させた標本で、②は液に漬けた標本です。

生物の種類によって適当な標本状態は違いますが、海産標本の場合は、液浸にしておく事が多いです。

液浸に使われる主な液は、ズバリ、ホルマリンとエタノールです!

今日はまずエタノール標本についてご説明を。

【エタノール】

・脱水によって加水分解酵素の働きを止めることで、

固定(生物を生体に近い状態に保つこと)する。

そのため、柔組織は縮んでしまうことがある。

・そんなに臭くないが、余り多く揮発気体を吸い込むと酔っ払う??

・普通は70%以上の濃度で調整する。
 

とまあ,いろいろな特徴があるのですが、

なんといってもエタノールの特徴は、DNAを保存できるところです。

最近はDNA解析のために、エタノールで標本を作る場合が多くなってきました。

しかし、クラゲなどのように水分が多く脱水によって形が変わるため、

エタノール標本には向いていない生き物もいます。

また、エタノールは脱色作用もあるようです。
 

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例えば、こんなキレイなメナシクモヒトデ(Ophiopsammus anchista)も
 
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このように真っ白に笑
エタノール標本を作るときは、事前の写真撮影が必須です!
次はホルマリンについてお話します。

ニーウー

     みなさん

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 これなんだかわかりますか?

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 なんとこれ

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 ウニのペーパークラフトです!!

大阪市立自然史博物館のミュージアムショップで購入しました。

 

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切り抜いたパーツを組み合わせて完成!

結構頑丈で、握ると少し痛いです。

是非とも五放射版の新作を期待してます!笑


モヅル布団発見

宿泊棟の布団の入れ替えをしていたところ

 

 

奇妙な布団を発見!

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 早速開封

 

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 こ、これは!

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テヅルモヅル!!

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 リアルなテヅルモヅルがうまい具合に模様になっています。

うーん、オキノテヅルモヅル(Gorgonocephalus eucnemis)でしょうか。

標本がないと同定が難しいですね笑

 

ちなみに、モヅルを挟んでいる柄は、どうも「大学」と書かれているようです。

 

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 寝心地も抜群!

 

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今は日干し中!

 

そのうちこれでモヅルの夢を見たいところです。

いや、あんまし見たくないかも…。


てづるもづるとは?①

このブログのタイトルにもなっている「てづるもづる」についてご紹介。

これはユウレイモヅル(Euryale aspera)というテヅルモヅルです。
 

Easpera

そもそも、てづるもづるとは一体何者なのか?
 

まず、よく「サンゴの仲間ですか?」と聞かれます。違います。
 
 

「植物ですか?」と聞かれます。かなり違います。
 
 

てづるもづるは、「棘皮動物門」に属する海産の無脊椎動物です。
 

「門」というのは、この世の動物を、基本的な体の仕組みに基づいて分けた時の単位です。

現在、地球上の100万種を超える動物に名前がつけられていますが、

それらは 30~40くらいの「門」に分けられると考えられています

(この数は研究者によって異なりますが、私は大体32-3門くらいだろうと思っています)。
 

そして門の中にはさらに綱という細かい単位があり、

その中にはさらに目という単位があり… というふうに、地球上の生物は階層状にわけられています。

これは、PC内のファイルをフォルダに階層状に振り分ける作業と似ています.
 

この分類の単位は上から順に界、門、綱、目、科、属、種、という風に分けられています。

てづるもづるは、動物の中では棘皮動物門、クモヒトデ綱、ツルクモヒトデ目というグループに所属しているというわけです。
 

ここで、そもそもクモヒトデって何!?という話になってくると思いますが、

それはまた今後お話いたしましょう。


標本整理①

瀬戸臨海実験所の実習室には、
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様々な標本が保管されているのですが、
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こんな状態で保存液が浸りきっていなかったり
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液が少くなってしまったりしています
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このような標本たちを救うために!
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研究員が立ち上がりましたよ!

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標本整理の様子を、随時アップしていきます。
お楽しみに!

開設

HP をリニューアルして、ブログをメインにしてみました.

クモヒトデという棘皮動物の一グループを研究している,岡西政典のブログです.

今は何もありませんが,少しずつ,クモヒトデや,棘皮動物のことについて記事にしていきたいと思っています.

とりあえず,挨拶がわりにもづるの写真を.

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Astroclon suensoni

今後ともよろしく!